黒酢にんにくがアンチエイジングに効果があるってホント?

黒酢にんにくがアンチエイジングに効果があるってホント?

黒酢にんにくって何?

黒酢にんにくは、その名のとおり黒酢とにんにくを合わせたものをいいます。近年はサプリメントとして販売されていることが多いですが、自分で作ることもでき、さまざまな摂り方があります。

黒酢にんにくはアンチエイジングの効果があるといわれていますが、それ以外にも血圧の低下や便秘解消、ダイエットなど健康全般の効果が期待できます。なぜここまでいろんな効果が期待できるのかというと、黒酢とにんにくに含まれている成分が大きく関係しています。

黒酢には、豊富なアミノ酸が含まれており、それぞれのアミノ酸がアンチエイジングをはじめ健康に働きかけてくれます。たとえば、ロイシン・イソロイシン・バリン。この3つは”分岐鎖アミノ酸”と呼ばれ、筋肉を作り出します。別名BCAAとも呼ばれており、プロテインなど筋肉用サプリメントを飲んでいる方は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

アンチエイジングなら、にんにくに含まれているアリシンと呼ばれる有効成分が、活性酸素を取り除き肌を内側から綺麗にしてくれます。黒酢にんにくには、そんな黒酢とにんにくそれぞれのパワーが豊富なのです。

どんなアンチエイジング効果がある?

ひと口にアンチエイジングといってもさまざまです。ひと言でいうと、”老化を抑える””老化を防ぐ”ことですが、たとえばシミやしわを作らない、肌にハリを与えるなどが代表的。年を取ると、肌に弾力がなくなりシミやしわが目立つようになります。しかしアンチエイジングができていれば、いつまでもハリとツヤがあり、若々しくいられるでしょう。

黒酢にんにくを摂取して一番分かりやすいのが『ターンオーバーの促進』です。ターンオーバーが正常に行われていると、古くなった細胞がスムーズに流れます。代謝も滞らないので、血液の流れも活発になりますし、酸素や栄養素もスムーズに運んでくれるようになります。

黒酢にんにくがアンチエイジングもとい美肌に良いといわれているのはこのためです。

どのように摂取すれば良い?

一番手軽に摂取できるのは、サプリメントになります。1日に決まった量を水でサッと摂るだけで良いので、簡単。食事で摂るとなると毎日続けるのは大変ですし、何より黒酢の酸味やにんにくのニオイを気にしてなかなか摂ることができません。しかしサプリメントならそんな心配がないので、毎日無理なく続けることができます。

ひと口にサプリメントといってもいろんな商品がありますが、人気が高いのは『三黒の美酢』や『サントリー黒酢にんにく』。どちらも国産の黒酢もろみとにんにくを使用しており、安心して摂取できます。また、黒酢の中でももっとも美肌効果や健康効果が高いといわれている黒酢もろみを使用しているので、品質も良く、信頼できます。

・三黒の美酢

1リットルの黒酢から、わずか10gしかとれない希少な黒酢もろみを使用しています。そのため、栄養素も他の黒酢もろみより高く、10倍以上。オーガニックということで、安全性も高いでしょう。またにんにくも、しっかり熟成させた黒にんにくを使用。さらに有精卵黄油も使用しているので、満足できる商品です。

・サントリー黒酢にんにく

手軽に購入でき、黒酢も老舗ブランドである『坂元醸造』のものを使用しているので、非常に贅沢。そのうえ、希少な黒酢もろみを使用していますから、高い効果が期待できるでしょう。にんにくは、福地ホワイト六片を。価格もお手頃なので、はじめての方でも安心です。

サプリメントだけではダメ?

とはいえ、黒酢にんにくサプリメントだけに頼るのはNGです。サプリメントの効果を高めるなら、生活習慣の改善も大切。バランスの良い食生活や、良質な睡眠、適度な運動を心掛けるようにしましょう。

食事なら、『孫子は優しいよ(まごこはやさしいよ)』を意識して。ま:豆類、ご:ごま、こ:米(玄米)、は:わかめ(海藻類)、や:野菜、さ:魚、し:しいたけ(きのこ類)、い:いも類、よ:ヨーグルト(発酵食品)になります。

黒酢にんにくがアンチエイジングに良い理由

黒酢に含まれる美肌成分

黒酢にんにくがアンチエイジングに良いといわれている理由は、黒酢に含まれている美肌成分が関係しています。セリン、シスチン、グリシン、スレオニン、ヒスチジンの5つの成分は、ハリとツヤのある若々しい肌を作り、シミ、しわを防ぎます。

それぞれどんな美肌効果が期待できるのかというと、セリンは肌の水分を保ち、ウイルスや異物から肌を守ります。シスチンはアミノ酸の一種で、メラニン生成によってできたシミを消す働きがあり、グリシンは皮膚のコラーゲンを生成します。シスチン同様アミノ酸で、肌にハリを与える効果があります。スレオニンは、天然保湿成分。ウイルスや細菌などから肌を守り、水分が逃げないように保持します。そして、ヒスチジンは紫外線によるダメージを軽減させる効果があります。そのため、皮膚がんを防ぐ働きもあり、またストレスを緩和するともいわれています。

にんにくに含まれる美肌成分

にんにくには、アリシンと呼ばれる有効成分が含まれています。このアリシンは、高い抗酸化作用を持ち、肌の老化を防いでくれます。アンチエイジングにとって、活性酸素は大敵。もちろん、アンチエイジングに限らず活性酸素はさまざまな不調を引き起こします。ですから、積極的にアリシンを摂取することでいつまでも若々しく健康で美しい肌・体を維持できるというわけです。

黒酢にんにくはどのように摂ればいい?

一番手っ取り早いのがサプリメントです。黒酢とにんにくの良い成分をギュッと凝縮したサプリメントは、一日に必要な成分をバランス良く摂ることができるので、効率良く各美肌成分を体内に取り込むことができます。

サプリメント以外では、黒酢とにんにくをそれぞれ摂る方法や手作り黒酢にんにくなどがあります。黒酢にんにくは、黒酢とにんにくがあれば誰でも簡単に作ることができます。最低でも約2週間漬け込むこと。手作りの黒酢にんにくなら、市販より安全性が高いので、添加物が気になる方は自分で作ってみてください。

どんなアンチエイジング効果があるのか

シミを改善

黒酢にんにくには、高いアンチエイジング効果があるといわれています。それは、黒酢にんにくに含まれている成分が関係しており、特に黒酢には美肌成分がたっぷり。特に目立つのがアミノ酸ですが、豊富な美肌成分が血流を改善し、肌の新陳代謝を高めてくれます。そのため、肌を内側から綺麗にすることができるのでしょう。

肌の新陳代謝が高まると、溜まった老廃物をスムーズに外へと排出するので、メラニンが生成されにくくなります。特にできたばかりのシミであれば、黒酢にんにくでしっかり改善することができるのでしょう。時間が経ったシミは改善まで時間がかかりますが、継続して摂取することで次第に薄くなっていきます。

ちなみに、黒酢に含まれているクエン酸や酢酸が、シミの原因になるメラニン生成を抑える働きがあります。肌の乳酸を分解し、血行の流れを良くすることで余分なものを外へ排出してくれるのです。

うるおいを与える

次にうるおいです。うるおい成分が多いのは、にんにくより黒酢に多く、黒酢に含まれているセリンやスレオニンなどが肌の水分を保ち、内側からうるおいを作り出してくれます。

うるおいのある肌とは、肌の水分量が多いことをいいます。うるおいは年齢とともに失われますが、黒酢にんにくを摂取していれば、いつまでもハリとうるおいのある肌を維持することができるでしょう。

たるみを防ぐ

黒酢にんにくには、活性酸素の促進を抑える働きがあります。そのため、たるみを防ぐ効果も期待でき、いつまでもハリのある肌を維持することができます。

特に黒酢のヒスチジンやにんにくのアリシンに抗酸化作用が期待できます。これらの成分は紫外線による刺激から肌を守り、ウイルスや細菌を寄せつけません。さらに、ストレスの軽減にも役立ち、いつでも体を良い状態に保ってくれます。

黒酢にんにくはサプリメントで摂るのが手軽ですが、黒酢とにんにくを料理に使ってもOK。毎日続けることが大切です。

自家製黒酢にんにくを作ろう

自家製黒酢にんにくが良い理由

手作りのものは、安心して摂ることができます。黒酢にんにくも、手間暇かけて作ったほうが、余分な添加物も入っていないので体に優しいでしょう。また、自家製の場合、”素材が良い”というメリットがあります。もちろん、市販のように厳選したさまざまな素材が含まれているということはありませんが、それでも自然なものを使っているので安全性は高いといえます。

栄養面は市販とそれほど変わりませんが、加工されたものが苦手という方は、一度自家製の黒酢とにんにくを作ってみてはいかがでしょうか。作り方もとても簡単です。

材料と作り方

まず、必要なものを用意します。にんにく・黒酢・密閉容器でOK。黒酢は、もろみ黒酢がおすすめですが、純玄米黒酢やお好みの黒酢で十分です。容器はアルコール消毒をしておくこと。黒酢とにんにくの量ですが、にんにく1房に対し200mlの黒酢になります。あくまで目安なので、多少変動しても問題ありません。

たとえば、にんにくを2房使う場合、黒酢は400ml程度。5房使う場合は、1,000ml程度を用意します。容器は、これらが入るものを選んでください。ぬか漬けや梅干しなどを作る容器であればOK。

にんにくを小分けにしたら、黒酢と一緒に容器に入れます。しっかり密閉したら、直射日光の当たらない場所で約1カ月保管しましょう。にんにくが黄金色になれば完成です。様子を見ながら保管してください。

酸味とニオイが気になる場合

ただ、黒酢にんにくは手作りの場合、市販のものより酸味やニオイが気になります。漬け込むことで、強いニオイは抑えられますが、それでも酸味やニオイが一切なくなるわけではありません。

では、どうすれば酸味やニオイを感じずに黒酢にんにくを摂取できるのでしょうか?そこでおすすめしたいのがサプリメントです。いろんなタイプがありますが、生の黒酢にんにくより酸味やニオイは感じにくいでしょう。

アンチエイジングにおすすめなサプリ3選

くろす美人丸

アンチエイジングに役立つくろす美人丸。にんにくは含まれていませんが、美肌効果のある黒酢が豊富に含まれており、その他生姜や唐辛子で体の中からポカポカ温め血行を促進してくれます。女性の悩みで特に多いのが、冷え性です。くろす美人丸に含まれている黒酢は、血行促進や代謝促進の効果があり、先にも述べたように唐辛子効果で全身を十分温めてくれます。

また、くろす美人丸には栄養機能食品も豊富に含まれています。栄養機能食品とは、ビタミンやミネラルのこと。食事で1日に必要な成分を意味しますが、アンチエイジングにも欠かせません。さらに、アンチエイジングでもっとも重要といわれている抗酸化物質アスタキサンチンも配合され、老化から肌を守ってくれます。

サントリー黒酢にんにく

黒酢とにんにくをWで摂取できるサントリー黒酢にんにく。黒酢ももろみ黒酢を使用しているので、高い効果が期待できます。また黒酢もにんにくも国産なので安心。1日たった2粒で良いので、煩わしさもありません。

黒酢には、必須アミノ酸や酢酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれていることで知られていますが、にんにくには水溶性食物繊維やミネラル、たんぱく質などが豊富です。これらをバランス良く摂取できるのは、サントリー黒酢にんにくだからでしょう。

体の中から健康にすることで、ハリとうるおいのある綺麗な肌を手に入れることができます。

三黒の美酢

こちらのサプリメントも、黒酢とにんにくが同時に摂取できるサプリメントです。黒酢はやはりもろみ黒酢を使用し、にんにくは完熟された黒にんにく。有精卵黄油の3つのパワーで、毎日元気に過ごすことができます。もちろん、体の中から健康になれるので、美肌効果も期待できます。

完熟発酵の黒にんにくには、アミノ酸だけでなくポリフェノールやアルギニンなども豊富。通常のにんにくよりもこれらの量が多いので、しっかり効果を実感することができるのでしょう。

アンチエイジングと生活習慣

適度な運動を取り入れよう

アンチエイジングには、普段の生活習慣も大きく関係してきます。黒酢サプリメントを摂るだけでなく、一度自分の生活習慣を見直してみてください。

まず、適度な運動を心がけましょう。運動不足になると、栄養がきちんと消化されないだけでなく、代謝も悪くなります。またどんなに栄養価の高い食べ物を摂取しても、しっかり効果が発揮されないといわれています。ですから、アンチエイジングには必ず適度な運動を取り入れるようにしてください。

適度な運動といっても分かりにくいかもしれませんが、ウォーキングやストレッチなどが挙げられます。ウォーキングは有酸素運動でもあり、効率良く脂肪を燃焼。代謝を高めることができます。また運動が苦手な人でも続けやすいというメリットがあります。

美肌に良い睡眠とは

アンチエイジングには、”質の良い睡眠”も大事。何もたくさん寝たら良いというわけではありません。大切なのは、どれだけ質が良いか。これがアンチエイジングには欠かせません。

睡眠時間は、7時間程度といわれていますが、あくまで目安です。個々の体内リズムに合わせた睡眠時間を取ることが重要なので、なかには5~6時間でも十分質の良い睡眠が取れている場合もあります。ただ数時間でも良いとはいえ、夜更しはNG。朝方に寝て昼に起きても、質の良い睡眠とはいえません。

また心地良く眠れるように、睡眠前にリラックスすることも大切です。音楽を聴く、ストレッチをする、アロマを焚くなど、自分に合ったリラックス法を見つけてみてください。

規則正しい食生活を

アンチエイジングは、食生活からも可能です。むしろ食べ物を体内に取り込むということは、直接的に肌に関係してきます。不規則な生活を送っていれば、当然肌に良い影響は与えないでしょう。

もちろん、ただ食事をすれば良いというわけではありません。”アンチエイジングに良い”のがポイント。いろんな食材がありますが、おすすめは黒酢・にんにく・キャベツ・大豆(大豆加工食品)・りんごなどです。

アンチエイジングが期待できる食材

黒酢

黒酢にんにくがアンチエイジングに良いといわれているのですから、当然黒酢は美肌効果抜群です。でもなぜ、黒酢がアンチエイジングに良いといわれているのでしょうか?それにはいくつかの理由があります。

1つ目は、『メラノイジン』と呼ばれる成分です。この成分には強い抗酸化作用があり、活性酸素によって受けたダメージを、再生し若々しくする働きがあります。また、体の中から綺麗にすることから、血管を若返らせ、血液をサラサラにする効果も期待できます。

黒酢はいろんな種類がありますが、おすすめはもろみ黒酢。黒酢を作るときにできる沈殿物で、原料は100%玄米と麹。他の黒酢でも良いですが、より高いアンチエイジングを実感したい方はもろみ黒酢を試してみてください。

2つ目は、『クエン酸』です。クエン酸と酢酸は、黒酢の主成分になり、酸性物質を減らす働きがあります。肌は、酸性になると老化するといわれています。それをクエン酸や酢酸で取り除くことで、若々しい肌を作り出すことができます。

にんにく・生姜

にんにくや生姜といったニオイの強い食材は、アンチエイジングに役立つといわれています。なぜかというと、”アリシン”と呼ばれる抗酸化作用のある成分が豊富に含まれているからです。ニオイの強い食材には、基本的にアリシンが含まれているため、にんにくや生姜以外にも、ネギやセロリなどにも多く含んでいます。

にんにくはすりおろすことでより酵素が増えますから、アンチエイジングにぴったり。新陳代謝を高め、血液も綺麗にしてくれるでしょう。そのため、冷え性改善にもおすすめです。なるべくは生のにんにくが良いですが、苦手な方は調理してもかまいません。生姜は、すりおろして紅茶や味噌汁に入れると摂りやすいでしょう。

大豆(大豆加工食品)

大豆といえば、女性ホルモンに似た大豆イソフラボンが含まれていることで知られています。そのため、アンチエイジングには欠かせません。あっさりしているので、ダイエット中の方でも食べやすく、調理しやすいのでおすすめ。肌の衰えを感じる前に、大豆でヒアルロン酸やコラーゲンを生成させましょう。

アンチエイジングレシピで美味しく綺麗になろう

黒酢を使った照り焼き

鶏もも肉とサラダ油、黒酢を用意します。黒酢はどんなものでも良いですが、調理に適したものがおすすめ。ミツカンのカンタン黒酢なら、手軽に黒酢料理を作ることができます。

鶏肉の余分な脂を取り、フォークで穴を開けます。油を熱したフライパンに、鶏肉の皮から焼きます。きつね色になったら反対側もじっくり焼きましょう。1分程焼いたら、余分な油を取り除き黒酢を加えます。沸騰したら中火にし、5分程加熱します。2~3回裏返し、タレにとろみが出てきたら完成です。

鶏肉と黒酢で簡単にできる照り焼き。他の黒酢を使う場合は、味を調整してみてください。カンタン黒酢なら1本で作ることができます。

にんにくを丸ごと使う

にんにくを丸々使ったレシピはたくさんあります。ホイル焼きや揚げにんにく、肉巻きなどいろんな調理法があり、飽きずに続けることができます。

今回紹介するのは、にんにくを丸ごと使った肉巻きです。用意するのは、豚バラ肉・にんにく・昆布つゆのみ。昆布つゆに豚肉を漬け、にんにく1片に漬けた豚肉をぐるぐると巻いていきます。油を熱したフライパンに、肉巻きにんにくを入れ、弱火で蒸し焼きにして完成です。

豚肉に含まれている栄養とにんにくのパワーで、美味しく食べながらアンチエイジングできます。

大豆水煮を使った甘辛煮

大豆水煮・こんにゃく、調味料は醤油・砂糖・みりん・水を用意します。こんにゃくは角切りにし、熱湯で灰汁を取っておきましょう。調味料を鍋に入れ、煮立ったら大豆とこんにゃくをれます。中~弱火で煮汁がなくなるまで煮込んだら完成です。

たっぷり大豆を摂取できるので、美肌効果抜群。ゴロゴロの大豆に弾力のあるこんにゃくとの相性は良く、にんじんをプラスしても良いでしょう。

毎日の食事で、ぜひ体の中から綺麗を目指してみてください。なかなかバランスの良い食事ができないという方は、サプリメントでもOK。黒酢にんにくサプリなら、黒酢とにんにくをWで摂取できるのでおすすめです。

黒酢にんにくサプリを効果的に飲む方法

飲むタイミングは決まっている?

黒酢にんにくサプリメントのパッケージを見てみると、『1日2~3粒』と書かれているだけで、具体的な飲み方は記載されていません。そのため、『どのタイミングで飲んだらいいの?』と疑問に感じている方は少なくないでしょう。

結論からいいますと、黒酢にんにくサプリメントはいつ飲んでもOKです。そもそも、サプリメントのような健康補助食品は、1日に目安量摂ることができれば問題ありません。ですから、あまり深く考えて飲む必要はありません。しかし、”このタイミングで飲むとより効果的”という飲み方はあります。

黒酢にんにくサプリメントの場合、”食中””食後”がおすすめ。というのも、黒酢にんにくは消化吸収を高めることが重要になるからです。また酢とにんにくを使用しているので、空腹時、いわゆる食前に飲んでしまうとお腹を壊してしまう恐れがあります。ですから、できれば食中または食後に飲むと良いでしょう。

サプリを飲むときの注意点

サプリメントを飲むタイミングは特別決まっていませんが、”水で飲む”ことは重視しなければいけません。これは黒酢にんにくサプリメントに限ったことではなく、サプリメント全般にいえます。それは、黒酢にんにくの効果を抑えてしまう恐れがあるからです。サプリメントの中にはオレンジジュースなどのフルーツジュースで飲んでも良いものがありますが、黒酢にんにくサプリメントに限っては必ず水で飲まなければいけません。

また、毎日継続して飲むことも大切です。効果が出るのは個人差がありますが、毎日飲むことで実感できるでしょう。

生活習慣も意識しよう

もちろん、サプリメントだけでなく、毎日の生活を良質なものに改善することも重要です。どんなにサプリメントを摂っていても、不規則な生活を送っていては意味がありません。

適度な運動を心掛け、質の良い睡眠、規則正しい食生活を意識しましょう。そうすることでよりサプリメントの効果を高めてくれます。

なぜ黒酢にんにくが 便秘に効果的なのか

なぜ黒酢にんにくが 便秘に効果的なのか

便秘になる原因と種類

なかなか便が出ない、お腹が張る、残便感がある。もしかしたらそれは便秘かもしれません。一般的に、3日以上便が出ない場合は便秘といわれており、また毎日便が出ていても、残便感やコロコロした便しか出ない場合、便秘と判断されます。要するに、スッキリしない状態を便秘といいます。

便秘にはいくつかの種類があるため、それによって原因や解消法なども異なるでしょう。種類は、大きく分けると2種類。『機能性便秘』と『器質性便秘』になります。機能性便秘は、急性便秘と慢性便秘に分けられますが、ほとんどの場合、腸の動きが低下し、鈍くなることで起こるといわれています。多くの人がなる便秘は、この機能性便秘が原因になります。器質性便秘は、消化器官の疾患が原因で起こる便秘です。炎症や潰瘍などができていることで起こりやすいですが、大腸がんの可能性もあり、非常に危険です。また便が出ないだけでなく、吐き気や腰痛などを引き起こすため、普通の便秘と症状が異なります。違和感があれば、すぐに受診してください。

ちなみに機能性便秘のセルフチェックは、おならが臭い、水分摂取が少ない、運動不足、ダイエット中、ストレス、排便がすっきりしないなどが挙げられます。また急性便秘の場合、月経中前でも起こります。そのため、女性は生理前や生理中に便秘になることは少なくありません。

黒酢にんにくが効果的な理由

便秘解消に効果的なのが黒酢にんにくです。なぜ黒酢にんにくが便秘解消に良いのかというと、黒酢とにんにくに含まれている成分が関係しています。黒酢には、豊富なアミノ酸やクエン酸が含まれており、これらは通常の酢より4倍以上。また黒酢は玄米から作られているため、玄米に含まれているビタミンB群も豊富です。アミノ酸・クエン酸などが腸内環境を整え、善玉菌を活発にすることで、便秘を解消するといわれています。

一方でにんにくには豊富な水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、水分の多い食物繊維のことで、腸内に溜まった老廃物を吸着し外へ排出する働きがあります。また善玉菌を増やす効果もあるので、便秘解消に効果的なのでしょう。

そんな黒酢とにんにくが合わさると、便秘解消の効果もパワーアップ。便秘に効果的といわれるのも納得です。

おすすめのサプリメント

黒酢にんにくは、サプリメントで手軽に摂ることができます。いろんな商品がありますが、おすすめは『三黒の美酢』『サントリー黒酢にんにく』。どちらも黒酢もろみを使用し、たっぷりの国産にんにくを使用しています。

三黒の美酢の特徴は、有機玄米の黒酢もろみを使用していることと、1リットルあたり10g程度しか取れないという非常に貴重な黒酢になります。宮崎綾町ということで、国産なのも安心。にんにくは、完熟黒にんにくを使用しています。真っ黒になるまで完熟発酵させた黒にんにくは、他社のサプリメントより栄養価値も高いでしょう。

サントリー黒酢にんにくは、伝統製法と天然の湧水で作られた黒酢の壺底から取れる黒酢もろみを使用しています。にんにくは、一流料理人も絶賛するものを。さらに、酢の酸味やにんにくのニオイもカットしているので、飲みやすく黒酢やにんにくが苦手な人でも安心して摂ることができるでしょう。

手作り黒酢にんにく

黒酢にんにくは、手作りすることもできます。材料は、にんにく1房・黒酢200ml。黒酢にんにくを入れる密閉容器も用意しておきましょう。にんにくは1片ずつ小分けにし、皮をむきます。黒酢は、にんにく1房に200mlの割合で使用します。ですから、にんにくを2房使う場合は400mlの黒酢を準備しておきましょう。

消毒した容器ににんにくと黒酢を入れ、じっくり熟成させます。冷蔵庫は避け、直射日光の当たらない、風通しの良いところに約2週間保管したら完成です。にんにくの皮を剥く前に、電子レンジで加熱(1分~1分半)しておくと、皮が剥きやすくなります。また2~3日のペースで混ぜることをおすすめします。

黒酢にんにくが便秘に効果的?

黒酢に含まれる成分

黒酢には、アミノ酸が多く含まれています。アミノ酸には過酸化脂質と悪玉菌を抑える働きがあり、新陳代謝を高めます。そもそも便秘は食物繊維不足や悪玉菌の増加、蠕動運動が低下していることで起こりますから、黒酢に含まれているアミノ酸で、排便をスムーズにしてくれるのでしょう。ちなみに、アミノ酸に含まれているアルブミンと呼ばれる成分が、腸内に溜まった老廃物を排出してくれます。

もちろん、アミノ酸だけではありません。黒酢に含まれているクエン酸も、腸内でガスを発生させ腸の動きを活発にしてくれます。これらが、頑固な便秘を解消してくれるのでしょう。

酢の香りも関係している?

実は、黒酢特有の香りも、便秘解消に繋がるといわれています。ツーンとくるあの香りが消化器官を刺激し、食欲を増進、消化吸収を高めます。そして強力な殺菌作用によって、腸内環境を整え便意を促してくれます。これは黒酢に限ったことではありませんが、黒酢の便秘解消に良い成分と合わさることで、より頑固な便秘を解消してくれるのでしょう。

ただ酢の匂いを苦手と感じる方も少なくありません。この場合、黒酢を直接摂取するのは難しくなります。近年はさまざまなサプリメントが出ているので、こちらのほうで摂取してみると良いでしょう。

にんにくは水溶性食物繊維が豊富

にんにくというと殺菌作用が強いことで知られていますが、実は水溶性食物繊維が豊富に含まれているのはご存知ですか?水溶性食物繊維は、便秘解消に非常に役立つ成分で、固くなった便を柔らかくする効果があります。また腸内をクリーンにしてくれる働きがあるので、溜まった老廃物を外へスムーズに排出してくれるようになります。要するに、にんにくには非常に高いデトックス効果があるのです。そのため、頑固な便秘もスッキリ解消できるのでしょう。

黒酢とにんにくが合わさった黒酢にんにくは、Wの効果を実感することができます。便秘で悩んでいる方は、ぜひ試してみてください。

黒酢にんにくに含まれている成分が便秘を解消する

水溶性食物繊維が腸内環境を綺麗に

黒酢にんにくで使われているにんにくには、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維が便秘解消に良いのはご存知の方が多いでしょうが、にんにくに多く含まれているのは水分の多い水溶性食物繊維。水に溶けるとゲル状になるのが特徴で、糖質の消化と吸収を抑え血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。

にんにくにはこの水溶性食物繊維が豊富に含まれているということで、腸内に溜まった余分なものを吸着し外へ排出します。そのため、頑固な便秘もすっきり解消してくれるのでしょう。

ただ便の状態によっては水溶性食物繊維がマイナスになる場合もあります。水溶性食物繊維の他に不溶性食物繊維もありますが、不溶性食物繊維は水分が少なく、便の水分まで吸収してしまいます。そのため、軟便には効果的ですが、固くなってしまった便には不向き。逆に軟便の場合、水溶性食物繊維だとより柔らかくしてしまう可能性があるでしょう。

クエン酸が蠕動運動を活発に

黒酢にんにくの黒酢、いわゆる酢にはクエン酸が多く含まれています。クエン酸には疲労を回復し、腸の蠕動運動を促す働きがありますが、同時に便秘を解消する効果もあります。また腸内に溜まった悪玉菌も殺してくれるため、腸内環境を整えるのにも役立つでしょう。

他にも、血流の改善や殺菌、高血圧の予防、食欲増進などさまざまな効果が期待できます。

アリシンの殺菌作用で悪玉菌を抑える

アリシンは、にんにくに含まれている成分です。にんにくの香りは、アリシンによるもの。強い殺菌作用があり、悪玉菌の活動を抑える働きがあります。強い刺激があるため、胃腸が弱い方はお腹を壊してしまう恐れもありますが、頑固な便秘には非常に最適な成分といえます。にんにくには整腸作用があるといわれていますが、上手に摂取すれば頑固な便秘もスッキリ解消してくれるでしょう。

黒酢にんにくは、そんな2つの効果を併せ持つ、便秘で悩んでいる方に嬉しい商品です。黒酢とにんにく、それぞれを摂取するのも良いですが、2つまとめて摂れるサプリメントは継続しやすいでしょう。

便秘解消におすすめの黒酢にんにく3選

三黒の美酢

黒酢とにんにくがバランス良く含まれている『三黒の美酢』。黒酢は、黒酢もろみの部分だけを使用しており、とても贅沢なサプリメントです。にんにくは無農薬で完熟発酵された黒にんにくを使用しており、他にも有精卵黄油やDHA・EPAなどたっぷりの栄養素が含まれています。すべて九州産の国産サプリメントなので、安心して飲めるのも嬉しいところでしょう。

ちなみに、黒酢にんにくのサプリメントを選ぶ特に注目したいのは”黒酢”です。いろんな商品があるので、必ずしもすべての黒酢にんにくが同じような成分を使っているわけではありません。ベストなのは、”黒酢もろみ”を使用していること。三黒の美酢は、それをしっかりクリアしているのでホンモノの黒酢にんにくサプリメントといえます。

サントリー黒酢にんにく

三黒の美酢と同じで、黒酢もろみを使用し、国内産のにんにくをふんだんに使っている『サントリー黒酢にんにく』。サントリーの製品ということだけで信頼性が高いですが、さらに鹿児島坂元醸造の黒酢もろみと福地ホワイト六片のにんにくで品質は確かといえるでしょう。

黒酢にんにくサプリメントにもいろんな種類がありますが、酢特有のすっぱさはなく、にんにくのニオイもしっかりカットされています。ですから、酸味とニオイが気になる方でも安心して摂ることができるでしょう。

にんにく黒酢烏骨鶏卵黄油

他の黒酢にんにくサプリメントに比べるとにんにくの量は少ないですが、黒酢は黒酢もろみを使用しているので安心です。にんにくも、青森県産のものを使っていますから、安全性も高いでしょう。またにんにく黒酢烏骨鶏卵黄油は、1日1粒でOK。飲み忘れもなく、続けやすいのも魅力のひとつです。

ちなみに、黒酢もろみ・にんにく以外では、烏骨鶏卵黄油や紅参が含まれて、烏骨鶏卵黄油にはビタミンEを豊富に含んでいます。年に50個程度しか産卵しない貴重な卵を、じっくり時間をかけて作った卵黄油が烏骨鶏卵黄油になります。紅参は人参サポニンを含み、血の巡りを良くする効果があります。

便秘になる原因と解消法

なぜ便秘になるのか

食べたものをきちんと排出できず、腸内に老廃物が溜まった状態を便秘といいます。なかなか便が出ないだけでなく、スッキリと便が出ない状態も便秘になり、お腹が張る・お腹が痛くなるなどの症状を引き起こす場合があります。

一般的に、便秘といわれるのは週の排便の回数が3回未満。健康であれば毎日排便がありますが、週に1~2回しか出ない場合、確実に便秘といって良いでしょう。もちろん、先にも述べたようにたとえ便が出ても排便時に不快感があれば便秘に含まれます。また便秘によって頭痛・胃痛・胃もたれを起こす場合もあり、お腹は痛くないものの、便が出ずこれらの症状が起きている場合は便秘になります。

便秘の種類

便秘はいくつかの種類に分けられます。大きく分けると3つ。1.直腸性便秘、2.弛緩性便秘、3.けいれん性便秘です。直腸性便秘は、便意を我慢することで起こりやすく、直腸に便が溜まることで起こるといわれています。便は硬いので、不溶性食物繊維を摂ると逆効果。水溶性食物繊維と水分をしっかり摂ることで便を柔らかくし量を増やしスムーズに排便できるようになります。

弛緩性便秘は、蠕動運動が低下していることで起こります。運動不足の人はこのタイプの便秘が多く、お腹が張る・食欲が落ちる・便意を感じにくいなどの症状があるでしょう。

けいれん性便秘は、大腸が緊張し痙攣していることで起こります。若年層に多く、腹痛を伴うのが特徴です。ストレスを感じやすい人は、このタイプの便秘になりやすいといわれています。

どうすれば解消される?

まず、自身の便秘の状態を知りましょう。直腸性便秘なのに不溶性食物繊維を摂っても改善はしませんし、弛緩性便秘なのに運動をせずにいれば便秘は解消されません。

自身がどのタイプの便秘であるか理解すると、自然と便秘は解消されるようになります。食事内容に気をつけ、適度な運動を心掛け、サプリメントなども効果的でしょう。サプリメントなら、黒酢にんにくがおすすめ。黒酢とにんにくのパワーで、頑固な便秘も解消してくれます。

便秘に即効性のある改善法

食事を見直そう

便秘の原因はさまざまですが、不規則な食事も便秘に関係しています。そのため、食事を見直すことで比較早い段階で便秘を解消することができます。

便秘解消に効果的な食べ物は、乳酸菌、ビフィズス菌、食物繊維、オリゴ糖など。これらと併用して、水分を摂取することで腸の調子を整え、排便をスムーズにしてくれます。

乳酸菌やビフィズス菌は便秘解消で定番の食べ物ですが、これらは善玉菌の一種で、腸を刺激し蠕動運動を活発にする働きがあります。またビフィズス菌にはビタミンB群や葉酸が豊富。そして、これらの働きを助けるのが乳酸菌になります。食物繊維は不溶性と水溶性に分けられ、便秘の状態によって効果がある場合とそうでない場合があります。オリゴ糖は、善玉菌のエサになり、カロリーも低いことからダイエット中にもおすすめです。

運動を取り入れよう

もちろん、運動不足でも便秘になります。ですから、すぐに便秘を解消したい方は、適度な運動を取り入れると良いでしょう。ひと口に運動といってもさまざまですが、ストレッチや体操などでもOK。

おすすめの運動は、つま先立ちと肛門括約筋を刺激する運動です。つま先立ちをすることで便秘を解消するだけでなく、血行促進、基礎代謝の向上などが期待できます。肛門括約筋は、特に直腸性便秘に効果があり、肛門括約筋を刺激することで排便が促され便秘が解消されるといわれています。

やり方は、壁やいすの背もたれに手を添え、かかとを浮かせてしゃがみます。右膝をおろし左腰をひねり、反対側も同様に行います。

サプリメントを試そう

食生活の改善と適度な運動にプラスし、サプリメントもおすすめです。最終手段として便秘薬もありますが、なるべく薬は使いたくないという方は、サプリメントでしっかり便秘を解消することができます。おすすめは、”黒酢にんにく”。黒酢は黒酢もろみを使用しており、にんにくも豊富に含まれているものがベスト。酢酸やにんにくの殺菌作用で、頑固な便秘も解消してくれます。

便秘に効果のある食べ物

食物繊維はバランス良く

食物繊維は便秘解消に良いといわれていますが、ただ食物繊維を摂るだけでは残念ながら便秘は解消されません。というのも、食物繊維には2種類存在し、便秘の種類によって使い分ける必要があるからです。

2種類の食物繊維とは、『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』。水溶性食物繊維は、水に溶ける食物繊維のことで、固くなった便に効果があります。食べ物でいうと、寒天や果物、納豆、アボカドなど。きのこ類や海藻類も水溶性食物繊維に含まれます。一方で不溶性食物繊維は、水に溶けない食物繊維です。便のかさを増やして排便を促すので、どちらかというと軟便に効果があります。

このように、片方の食物繊維だけ摂っても効果は少なく、2種類をバランス良く摂ることが便秘解消に繋がるというわけです。

本当に便秘に効果のある食べ物とは

まず、プルーンです。不溶性と水溶性の食物繊維をバランス良く持っており、さらに大腸の水分吸収を抑えるソルビトールと呼ばれる成分も含まれています。また便秘薬に用いられる糖類下剤でもあります。

次にバナナです。バナナといえば食物繊維が豊富なことで知られていますが、オリゴ糖も多く含み、悪玉菌を抑制します。他にも、りんご・乳酸菌・発酵食品・オリーブオイルも便秘解消に効果のある食べ物として有名です。

好き嫌いが多く、なかなか食事で便秘を解消できないという方は、黒酢にんにくなどのサプリメントもおすすめ。黒酢には善玉菌を補給する役割があり、にんにくは水溶性食物繊維が豊富です。それぞれを摂取するのも良いですが、癖があるのでサプリメントのほうが摂りやすいでしょう。

食事の順番も大事

食事を見直したら、食事の順番も意識しましょう。ポイントは、『出す』『入れる』。まずデトックスウォーターで腸内を綺麗にし、余分なものを排出します。デトックスウォーターはいろんな種類がありますが、おすすめは冷水・ヒマラヤ岩塩・レモン果汁。さっぱりした塩レモン水は、食事前に飲み干します。

入れるでは、”生の食材””食物繊維””醗酵食品”をたっぷり摂りましょう。

黒酢とにんにくを使った便秘解消レシピ3選

黒酢を使った肉団子

料理家ケンタロウさんのレシピで、黒酢を使ったシンプルで簡単な肉団子です。豚の挽肉のみを使って作るので、忙しいときでもササッと作ることができるでしょう。

材料は、豚挽き肉500g、薄力粉大さじ1、塩小さじ1/2、黒こしょう適量、片栗粉適量、黒酢1/2カップ、砂糖大さじ2、オイスターソース大さじ2。

作り方は、ボウルに挽き肉と薄力粉、塩、黒こしょうを入れ、しっかり混ぜます。粘りが出たら団子状にし、片栗粉をまぶします。160度の揚げ油(中火)で揚げたら、混ぜた調味料をフライパンで絡めたら完成です。タレと絡めるときは、強火でサッと行いましょう。

豚の黒酢生姜焼き

通常の豚の生姜焼きを黒酢で作ります。材料は、豚肉200g、玉ねぎ1/2個、しめじ1/2パック、おろし生姜大さじ1、黒酢・砂糖・酒・みりん・しょう油各大さじ。

豚肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎは串切りにします。しめじは手でほぐし、調味料は混ぜておきます。フライパンを熱し、豚肉の片面を焼いたら、生姜・玉ねぎ・しめじを加えサッと炒めます。そこに混ぜた調味料を加え、強火で混ぜます。タレにとろみが出たら完成です。

黒酢の効果で、あっさり食べることができます。千切りキャベツと合わせて食べると、さらに便秘解消効果が期待できるでしょう。

にんにくのホイル焼き

にんにくを丸ごと使うレシピです。頑固な便秘も、生のにんにくですっきり解消できるでしょう。

材料は、にんにく一房、オリーブオイル適量、塩少々。にんにくは薄皮をむき、半分に切ります。皿にのせ、電子レンジで約1分加熱したら、器のようにしたアルミホイルに入れ、にんにくが浸るまでオリーブオイルを入れます。オリーブオイルがない場合は、ごま油でもOK。オーブントースターで約8分加熱したら完成です。

黒酢の酸味やにんにくのニオイが苦手な方もいるでしょう。そんなときは、黒酢とにんにくを使ったサプリメントがおすすめです。水でサッと飲むだけなので、酸味もニオイも心配ありません。

便秘の種類と原因について

機能性便秘

機能性便秘とは、消化器官が弱っていることで起こる便秘です。急性便秘と慢性便秘に分けられ、前者は蠕動運動が鈍ることで起こります。一時的な場合が多いため、比較的すぐに便秘は解消しますが、そのままにしておくと慢性便秘になる恐れがあるといわれています。

急性便秘の原因は、食物繊維が少ない食事や、水分が少ない、精神的ストレス、寝たきりの状態などが挙げられます。また極端なダイエットでも急性便秘になりやすいでしょう。慢性便秘は、数日間便が出ない状態を指します。原因は大きく3つに分けられます。

1.弛緩性便秘:蠕動運動と筋力が低下することで起こります。2.けいれん性便秘:ストレスや自律神経が乱れることで起こり、下痢と便秘を繰り返すのが特徴です。3.直腸性便秘:便が直腸まで届いているけれど、排便が起こらない状態を指します。便意を我慢しすぎていると起こりやすいので注意が必要です。

器質性便秘

器質性便秘は、大腸の疾患により起こる便秘です。そのため、一般的な便秘とは少々異なります。大腸の疾患とは、腸の潰瘍や炎症など。また先天的に腸過長症だった場合も、このタイプの便秘になりやすいといわれています。器質性便秘は、原因を改善することで、比較的便秘は解消されます。ただ先天性の場合は、今後も便秘と付き合っていかなければいけません。

どうすれば改善する?

機能性便秘の場合、急性であればすぐに改善しますが、慢性の場合、少し時間がかかります。弛緩性便秘なら、適度な運動やたっぷりの水分で改善されやすく、けいれん性便秘ならストレスを軽減し、自律神経を整えてあげることで解消するといわれています。直腸性便秘は、便意を感じたらすぐにトイレへ行きましょう。また生活習慣の改善や適度な運動なども欠かせません。

これらの便秘解消に効果があるのが黒酢にんにくです。どんな頑固な便秘も、黒酢とにんにくのパワーでしっかり排便できるでしょう。ただし器質性便秘の場合、黒酢にんにくよりも疾患を改善することのほうが重要です。

黒酢にんにくが高血圧に効果があるって本当?

黒酢にんにくが高血圧に効果があるって本当?

高血圧とは

ひと言でいうと、血圧が通常より高い状態を指します。もともと人間は、体を動かしたり、食事をしたり、気温の変化を感じたり、さまざまなことで血圧が上昇するといわれています。しかし、一時的な血圧の上昇では高血圧にはならず、高血圧だとむしろ安静にしていても正常値より高くなります。

高血圧になると血管に大きな負担がかかっているため、動脈硬化を引き起こす恐れもあり、非常に危険。別名サイレントキラーとも呼ばれており、命の危険性もあります。ですから、高血圧と感じたら早めに治療することが大切です。

ちなみに、最高血圧は140以上。心臓が収縮し、血圧を送るときの圧になります。一方で最低血圧は、90以上。心臓が拡張し、心臓に血液が充満するときの圧を指します。これらの数値以上だった場合、高血圧と診断されます。

なぜ黒酢にんにくが血圧を下げるのか

ひと言でいうと、黒酢とにんにくの成分が関係しています。黒酢には酢酸が主な成分になりますが、酢酸は体内に入るとアデノシンと呼ばれる物質が作られます。アデノシンには、血管膨張の効果があり、膨張することで滞っていた血液がスムーズに流れるようになります。そのため、血圧の上昇を防ぎ血圧を防ぐといわれています。

にんにくには、アリシンとスコルジニンと呼ばれる有効成分が含まれており、アリシンはアデノシン同様、血管を膨張する作用があります。スコルジニンは毛細血管拡張作用があり、血行の流れを良くしてくれます。

そんな黒酢とにんにくの効果が、高血圧を改善し予防することができるのでしょう。

黒酢にんにくはどんな摂り方が良い?

黒酢にんにくは、黒酢とにんにくをそれぞれ摂るのでも良いですし、黒酢にんにくを作るのもおすすめ。しかし一番手軽に摂取できるのはサプリメントです。サプリメントなら1日に必要な量を摂ることができますし、水だけで良いので続けやすいのがメリットです。

黒酢にんにくのサプリメントもいろんな種類がありますが、おすすめは『三黒の美酢』『元源黒酢』です。三黒の美酢は、貴重な黒酢もろみを使用し、にんにくは完熟された黒にんにく。どちらも国産で作られているので安心・安全ですし、さらに放し飼い有精卵黄で高血圧だけでなくありとあらゆる悩みを改善してくれます。

元源黒酢は、高品質な黒酢もろみを使用、上水ともろみを分け、時間をかけてじっくり殺菌・濾過・火入れをして作られています。そのため、アミノ酸量も多く、通常の米酢と比べると約132倍。にんにくも発酵黒にんにくを配合しており、他にも発酵した黒玉ねぎ、ウコン、高麗人参、生姜、発酵米エキスなど天然素材が豊富です。

黒酢にんにく料理でも効果あり

先にも述べたように、黒酢にんにくは手作りすることもできます。黒酢・にんにくだけで簡単に作れ、作った黒酢にんにくは料理にも使うことができます。サプリメントも良いですが、手作りのほうがより安心ですね。

おすすめのレシピは、黒酢にんにくのチャーハンやサーモンマリネなど。チャーハンは、自分なりの作り方に黒酢にんにくをプラスするとOKで、相性が良いのは中華だし・しょう油・塩です。サーモンマリネは、黒酢大さじ2・にんにく1片を使います。

意外にもいろんな使い方ができる黒酢にんにく。においや酸味が気にならないという方は、そのままの黒酢にんにくを使って摂取してみてください。ただあくまで血圧を下げるためですので、チャーハンやマリネの塩分には十分注意しましょう。

生活習慣を変えることも大切

もちろん、サプリメントだけに頼るのではなく、生活習慣を改善することも大切です。生活習慣は、食事や睡眠、運動など。ストレスを溜めないことも重要でしょう。食事は、塩分を控えミネラル類をたっぷり摂り、早寝早起きを。運動は適度でOKですが、血圧が上昇するような激しい運動はおすすめしません。無理のない範囲で体を動かすようにしましょう。

黒酢にんにくと生活習慣の改善で、高血圧の改善・予防に繋がります。

黒酢にんにくが高血圧に効く理由

含まれている成分が関係している?

黒酢の主成分である酢酸が、体内に入ることでアデノシンが作られ、血管を膨張させます。血管が膨張するということは、血液の流れがスムーズになるため、血圧を下げることができるのです。もう少し詳しく説明すると、アデノシンには非常に強い血圧降下作用があり、血流の増加や血小板凝集作用などがあります。これらが併用して作用するため、高血圧を改善する効果が期待できるのでしょう。

もちろんそれだけではありません。黒酢にんにくにはその名のとおりにんにくも含まれています。にんにくには有効成分アリシン含まれており、血管膨張作用や血圧低下の効果があります。また、もうひとつの有効成分スコルジニンが、毛細血管を拡張してくれるので、血液の流れを良くし高血圧を抑えることができるでしょう。

抗酸化作用がある

抗酸化作用があるということは、体を錆びにくくする効果があるということです。体内に活性酸素が増えると、体はどんどん老化し、血液にも悪影響を及ぼします。また悪玉コレステロールも増え、さまざまな病気を引き起こすことになるでしょう。黒酢にんにくにはメラノイジンと呼ばれる成分が含まれているため、体内に生産された活性酸素を適量にし、悪玉コレステロールを減らしてくれます。それにより血液の流れも良くし、高血圧を抑えることができるのでしょう。

生活習慣を整えることも大切

もちろん、黒酢にんにくを摂取するだけでなく生活習慣を整えることも大切。たとえば、塩分や油分の多い食事です。どんなに黒酢にんにくで予防していても、これらを多く摂取する生活を送っていれば、高血圧を引き起こしてしまう可能性があります。あくまで、サプリメントは健康補助食品です。薬ではないため、日頃から健康を意識した生活を送ることも大切でしょう。

そのためには、食生活を見直し、過度なストレスが溜まらないように心がけることも大切です。また適度な運動もおすすめ。バランスの良い生活と黒酢にんにくで高血圧を予防・改善しましょう。

黒酢にんにくで期待できる効果

美容効果がある

黒酢にんにくはさまざまな効果が期待できます。そのひとつが美容です。『高血圧を抑えるために飲みはじめたら、肌の調子が良くなった』という方は少なくありません。でもなぜ、黒酢にんにくには美容効果があるのでしょうか?その理由は、含まれている成分が大きく関係しています。

黒酢には、『セリン』『シスチン』『グリシン』『スレオニン』『ヒスチジン』などの美容成分が豊富に含まれています。これらの成分には、若くハリのある肌にし、シミ・しわを改善する働きがあります。さらににんにくには、『アリシン』と呼ばれる抗酸化作用のある成分が含まれており、アンチエイジングに重要な役割を果たしてくれます。

この黒酢とにんにくに含まれている成分で、肌の内側から若さを作り出してくれるのでしょう。

アレルギーを改善

もちろん効果があるのは美容だけではありません。アレルギーを改善してくれるのも、黒酢にんにくの素晴らしいところ。美容成分以外に、アミノ酸が豊富に含まれており、アミノ酸には新陳代謝を高める成分として有名です。またこのアミノ酸は、食品では必要量をきちんと摂取することができません。黒酢にんにくには十分な量を配合しているので、不足しがちなアミノ酸をしっかり摂ることができ、悩んでいたアレルギーも改善してくれるのでしょう。

肝臓を強くする

そして、肝臓への働きです。黒酢にんにくの『代謝機能を高める』『抗酸化作用』で、肝臓に溜まった有毒物質を抑えることができます。肝臓は、機能を回復してあげることが重要ですから、黒酢にんにくのように肝臓の中から守ってくれるサプリメントは、非常に有効になるでしょう。

ただ飲酒をした場合、飲み方に注意しなければいけません。ベストな飲み方は、”お酒を飲む前”。普段は、”朝の外出前””寝る前”でOKです。胃腸が弱い方は、空腹時の服用は避けるようにしてください。

他にも、ダイエットや免疫力のアップ、高血圧などにも効果が期待できます。

おすすめの黒酢にんにく3選

三黒の美酢

にんにく量が豊富に含まれている『三黒の美酢』。黒酢も、黒酢もろみの部分だけを使用しているので、非常に贅沢で高い効果が期待できる黒酢にんにくサプリメントです。

特徴は、1.黒酢もろみ、2.完熟黒にんにく、3.放し飼い有精卵黄。黒酢もろみは、宮崎県綾町で作られた有機玄米と麹で、水も良質な綾川の伏流水だけを使用して作られたものになります。しかも、1リットルあたり10gしか取れない非常に貴重なもの。高品質といわれているのはそのためなのです。完熟黒にんにくは、鹿児島県湧水町のものを使用しています。ここの黒にんにくは無農薬で作られており、真っ黒になるまで完熟発酵しているのが特徴です。放し飼い有精卵黄油は、鹿児島県いちき串木野で育てられ、ノンストレス。生臭さもなく、美味しいと評判のものを使用しています。

サントリー黒酢にんにく

鹿児島県坂元醸造の黒酢もろみと福地ホワイト六片のにんにくを使用した『サントリー黒酢にんにく』。鹿児島県坂元醸造は、伝統製法・地の米・天然の湧水が特徴で、黒酢壺の底に溜まったものを使用しているので非常に貴重。にんにくも、土作りからこだわっているので品質が良く、国産ブランドなので安心。

黒酢にんにくサプリメントというとどうしても酸味やにんにくの臭いが気になりますが、ダブルカット加工を行っているので、臭いや酸味を強く感じることなく飲むことができます。

健康家族熟成黒酢にんにく

三黒の美酢やサントリー黒酢にんにくに比べると配合されているにんにくの量は少ないですが、自社工場のものを使用しているので安心です。黒酢は、希少価値な有機発芽玄米黒酢のものを使用。この2つが合わさって作られた黒酢にんにくサプリメントは、植物由来のカプセルで作られているので、独特の臭いや味を感じることなく飲むことができます。

にんにく量が少ないと『あまり効果はないのでは?』と思うかもしれませんが、手作業で丹念に育てられたにんにくは、非常に栄養価が高く、少量でもしっかり効果を発揮してくれます。

黒酢にんにくサプリと黒酢を取り入れた料理で高血圧を改善しよう

なぜ黒酢にんにくが血圧を下げるのか

黒酢にんにくには血圧を下げる効果がありますが、その理由は『黒酢』と『にんにく』にあります。黒酢には血液の流れを良くし、体脂肪が減少するなど体の不調を改善する働きがあるといわれています。一方でにんにくには毛細血管を拡張する作用があり、血管を拡張することで血液の流れを良くします。この2つが合わさることで、高血圧を抑えることができるのです。

もう少し分かりやすく説明すると、黒酢が血液の流れ良くし体脂肪を減少するのは、アデノシンが関係しています。アデノシンは、強い血圧降下作用と血流増加、血小板凝集作用があります。そしてにんにくには、アリシンやスコルジニンが含まれています。アリシンには血栓が作られないように働きかけてくれ、スコルジニンには先にも述べたように毛細血管拡張作用が期待できます。

黒酢だけでも十分血圧を下げる効果はありますが、にんにくと合わさることでより効果を発揮してくれるのでしょう。

黒酢は料理にも良い?

黒酢にんにくはサプリメントでしか摂ることはできませんが、黒酢とにんにくそれぞれを料理に取り入れることで、黒酢にんにくの効果が期待できるようになります。それぞれどんな料理とも相性が良いので、積極的に取り入れてみてください。

おすすめの黒酢レシピは、『黒酢肉団子』。メインの材料は挽肉だけなので、簡単に作ることができます。薄力粉大さじ1、塩小さじ1/2、黒こしょう適量、片栗粉適量、黒酢1/2カップ、砂糖大さじ2、オイスターソース大さじ2でOK。サンラータンや豚の角煮なども、黒酢を使って作ることができます。

にんにくは、そのまま食べられるホイル焼きがおすすめです。にんにく一房、オリーブオイル適量、塩少々でOK。オリーブオイルがない場合は、ごま油で代用することもできます。

簡単に黒酢にんにくを摂取するには

黒酢にんにくを簡単に摂取するなら、断然サプリメントがおすすめです。1日に決まった量の黒酢・にんにく、その他必要な栄養を摂ることができるので、バランスも抜群。また黒酢の酸味やにんにくの臭いを気にする心配がないので、外出時でも黒酢にんにくを摂ることができます。

高血圧の原因と効果があるもの

高血圧を引き起こす原因

血圧の一時的な上昇は、誰にでもあります。しかし、高血圧はそういった一時的な血圧の上昇とは異なり、たとえば安静にしているときでも血圧が高くなるのが特徴です。血液は、動脈に汚れがつくことで流れが滞り、心臓が圧力を高めて流そうとします。それによって、高血圧になってしまうのです。

高血圧は分かりやすくいうと”血圧が高い状態”を指しますが、何度測定しても正常値にならない場合は、『高血圧症』と診断されます。ちなみに、基準値は最大135~140mmHg以上。最小90mmHg以上になり、これらの場合、治療が必要になります。たとえ最大・最小のどちらか一方だけが高くても高血圧になりますので注意してください。

高血圧には2種類ある?

高血圧には大きく2種類に分けられるのは知っていますか?そのため、高血圧の種類によって治療が異なってきます。

まず、原因が分かっている高血圧の場合、『二次性高血圧』といいます。ホルモン分泌の異常や薬剤の副作用などが原因で起こり、一般的な降圧治療では効果がない場合があります。しかし、原因を取り除くことで改善されるケースもありますので、原因となる病気をきちんと治療することが大切です。

もうひとつは、原因が分かっていない『本態性高血圧』です。日本人の高血圧は、多くがこのタイプだといわれています。高血圧になりやすい体質も、本態性高血圧に含まれ、塩分の摂りすぎや肥満、運動不足、ストレスなどもすべてこのタイプの高血圧に含まれるでしょう。

黒酢にんにくを摂ろう

そこでおすすめしたいのが『黒酢にんにく』です。黒酢とにんにくにはそれぞれの成分が血液の流れをスムーズにし、血圧を下げる働きがあります。黒酢だけ、にんにくだけでも効果はありますが、2つが合わさることで成分の相乗効果により高血圧を改善してくれます。

黒酢にんにくは基本的にサプリメントで摂ることができますが、サプリメントが苦手な方はそれぞれを料理に使っても良いでしょう。

高血圧の予防に黒酢にんにく

日常生活で予防できること

高血圧は、日常生活や食生活から防ぐことができます。そもそも、高血圧の治療の基本は生活習慣の改善といわれていますから、まずは生活を改善することからはじめると良いでしょう。

日常生活で気をつけることは、『ストレスを溜めない』『十分な睡眠を取る』『バランスの良い食事をする』などが挙げられます。また入浴時にも注意が必要です。

ストレスを抱えると、心拍数が増え血管が収縮します。それにより血圧が上昇しますので、なるべくストレスを溜めないようにすることが大切。よく自宅で血圧を測るより医師の前で測るほうが血圧は高くなるといわれています。それは、緊張によるストレスからきており、”白衣高血圧”といいます。睡眠不足も、疲労やストレスになり、血圧が上昇する場合があります。特に肥満者は睡眠時無呼吸を引き起こしやすいので十分注意しましょう。

入浴の方法ですが、”ぬるま湯(40度程度)””長湯はしない””冬は浴室・脱衣所を暖める”などに気をつけてください。

食生活で気をつけたいこと

食生活も、高血圧の予防に繋がります。塩分の多い食事はしていませんか?ミネラル類は足りていますか?塩分が多い食事は、血圧を上げる原因になります。日本人は世界的に見ても塩分の摂取量が多いといわれていますので、減塩を心掛けるようにしましょう。1日あたり6g未満が目安ですが、それ以下のほうが理想です。

ミネラル類は、野菜や海藻など。カロリーも低いので肥満も防げるでしょう。他にも、マグネシウムやカリウムなどもバランス良く摂るとGOOD。マグネシウムは海藻やナッツ類、豆類から摂ることができます。カリウムは摂りすぎると高血圧を悪化させる恐れがあるので量には十分気をつけてください。

黒酢にんにくで予防する

オススメは、黒酢にんにくです。生活習慣を改善し、黒酢にんにくを摂取することでより高血圧を予防することができます。黒酢にんにくには黒酢とにんにくの有効成分が含まれており、相乗効果でパワーも抜群。さまざまなサプリメントが出ているので、ぜひチェックしてみてください。

黒酢にんにく、それぞれの効果について

黒酢にはこんなパワーがある

黒酢にんにくは、『黒酢』と『にんにく』が含まれているのが特徴です。この2つが合わさって、さまざまな効果を発揮しているのが黒酢にんにくになります。

黒酢には、抗酸化作用や血管の老化を防ぐ、コレステロールの減少、中性脂肪を減らすなどの健康効果が期待できますが、高血圧を予防・改善するのは主成分である酢酸が大きく関係しています。酢酸は体内に入るとアデノシンになり、アデノシンは血管を膨張する働きがあるため、血液の流れをスムーズにする効果があります。高血圧は血液の流れが悪くなった状態ですから、黒酢を摂る=血液の流れがスムーズになる=血圧が下がるのでしょう。

にんにくの効果について

一方でにんにくには、殺菌・抗菌作用やがん予防、免疫力アップ、有害物質を無効化などの健康効果が期待できます。さらに、にんにくに含まれている有効成分アリシンやスコルジニンが、血管を膨張し血行の流れを良くする働きがあります。そのため、血圧を下げることができるのでしょう。

このように、黒酢とにんにくの効果が合わさって、血管を膨張させ血液の流れを良くするため、高血圧予防や改善に役立つといわれているのです。

それぞれの効果的な摂り方

黒酢は、食事中に摂ると良いといわれています。それは、血糖値の急な上昇を防ぐことができるからです。ただし継続して摂ることが重要なため、1日置きや摂り忘れには要注意。ですから、毎日継続して摂取できるサプリメントやドリンクなどがおすすめです。

にんにくも、やはり毎日摂取することで効果を発揮できます。1日に1~2片程度でも十分効果が出ますが、刺激が強いので摂りすぎには十分注意してください。生で食べる場合は殺菌・免疫力のアップ・血栓溶解作用などが期待できますが、加熱した場合は血中コレステロール値の減少・血液粘土の低下などが期待できるでしょう。

一番のおすすめは、黒酢にんにくサプリメントです。サプリメントなので摂りやすいですし、継続しやすいので毎日摂るには適しています。

黒酢にんにくの正しい摂り方

どのタイミングで飲めばいい?

サプリメントは、基本的にどのタイミングで飲んでもOKです。しかし、胃の状態やより効果を高めるなら、少しタイミングを変えてあげることで基本的な飲み方より効果を発揮しやすくなる場合があります。

まず朝or夜ですが、サプリメントの1日の摂取量によって異なります。1日2粒であれば朝・夜それぞれ1粒ずつ摂りますが、1日3粒であれば朝・昼・夜に各1粒ずつ摂取します。ただなかには時間が不規則な方もいるでしょう。その場合、起き立ちや就寝前に習慣づけると飲み忘れもなく続けることができます。

食前or食後は、できれば食後30分以内がおすすめです。というのも、食後に摂ることで食べ物と一緒に消化することができます。もちろん食前に飲んでも問題ありませんので、自分が摂りやすい方法でOKです。

1日の摂取量について

少しでも効果を高めたいからと、1日の摂取量以上を摂ろうとしていませんか?サプリメントによって、1日に必要な量は異なります。ですから、1日2粒のものもあれば3粒なものもあり、それを超えることはできません。3粒であれば、1日2粒にすることは可能ですが、3粒以上は避けましょう。

サプリメントは健康補助食品なので、摂りすぎたからといって害はありませんが、それでも目安量はきちんと守って摂ることが大切です。

食事のバランスも考えよう

もちろん、サプリメントだけに頼るのはNG。先にも述べたように、サプリメントはあくまで健康補助食品です。規則正しい食生活を送ることでサプリメントもプラスに働きますから、まずは食事のバランスを考えましょう。

また高血圧を予防・改善するわけですから、特に塩分の摂取量には気をつけなければいけません。日本人は塩分摂取量が他国より多いといわれていますので、塩分の摂りすぎには十分注意してください。

血圧のバランスを整えるカリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラル類をしっかり摂ることも大切です。

ダイエットのポイントは基礎代謝

ダイエットのポイントは基礎代謝

黒酢のはたらき

黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれています。このアミノ酸は、筋肉の疲労を回復させてくれたり、筋肉の量も増やしてくれます。また、血行がよくなるので、基礎体温を上げることもできます。運動をした後には、使った筋肉を回復させることが大切です。そんな時に黒酢にんにくを摂取していると、黒酢に含まれるアミノ酸が身体の回復を助け、さらに代謝を上げて効率よくダイエットをすることができるようになります。身体の代謝があがると、冷え性も改善することができるのです。

にんにくの働き

にんにくは、特徴のある香ばしい香りが特徴です。この香りはアリシンという成分からできており、このアリシンがダイエットをサポートしてくれるのです。アリシンにはビタミンB1の働きをサポートしてくれる効果があります。ビタミンB1は、体力を回復させるために重要な栄養素です。このビタミンB1が効率よく働くことにより、運動した後の回復を助けてくれるのです。日ごろからスポーツをする人は勿論、ダイエットを目的に運動する場合にもこのビタミンB1は欠かすことができない栄養素なのです。

黒酢にんにくで効率よくダイエットをする方法

ダイエットをする方法には様々な方法があります。食事をコントロールして食べる量を減らすダイエットでは、摂取カロリーを抑えることで体重をコントロールします。中には、一日一食をプロテインドリンクなどに置き換えるというダイエットもあります。しかし、こういったダイエットでは、空腹を伴うことから体調を崩しやすくなったり、体重を減らすことに成功しても、ダイエットをやめたとたんにリバウンドしてしまうこともあります。

こういったダイエットの失敗を防ぐためには、ダイエットの方法を考え直す必要があるのです。リバウンドのない、効率の良いダイエットのポイントは「代謝を上げる」ことです。そしてここで役に立つのが黒酢にんにくなのです。黒酢にんにくで代謝をあげてダイエットに挑戦してみましょう。

代謝の向上がダイエットにつながる理由

ダイエットをする中で、身体についてしまった脂肪を何とかしたいと考える女性も多いでしょう。食事をコントロールするダイエットは、摂取カロリーを抑えるので新しい脂肪がつくのを避けることができますが、すでについてしまった脂肪にはなかなか働きかけてくれません。しかし、代謝を上げると身体の機能が活発に働き、身体についている脂肪を燃焼してくれるのです。つまり、身体の代謝があがると、すでについてしまった脂肪に働きかけ、さらには身体を太りにくい体質に変えていく事ができるというメリットもあります。食べないダイエットは辛く、体力が落ちるだけでなく、気持ちも落ち込みやすくなってしまいます。栄養が不足すると、集中力にも影響することから、仕事に影響を与えてしまうこともあります。代謝を上げるダイエットであれば、必要な栄養はしっかりと取り、健康な身体を作りながら理想の体型を作っていく事ができるのです。黒酢にんにくがあれば、体力を維持しながらダイエットをすることができます。

基礎代謝を上げる方法

基礎代謝をあげる方法として最も効果的なのが運動です。身体を動かして汗をかくことが大切なのです。しかし、気を付けたいのは、これまでに運動をしたことがない人が突然運動をして汗をかこうとすると、体が驚いて体調を崩してしまうこともあります。運動といっても、いきなりランニングをするのではなく、まずはウォーキングなどから始めてみると良いでしょう。ウォーキングをする際には、ただ歩くだけでなく、足をしっかりとあげ、足に合わせて両手も動かして身体を使うことが大切です。ウォーキングだけではなかなか汗はかきにくいものですが、身体が温まるだけでも代謝力を上げることができます。時間がある人は、ホットヨガなどに通う事でも代謝を上げることができます。

代謝は食べ物からあげることもできる

身体の代謝を上げるには、運動が効果的ですが、身体を動かすと同時に食べ物に注目する必要もあります。食べ物には食品によって様々な働きがありますが、実は中には身体の基礎代謝を上げてくれる食品もあるのです。健康維持に効果があるとして注目されている黒酢にんにくもダイエットに効果があります。この黒酢にんにくは、食事の材料として使うこともできますが、効率よく摂取するためにはサプリメントを使うという方法もあります。黒酢にんにくサプリがあれば、代謝をあげて体脂肪を燃焼するだけでなく、大切なエネルギーも維持することができるのです。

黒酢にんにくで便秘解消

黒酢にんにくが持つ便秘解消効果

便秘は忙しい毎日の生活の中でいつの間にか停滞してしまう厄介者です。そんな便秘の原因は、腸内環境が整っていないことが考えられます。便秘しらずのお腹には、悪玉菌をやっつけてくれる善玉菌が必要なのです。黒酢にんにくには、この善玉菌を増やしてくれる働きがあることから、腸内環境を整えるのにぴったりです。黒酢に含まれる成分が善玉菌を増やし、にんにくに含まれる殺菌効果で腸内環境を整えることができるのです。お肌の状態は体の中からやってきます。黒酢にんにくで腸内環境を整えることにより、お腹の中が綺麗になり、その結果お肌も綺麗になるのです。

代謝の向上がポイント

にんにくには、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は、お腹の中を綺麗にしてくれるだけでなく、コレステロール値を下げてくれる効果もあります。また、黒酢にんにくは、腸のぜんどう運動を促してくれます。腸のぜんどう運動が活発になることでお腹の中に入ってきた食べ物がよりスムーズに吸収され、排出されていくようになります。その結果代謝が活発になり、お肌も綺麗になっていくのです。

便秘解消してぽっこりお腹も解消

女性の中には、ぽっこりお腹に悩んでいる人も多いでしょう。便秘が解消されると、お腹の中にたまったものがすべて体の外に排出されます。毎日食べたものが体の外に排出されることにより、悪いものが体の中に滞在するのを避けることもできます。その結果、お腹が綺麗になってお肌が綺麗になるだけでなく、気になるぽっこりお腹の悩みも解消することができるのです。便秘を解消するということは、健康な身体を作ると同時に綺麗になることができます。黒酢にんにくは、手軽に摂取することができるサプリも多く販売されています。毎日の食生活の中にこの黒酢にんにくを取り入れ、元気で綺麗な身体とお肌を手に入れましょう。黒酢にんにくなら体重を減らすことだけでなく、体の調子を整えることでお腹周りもすっきりできるということなのです。

黒酢にんにくで食べたものがエネルギーに変換する

黒酢に含まれる必須アミノ酸がポイント

黒酢には、バリンやロイシンなどの必須アミノ酸が含まれています。これらの必須アミノ酸には、身体の中に入ってきた糖分が体脂肪に変換されるのを防いでくれます。甘いものはダイエットの大敵といいますが、ダイエット中でもほんの少しの甘いものは欲しいものですよね。そんな時に黒酢を飲むことで、甘いものを食べてもダイエットの妨げになるのを防いでくるのです。しかし、黒酢を飲んだら甘いものを食べても安心という訳ではないので、ダイエット中に甘いものを食べる時には食べ過ぎに注意し、適度な量に抑えておくようにしましょう。

黒酢にニンニクを加えることで効果も抜群

黒酢には、糖分が体脂肪に変換されるのを予防してくれる働きがありますが、実はこの黒酢にもう一品加えることでさらに大きな効果を出してくれます。その食品がニンニクなのです。

ニンニクにはアリシンという成分が含まれています。このアリシンがにんにく特有の香りとなっているのですが、このアリシンがダイエットの強い味方となってくれるのです。アリシンには、ビタミンB1の吸収を助けてくれる働きがあります。ビタミンB1には、糖質や脂質に働きかけ、代謝を良くしてくれる働きがあります。

つまり、黒酢とニンニクを一緒に摂取することにより、本来なら体脂肪へと変わってしまうはずの糖分が上手にエネルギーへと変換され、新しい不要な脂肪を避けることができるのです。

黒酢ニンニクでダイエットの元気も出る

黒酢にんにくを摂取すると、体内に入ってきた糖分を使ってエネルギーを作り出すことができます。そのため、黒酢ニンニクを飲むことにより、身体の元気もわいてくるのです。原因は不明だったけれど何となくだるかったという悩みも解消され、ダイエットにも前向きに取り組むことができるようになります。

エネルギーが増えて身体の元気が出てくると、運動もしやすくなります。身体を動かして運動をすることにより、身体の代謝もよくなり、脂肪を燃焼すると同時に綺麗なお肌も目指すことができます。汗をかくことでお肌のターンオーバーも活発に行われ、若々しい身体をお肌を手に入れることができるのです。

黒酢にんにくで筋力を落とさずにダイエット

ダイエットで筋力の低下に要注意

ダイエットに挑戦する中で、有酸素運動を積極的に行って体脂肪を燃焼させようとする人も多いでしょう。有酸素運動は、体脂肪を燃焼してくれる働きがありますが、やりすぎると体脂肪だけでなく筋力まで落ちてしまうので注意が必要です。体脂肪と同時に筋力が落ちてしまうと、体重が落ちても体型が崩れてしまい、やつれた印象になってしまうこともあります。せっかくダイエットをしても、やつれてしまうのでは綺麗とはかけ離れてしまいますよね。ダイエットを行う際には、代謝を良くして体脂肪を燃焼すると共に、必要な筋肉は残しておく必要があるのです。

筋力が落ちると体型が変わってしまうだけでなく、日常生活の動作にも影響し、ちょっとしたことで転んだり、腰を痛めやすくもなります。

筋力を落とさずにダイエットする方法

ウォーキングやジョギングなどの運動を長時間行うと、血液の中に含まれるアミノ酸のBCAAが欠乏してしまいます。このBCAAが不足すると、筋肉を分解することでエネルギーを作り出そうとします。その結果、有酸素運動をやりすぎることにより、体脂肪だけでなく、大切な筋肉までもが落ちてしまうのです。筋力が落ちると、基礎代謝も落ちてしまうのでダイエットには大敵です。こういった悪循環を防ぐためには、BCAAを摂取し、有酸素運動による筋力の低下を抑えることができるのです。

黒酢にはBCAAが含まれている

黒酢にんにくがダイエットに効果があると言われていますが、その理由は黒酢に含まれるBCAAにもあります。黒酢にはBCAAが含まれていることから、運動から失われがちなBCAAを摂取し、補うことができるのです。BCAAが補われることから筋力が低下するのを予防し、基礎代謝をあげつつ不要な体脂肪だけを落としていく事ができます。これまでに運動したけれどダイエットの効果が思うように見られなかったという人は、黒酢にんにくを摂取しながら運動することで、より良いダイエット効果を得ることができるでしょう。

黒酢にんにくが体脂肪を分解してくれる

基礎代謝とは?

基礎代謝があがるとダイエットに成功するという話をよく耳にしますが、そもそも基礎代謝とは何なのでしょうか?基礎代謝を簡単に説明すると、「何にもしなくても体脂肪を燃焼してくれるエネルギー」という事になります。何もしなくても体脂肪が燃焼されるということは、何もしなくてもダイエットができるということになります。何もしなくても体脂肪を落とすことができれば、嬉しい限りですよね。

基礎代謝が上がると、冷え性なども改善し、体が温まりやすくなります。身体が温まることにより、脂肪を燃焼されるエネルギーも作られるのです。

ニンニクが基礎代謝を上げてくれる

黒酢ニンニクがダイエットに効果があるという理由には、黒酢に含まれる成分だけでなく、ニンニクに含まれる成分にもあります。ニンニクにはアホエンという成分が含まれています。アホエンには、血液をサラサラにしてくれる効果があり、血行がよくなります。その結果、基礎代謝も上がっていくのです。アホエンにより基礎代謝が上がると、特別なことをしなくても基礎代謝により不要な脂肪が燃焼されていきます。そして、「太りにくい」身体の基本を作ることができるのです。

黒酢とニンニクが一緒になってダイエットに効果的

黒酢とにんにくは、一緒になることで基礎代謝を上げる効果を最大限に発揮してくれます。そのため、ダイエットに挑戦する人には黒酢ニンニクがお勧めなのです。黒酢にんにくを摂取しながら運動すると、筋力を維持しながら体脂肪を減らすことができます。黒酢にんにくを摂取することにより基礎代謝もあがるので、激しい運動をしなくても体脂肪を落とすことができるという嬉しい結果にもつながります。むしろ、過度な有酸素運動は体脂肪だけでなく筋力も落としてしまう可能性があるので、身体が温まる程度の適度な有酸素運動が理想です。

こうしてみてもわかるように、黒酢ニンニクは基礎代謝をあげてダイエットの効果をあげてくれる働きがあります。ただし、過剰に摂取すると酢成分によりお腹が痛くなることもあります。黒酢にんにくを摂取する時には定められた量を守るようにしましょう。

痩せるためのサポート食品と言えば黒酢ニンニク

ダイエットに取り入れたい黒酢にんにく

ダイエットをするにあたり、取り入れたいとされている食品は幾つかありますが、中でも特に注目されているのが黒酢にんにくです。健康やダイエットのために黒酢ドリンクが勧められることもありますが、この黒酢にニンニクが追加されることにより、さらに大きな効果を与えてくれるのです。黒酢にんにくがダイエットにどのような効果をもたらしてくれるのか、詳しく見ていきましょう。

黒酢にんにくが食欲を抑えてくれる

ダイエットをするにあたり、食事の量を抑制したり、食べたいものを我慢するとイライラやストレスの原因にもなりかねません。しかも、ある一定期間だけ食事をコントロールして体重を減らしても、ダイエットの期間が終わるとこれまで我慢していた分沢山食べてしまうことから、せっかく落とした体重がリバウンドして増えてしまうということもあります。そんな悪循環を抑えてくれるのが黒酢にんにくなのです。黒酢にんにくには食欲を抑える働きもあり、ダイエットで食べる量をコントロールしている時でも、黒酢にんにくを飲むことにより、不要な空腹や食欲を避けることができます。食べるのを我慢することなくダイエットをすることができれば、後々のリバウンドも防げるでしょう。

黒酢にんにくで痩せやすい体を作る

黒酢にんにくがダイエットに効果的なのはまだまだ理由があります。黒酢にんにくは、身体の代謝を上げてくれる働きがあります。身体の代謝があがると、効率よく不要な脂肪を燃焼し、太りにくい身体になります。黒酢にんにくを使って代謝が上がることにより、体脂肪が燃焼されるようになることから、特別な食餌のコントロールをすることなくダイエットの効果を得ることも可能なのです。ダイエットである程度体重を落とした後も、黒酢にんにくを継続して飲むことにより、体型維持にも成功することができます。体型維持は、ダイエットの中でも特に難関なところですが、黒酢にんにくがあれば成功できそうですね。

黒酢にんにくサプリでダイエット

ダイエットに効果のあるサプリ

ダイエット方法の中には、サプリメントを利用して体重減少や体型を整える方法があります。サプリメントを利用してダイエットをする際には、「効果のあるサプリ」を選ぶことが重要となってきます。最近ダイエットに高い効果があるとして知られているのが黒酢にんにくサプリなのです。黒酢にんにくは健康に良いとして注目されていますが、実はダイエットにも高い効果を出してくれるのです。

黒酢にんにくサプリをダイエットに取り入れる

黒酢にんにくサプリでどうやってダイエットに成功できるのか、気になるところですよね。まずは、黒酢にんにくがどのような効果を与えてくれるのか知る必要があります。黒酢にんにくは、身体の代謝を上げてくれることから、体脂肪を燃焼したり、太りにくい体を作るのにも効果があります。つまり、黒酢にんにくサプリを飲むことにより、過度なダイエットをしなくてもある程度の脂肪を落とすことができるのです。黒酢にんにくサプリを飲むだけでダイエットをすることも可能ですが、さらなる効果を得たいという人は、黒酢にんにくサプリを飲みながら適度な運動をするとさらに効果的です。黒酢にんにくは疲労回復の効果もあることから、運動をして身体を温め、脂肪燃焼を助けることができます。疲労回復効果により、過度に疲れてしまうことも避けることができるので、元気を維持しつつダイエットをすることができるのです。

お酢が苦手な人でも飲むことができる

かつては黒酢ドリンクも健康やダイエットに効果があるとして注目されていましたが、中にはお酢の酸味が苦手で飲むことができなかったという人もいるでしょう。そんな人にお勧めなのが、黒酢にんにくの「サプリメント」なのです。サプリメントであれば、黒酢にんにくの栄養素が錠剤にまとめらているので、お酢の酸味を味わうことなく黒酢にんにくの栄養を摂取することができます。また、サプリメントであれば、バッグの中に入れて持ち歩き、飲みたい時間に飲むことができるので、とても手軽なダイエット方法でもあるのです。

黒酢にんにくがあれば健康に痩せられる

食事をコントロールするダイエット方法

ダイエットというと、先ず最初に食事の量を抑える人もいるでしょう。しかし、気を付けたいのは、過度な食事制限により日常生活に必要なエネルギーがなくなってしまい、体重が落ちるだけでなく基礎体力まで落ちてしまい、挙句の果てには病気にかかりやすい体質になってしまうこともあります。食事をコントロールすることで摂取カロリーを抑えることにより体重を落とすことはできますが、毎日の生活に必要なエネルギーは維持しておく必要があります。また、3食の食事は通常通りだけど、間食に食べていた甘いものを我慢してダイエットする方法もあります。しかし、甘いものを我慢すると、食欲が増してしまい、一度の食事の量が多くなってしまう可能性もあります。食事をコントロールしてダイエットをするためにはこういったことに気を付ける必要があるのです。

運動するダイエット方法

ダイエットの中には、身体を動かして体脂肪を燃焼させるという方法もあります。有酸素運動は脂肪の燃焼に効果があるとされていることから、ダイエットのためにジョギングを取り入れる人もいるでしょう。しかし、ここで気を付けなくてはいけないのが、ダイエットに成功したいがために有酸素運動を過度に行ってしまい、身体が疲れ果ててしまうということです。運動をした後に十分に休養をとることができないと、筋力まで落ちてしまうだけでなく、基礎体力が落ちてしまうので体調をくずしてしまいがちです。運動してダイエットをする際には、軽いウォーキングなどで身体を温める程度で十分でしょう。

健康に痩せられるダイエット方法

食事を抑えたり、運動をするダイエットには、基礎体力が落ちてしまうという難点があります。そんな難点なくダイエットを実現してくれるのが黒酢にんにくです。黒酢にんにくは、食事をコントロールするダイエットや運動と併用して飲むことで大きな効果を与えてくれます。ダイエットをすると基礎体力が落ちてしまいがちですが、黒酢にんにくを摂取することで失われがちなエネルギーを維持することができるので、元気を維持しながらダイエットをすることができるのです。

黒酢ドリンクが苦手な人には黒酢にんにくサプリ

黒酢ドリンクとダイエット

黒酢は1年から3年と、長い時間をかけて作られるドリンクです。この黒酢にはアミノ酸が豊富に含まれており、黒酢を飲むだけでダイエットをすることができるともされています。ダイエットというと、消費カロリーと摂取カロリーを計算して食事をコントロールしたり、運動をしたりして体重減少や希望の体型を目指す人もいます。上手に計算して食事をコントロールし、運動を続けることができれば、ダイエットに成功することもできます。しかし、実際のところカロリーを計算するための知識を身に着けたり、食事や運動のメニューを考えるのは一苦労です。計算を間違えてしまえば、せっかく努力して食事を我慢したり、運動を頑張ってもダイエットの成果を思うように得ることができません。しかし、黒酢ドリンクは、毎日飲むだけで体脂肪を燃焼させてくれるので、忘れずに飲む努力だけでやせることができるのです。

黒酢にニンニクが加わることでパワーも倍増

黒酢には体脂肪を燃焼させてくれる働きがありますが、にんにくを一緒に摂取することにより、さらに強い効果を得ることができます。黒酢とにんにくは、実はとても相性の良い食品なのです。にんにくには、体力を回復させてくれる強い効果があります。殺菌効果あり、風邪のひきはじめにニンニクを食べるだけでも風邪が悪化することなく風邪菌をやっつけることができるほどです。そんなニンニクと黒酢が一緒になることで、ダイエットで落ちた体力を回復させ、体脂肪の燃焼も助けてくれるのです。

黒酢にんにくを摂取する方法

黒酢にんにくは、黒酢ドリンクとニンニクを使っておつまみなどを作ることができます。おつまみとして食べるのであれば、おやつの代わりにもなり、余分な糖分やカロリーを摂取するのを予防することができます。

仕事などが忙しくてなかなか自分で作ることができないという人には、手軽に摂取することができるサプリメントがお勧めです。サプリメントではお酢の酸味は感じませんが、酢成分が配合されていることから、食後に摂取することで腹痛などを予防することができます。

黒酢とにんにくの関係

黒酢とにんにくの関係

黒酢とは?

コンビニやスーパーなどで見かける「黒酢」。黒酢とは、米を原料として作られたお酢のことです。ただし、米から作られていれば何でも黒酢になるという訳ではありません。黒酢は、南九州にて作られているお酢で、陶器のツボを使って作られています。作る期間も長く、熟成期間には1年から3年かかります。こういった伝統的な方法で作られているお酢が「黒酢」なのです。

黒酢の栄養分

黒酢には、アミノ酸が豊富に含まれているとされています。黒酢が健康に良いドリンクとして知られているのには、このアミノ酸がポイントとなっています。必須アミノ酸以外には、酢酸と糖分、水分によってつくられています。

必須アミノ酸は20種類あり、人間の体内では作ることができないことから、食べ物から摂取する必要があるのです。体内で作られないものなら、人間には必要ないのではと考える人もいるかもしれませんが、必須アミノ酸は身体にとってとても大切な役割を持っています。

病気ではないのに身体がだるかったり、何をするにも億劫だと感じている人、なぜだか落ち込みやすいという人、階段が辛いという人、そしてなぜだか太ってしまったという人は、必須アミノ酸が不足している必要があります。必須アミノ酸を摂取することにより、こういっただるさを改善することができるのです。黒酢には必須アミノ酸が豊富に含まれているので、イマイチ元気がでないという人にぴったりのドリンクです。黒酢を飲み始めることにより、朝の目覚めもスッキリするかもしれませんね。

にんにくとは?

にんにくはガーリックとしても知られており、ネギ科の野菜に該当します。にんにくは食欲をそそる香りをもつ野菜としても知られていますが、肉や魚の臭みを消してくれるという働きも持っています。そのため、肉料理や魚料理に使うことで、気になる臭みを消して、食欲のでるおいしそうな香りに仕上げることができるのです。にんにくを使って食事の香りを引き立てることにより、塩分を抑えることも可能です。

にんにくの栄養成分

にんにくは香りが良いだけでなく、豊富な栄養素も含んでいます。にんにくには、アリシン、炭水化物、タンパク質、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、そしてマグネシウムが含まれています。身体を作るために大切な栄養素が含まれているのがわかりますね。

アリシンはあまり耳にしない成分ですが、にんにくの特有な香りがアリシンなのです。アリシンは、ビタミンB1と一緒になることで、身体に元気を与えてくれます。にんにくがスタミナをサポートしてくれる食品として知られているのは、このビタミンB1のおかげでもあります。

にんにくは、かつては消化吸収を助けたり、鎮痛や解熱、強壮を目的とした食べ物として重宝されていました。

黒酢とにんにくは相性がとても良い

黒酢とにんにくの効果を見てみると、健康維持やスタミナのサポート、元気を与えてくれるなど、共通した効果をもっていることがわかります。同じような効果を持っている食材だからこそ、一緒に組み合わせることで最強の効果を得ることができるのです。

以下のような症状に悩んでいる人は、黒酢とにんにくの摂取がお勧めです。

・原因不明のだるさがぬけない

・睡眠時間はとっているのに、朝の目覚めが悪い

・元気がでない

・気持ちが落ち込んでしまいがち

また、仕事などが忙しく不規則な生活を送っているものの、食生活だけでも規則正しくできるように見直したいという人、いつまでも若さあふれるエネルギーを維持したいと考えている人、いつまでも綺麗でいたいと考えている人にも黒酢とにんにくはオススメです。

黒酢とにんにくには元気を与えてくれる効果があるので、どちらかだけでも多少の効果を感じることはできるでしょう。しかし、共通する効果のあるこの2つの食品両方を摂取することにより、自分でも気づくことができるほどの効果に期待することができるのです。元気が出ないで悩んでいる人は、まずはにんにくと黒酢を試してみましょう。

黒酢にんにくの選び方

栄養価の高い黒酢もろみを選ぶ

黒酢と一言で言っても、実は商品によって栄養価が異なります。黒酢を選ぶのであれば、「黒酢もろみ」がお勧めです。黒酢もろみは、1年以上じっくりと時間をかけて作られているもので、200年以上にもわたっている製法です。栄養価は通常の黒酢の10倍以上となっています。栄養価が気になる人は、黒酢もろみと通常の黒酢の栄養価を比較してみると一目瞭然です。

産地にこだわったにんにく

にんにくを選ぶ際には、国産であることに注目しましょう。「福地ホワイト六片」と呼ばれるホワイトにんにくも甘みがあって栄養価も高いと注目されてきました。しかし、最近ではさらに栄養価の高い黒にんにくも注目されています。黒にんにくは、栄養価が高いだけでなく、黒酢もろみの栄養が吸収されるのを助けてくれる働きもあります。黒酢とにんにくの組み合わせは健康をサポートするのに強い味方ですが、黒酢もろみと黒にんにくであれば、その力もさらに発揮してくれるのです。

その他の成分にも注目する

黒酢にんにくの成分を見てみると、黒酢とにんにく以外にも配合されている成分があるのがわかります。黒酢にんにくに含まれるその他の成分にはコラーゲンやDHA、EPA、大豆ペプチドなどがあげられます。コラーゲンはお肌の調子をよくしてくれるだけでなく、体内も修復して調子を整えてくれます。DHAやEPA、大豆ペプチドは、それぞれが持つ栄養だけでなく、黒酢にんにくの栄養が吸収されるのを助けてくれる働きもあります。こういった成分が配合されている黒酢にんにくを選ぶことで、元気もさらにわいてくることでしょう。

安全性にも注目する

黒酢にんにくを選ぶ際に忘れてはいけないのは安全性です。黒酢にんにくサプリを選ぶ際には、必ず安全性の高い国産の商品を選ぶようにしましょう。国産の黒酢にんにくにも様々なものがありますが、さらにこだわるのであれば、製造者の顔や情報がわかりやすく掲載されているものだとさらに安心です。

黒酢にんにくの摂取方法

黒酢にんにくサプリは食後がお勧め

黒酢にんにくサプリメントには、酢成分が含まれています。酢成分は、空腹の状態で摂取すると胃酸を痛めてしまい、腹痛を起こしてしまう可能性もあります。そんなトラブルを避けるためには、黒酢サプリメントは食べ物がお腹の中に入った状態の食後に摂取するのが効果的なのです。食後に黒酢サプリメントを摂取することで、酢成分が食べ物の消化吸収も助けてくれるので、食べ物からの栄養も効率よく吸収することができます。黒酢にんにくサプリメントだけでなく、黒酢ドリンクを飲む際も同じで、空腹を避けて食後に飲むのがお勧めです。

運動前後に飲んで疲労回復

黒酢にんにくには、アミノ酸が配合されています。アミノ酸は、筋肉を形成するのに欠かすことのできない成分です。そのため、運動する前後に黒酢にんにくを飲んでおくことで、アミノ酸が身体に働きかけて筋肉の疲労回復を助けてくれるのです。通常のスポーツをする際は勿論のこと、筋トレをする前後に飲んでもアミノ酸が身体に働きかけて身体の回復を促してくれます。身体を使った仕事をしている人は、仕事の前後に黒酢にんにくを摂取しておくことで、日ごろの疲労も軽減することができます。

時には休むことも大切

黒酢にんにくは、身体に元気を与えてくれる栄養素を豊富に含んでいます。しかし、時には体調がすぐれずに黒酢にんにくを飲みたくない時もあるでしょう。黒酢にんにくには酢成分があることから、お腹の調子が悪い時には無理をしないことが大切です。健康のために飲む黒酢にんにくでも、調子が悪い時に飲んでさらに症状を悪化させてしまっては意味がありません。黒酢にんにくを飲む際には、日頃の体調とも相談しながら飲むことで、効率よく身体に栄養を与えていく事ができるのです。ただ何となく身体の元気がないだけで、胃腸の調子が良い場合には、黒酢にんにくを飲むことで身体に必要な栄養を補給し、エネルギーもわいてくるでしょう。

黒酢にんにくは自分で作ることもできる

黒酢にんにくで健康な身体を作る

健康な身体を作るためには、規則正しい生活習慣と共に、必要な栄養素をしっかりと摂取することが大切です。特に、疲労感が取れずに疲れてばかりいるという人は、黒酢にんにくをとることで、身体に元気を与えることができます。黒酢にんにくはサプリを利用することもできますが、実はスーパーに売っている食品を使って自分で作ることもできるのです。忙しい時にはサプリを利用し、ちょっと時間に余裕がある時には自分で作ってみると、楽しく健康食品を食べることができます。

黒酢にんにくを作る

黒酢にんにくを作るためには、雑菌から守り、保存することができるガラス瓶やガラス製の容器が必要になります。しかし、一度必要なものをそろえてしまえば、あとは必要に応じて材料を購入するだけで、いつでも自家製の黒酢にんにくを作ることができます。新鮮な黒酢にんにくであれば、栄養価も高いので、効果も感じやすいでしょう。

自分で作ることのメリット

黒酢にんにくを自分で作るにあたり、最大のメリットはコストが安いということです。黒酢にんにくのサプリメントを購入するよりも、自分で黒酢とにんにくを購入して作る方が安く、同じ金額でも大量に作ることができます。自分で作る際には、材料にもこだわり、栄養価の高い黒酢と黒にんにくを選んで作ることができます。

黒酢にんにくを作る際の注意点

・黒酢にんにくを作る際には、雑菌に注意する必要があります。容器の中で雑菌を繁殖させないためには、毎回ガラス容器を消毒しましょう。

・にんにく6片に対して200mlの黒酢を入れます。1週間で食べきれる量を作ると良いでしょう。大量に作りすぎると、食べきる前に品質が悪くなってしまう可能性があります。

・容器に材料を入れたら2週間ほど放置します。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、虫が来ない場所や涼しくて風通しの良い場所に置くようにしましょう。

こういった点に注意すれば、黒酢にんにくは自宅のキッチンでも簡単に作ることができます。ちょっとしたおやつに黒酢にんにくを作っておくと効率よく栄養摂取もできますね。

黒酢にんにくサプリの効果と副作用

黒酢にんにくの効果

・アミノ酸が豊富に含まれている

・黒酢にはペプチドが含まれている

・ビタミンCも豊富に含まれている

黒酢にんにくにはアミノ酸が豊富に含まれていることから、運動をする人は勿論、そうでない人でも体力の回復に期待することができます。日頃からなぜだか疲れやすいという人は、黒酢にんにくを摂取することで元気が出てきます。

黒酢に含まれるペプチドは血液をサラサラにしてくれます。血行が良くなることで、冷え性の改善にもつながります。

ビタミンCは、風邪などを予防するだけでなく、美肌効果もあります。元気になりながらお肌の調子も整えることができるのです。

黒酢にんにくの副作用

黒酢にんにくには様々な効果がありますが、サプリメントとなると副作用も気になるところですよね。しかし、黒酢にんにくは食品であることから、医薬品のような副作用はありません。しいて言えば、大量に飲むとお腹が緩くなるので注意が必要です。

摂取量に注意

黒酢にんにくを摂取して健康を維持するためには、摂取量に気を付ける必要があります。黒酢にんにくは、体力を回復させてくれたり、健康維持の様々な効果が認められています。しかし、すぐに効果を得たいからと言って大量に服用すると、健康になるどころか体調を崩してしまう可能性があります。薬のような副作用はありませんが、食品を摂取する際にも適度な量が大切なのです。

例えば、揚げ物料理には副作用はありません。しかし、だからといって揚げ物料理を大量に食べると、油によって胃もたれがしたり、不健康に太ってしまうなどの悪影響が考えられます。

黒酢にんにくも同じように、適度な量を摂取すれば身体に良い効果を与えてくれますが、大量に摂取することにより体調をくずす原因になってしまうこともあるのです。黒酢にんにくは、サプリメントでも酢成分が含まれています。空腹時にいきなり飲んだり、過度な量を摂取すると腹痛を起こしたり、お腹が緩くなることがあるので注意が必要です。黒酢にんにくサプリメントを利用する場合には、パッケージに表示された量を守るようにしましょう。

黒酢とにんにくを使った料理とその効果

黒酢にんにくは料理に活用することもできる

黒酢にんにくは、サプリメントから摂取するだけでなく、料理に活用しておいしく摂取することもできます。手作りの黒酢にんにくがあれば、ちょっとしたおつまみや隠し味にも使うことができるのです。忙しい朝や日中は手軽に摂取できるサプリメントを利用し、夜はゆっくり手作り黒酢にんにくを味わうというのも良いでしょう。おいしければ、黒酢にんにくを食べるのが毎回楽しみにもなりますね。黒酢といっても様々な種類があります。使用する黒酢は、もろみ黒酢を使うことで、さらに高い栄養価に期待することができます。

黒酢にんにくの作り方

黒酢にんにくを作る場合には、にんにくの皮をむき、カットせずに使います。皮をむいたにんにくをガラス容器に入れ、にんにくがしっかりひたるように黒酢を入れます。電子レンジで2分ほど加熱し、細菌が入らないようにしっかりと密閉します。室温に置き、24時間以上したら食べることができます。一週間程度で食べきれる量を目安に作ると良いでしょう。

黒酢にんにくの活用方法

作った黒酢にんにくは、そのままおつまみやおやつとして食べることもできますが、料理に活用することで、いつもの料理が一層おいしくなります。料理に活用する場合には、煮込み料理ににんにくを忍ばせたり、刻んで隠し味として使うこともできます。にんにくは炒め物に活用することで食欲をそそる香りを引き立ててくれます。ただし、健康維持を考える場合には、調理での過熱により栄養価が変わってしまう可能性もあるので、サプリメントで上手に取り入れることがお勧めです。

手作り黒酢にんにくの効果

黒酢にんにくを手作りすると、にんにくが新鮮なうちに摂取することができるというメリットがあります。手作りの黒酢にんにくでも、おいしく黒酢にんにくサプリと同じ栄養を摂取することができます。イマイチ元気がでないという人は、おかずの一品に黒酢にんにくを毎日加えることで身体の変化を感じることができるでしょう。しいていえば、手作り黒酢にんにくの場合には、サプリメントのような摂取量が定められていないので、効果を得るための摂取量に注意する必要があります。

黒酢にんにくは免疫力アップに効果的

黒酢にんにくを取ると免疫力が上がる

様々な健康への効果があるとされている黒酢にんにくですが、この黒酢にんにくは、免疫力を向上させる効果もあるとされています。特に風邪をひきやすい冬には、免疫力をしっかりサポートしてくれる食品を日ごろから心掛けたいですよね。そんな時に活躍してくれるのが黒酢にんにくなのです。冬に限らず、春から秋にかけても黒酢にんにくを摂取することで、身体の免疫力を向上させ、風邪だけでなく、病気にかかりにく丈夫な身体作りをすることができるのです。体調を崩しやすいという人も、まずは黒酢にんにくを試してみましょう。

にんにくが免疫力アップに効果的な理由

にんんくには「アリシン」という成分が含まれています。アリシンは、にんにくの臭い成分でもあり、殺菌力に優れています。そのため、アリシンを摂取することにより、身体の中に入ってきた風邪菌やインフルエンザ菌、その他の細菌から体を守り、感染症にかかりにくい体を作ることができるのです。細菌が周囲に舞いがちな季節でも、にんにくを食べることで細菌の侵入を防ぐことができます。黒酢にんにくのサプリメントを利用する場合には、品質の良い商品を選ぶことでさらに高い効果に期待することができるでしょう。

黒酢はどうして免疫力アップに効果的?

黒酢には酸味が含まれています。この酸味が唾液を促進します。唾液が促進されると、消化を助けてくれることから、身体全体の免疫力を向上させることができるのです。黒酢には、リンゴ酸やこはく酸、乳酸、そして酢酸などが含まれており、お腹のなかの善玉菌をサポートしてくれます。お腹の中の善玉菌が増えると、悪玉菌をやっつけてくれることから、病気の原因となるものを体の中から排除することができるのです。黒酢は酸化防止にも効果があります。ストレスを受けやすい生活の中では身体が酸化してしまいがちですが、黒酢を飲むことにより酸化を防止し、強い身体を作ることができるのです。

黒酢ドリンクでお肌が綺麗になる

黒酢には美容成分がいっぱい

黒酢にんにくは身体が元気になるとして知られていますが、実はお肌も元気にしてくれるのです。黒酢には、セリンやシスチン、グリシン、スレオニン、ヒスチジンが含まれています。

セリンはお肌の水分を維持する効果があり、化粧水にも含まれている成分です。シスチンはメラニンを抑制してくれることから、シミ対策に効果があります。シスチンは出来てしまったシミにも効果があるとされています。グリシンはコラーゲンを作るのに欠かすことのできない成分で、お肌に弾力を与えてくれます。スレオニンは、天然保湿成分にも存在するもので、お肌を細菌などから守ってくれます。ヒスチジンは、お肌を紫外線から守り、シミをはじめ、皮膚がんなどからも守ってくれます。お肌の衰えやシミ、シワなどが気になる人は、黒酢がお勧めです。

にんにくが持つ美容成分

にんにくには、アリシンと呼ばれる成分が含まれています。にんにく特有の香りがこのアリシンで、アンチエイジングにも効果があります。アリシンは、老化の原因となる活性酸素に働きかけて、抗酸化作用を促進させてくれます。いつまでも若々しい綺麗なお肌を維持したい人にも見逃すことのできない成分なのです。

黒酢にんにくと生活習慣

綺麗はお肌は、美容に効果がある黒酢にんにくを取ると同時に、生活習慣を見直すことも大切です。深夜10時から2時の間に熟睡することが大切で、出来れば9時頃から6時ころまで睡眠を取ることができれば理想です。睡眠を取ることにより成長ホルモンが働き、体の様々な部分を修復させてくれます。忙しい毎日の生活も、睡眠時間がしっかり取れていることで一日の疲れをリセットし、また新しい次の日を頑張ることができるのです。綺麗なお肌にも休息は欠かすことができません。夕食を食べ、お風呂に入ってリラックスした後は早めにベッドに入り、身体を休ませるようにしましょう。成長ホルモンに合わせて黒酢にんにくを摂取すると、さらに効果も高くなります。

黒酢にんにくの効果を感じるまでの期間

薬のような即効性はない

様々な健康への効果があるとして注目されている黒酢にんにくですが、調べてみると数多くの効果が紹介されています。ただし、ひとつ覚えておきたいのは、黒酢にんにくは医薬品ではなく食品であるということです。そのため、黒酢にんにくを飲んで数時間後にいきなり元気になる、という訳ではないのです。医薬品の場合には、多くの場合服用してから数時間以内に効果を感じることができます。黒酢にんにくにはそういった効果はありませんが、副作用がないので安心だというメリットもあります。医薬品のような即効性はなくても、黒酢にんにくを毎日継続して飲むことにより、小さな積み重ねで病気にかかりにくい元気な身体を作りあげることができるのです。

効果を感じる期間には個人差がある

黒酢にんにくの効果には個人差があります。例えば、特別不規則な生活をしているわけではないのに何となく体調がすぐれないという人。ただ単にエネルギーが不足している場合には数週間で効果を感じることもあります。しかし、不規則な食生活から様々な栄養が不足していたり、睡眠不足が続いている場合には、黒酢にんにくサプリを飲むと同時に、生活習慣を見直す必要があります。生活習慣が乱れている人は黒酢にんにくだけでは効果は感じにくいものですが、サプリメントを取ることで健康な身体への第一歩を踏み出すことができるでしょう。

黒酢にんにくの効果をより早く感じる方法

せっかく黒酢にんにくを飲むのであれば、できるだけ早く効果を感じたいものですよね。効果を感じるまでの期間は、それぞれの生活習慣などによっても変わってきますが、サプリメント選びに気を付けることでより早く効果を感じることができます。黒酢にんにくには様々な商品がありますが、中でも品質の良い商品を選ぶことで、より高い栄養を吸収することができます。栄養価と吸収力に注目して商品を選ぶことにより、効果の感じ方も変わってくるのです。黒酢にんにくを選ぶ際には、使われている原材料にも注目してみるようにしましょう。

高麗人参の効果と副作用について

高麗人参の効果と副作用について

高麗人参には副作用があるのか

高麗人参は薬ではありませんが、中国や韓国では昔から生薬として使われてきました。その昔は王家に珍重されたほど栄養価の高い野菜で、様々な健康効果のある野菜ですから、副作用についても議論されることが多いです。

結論から言うと、高麗人参に明確な副作用はありません。高麗人参にはサポニンという成分がたくさん含まれていますが、サポニンは極度に過剰摂取しない限り、毒性を持ちません。高麗人参を一気に何十本もかじって食べた、というケースを除いてはサポニンが体に悪影響を与える要素がないのです。

しかし、高麗人参を摂取するようになって、下痢や頭痛などの症状が出たという声もあります。これが副作用として語られることもありますが、これらの症状は「体が驚いて反応している」というケースがほとんどです。お腹の調子が悪くなる人の場合、高麗人参の成分が腸の蠕動運動を活発にして、普段より強い便意を感じることがあるようです。頭痛の場合、高麗人参には血管を広げる作用がありますから、普段から冷え性などで血管が収縮しがちな人ほど、血管拡張が起こる時に頭痛を感じやすいようです。

以前は血圧が高くなり過ぎると言われていた高麗人参ですが、近年の研究では血圧を「調整」する働きがあることが分かっています。血圧が高い人には下げる作用、低い人には上げる作用があるということです。高価で栄養分が豊富なため、健康成分が体を驚かしてしまうことがありますが、薬にあるような危険な副作用は一切ありません。

高麗人参のもたらす健康効果とは

高麗人参には、サポニンという成分が豊富に含まれています。苦みやえぐみの正体がこの成分です。サポニンには殺菌作用の他に抗炎症作用があります。この作用が基本となって、疲労回復や免疫力の向上、血行の促進など様々な健康効果があらわれます。

また、高麗人参に含まれるサポニンは、様々な種類のものが含まれていますので、脂質や糖質の代謝促進や抗酸化作用など、たくさんの健康効果が期待できます。昔から「万能薬」や「不老長寿の薬」と言われてきたのは、サポニンをはじめビタミンやミネラルなどたくさんの栄養が健康に作用するからです。

高麗人参の血圧に関する作用

サポニンは別名ジンセノサイドと呼ばれています。ジンセノサイドには2つのタイプがあって、一つは「ジオール系ジンセノサイド」、もう一つは「トリオール系ジンセノサイド」です。これらのジンセノサイドは、それぞれ血圧に対して違う働きをします。

ジオール系ジンセノサイドは中枢神経抑制の作用を持ち、トリオール系ジンセノサイドは中枢神経興奮の作用があります。この2つのジンセノサイドは同じ高麗人参の中に共存していて、実と葉の部分にはトリオール系ジンセノサイドが、根の部分にはジオール系ジンセノサイドが多くなっています。

市販されているサプリメントやドリンクのほとんどが、実と葉の部分は捨てて根だけを加工して作られています。ですから、高麗人参を服用すると血圧が上がるというのは間違った情報なのです。根の部分のジオール系ジンセノサイドには血圧を「調整」する働きがあります。血圧が高い人が飲めば下げる効果、低い人が飲めば上げる効果となって現れるのです。

高麗人参を育てることはできるのか

高麗人参の種や苗は市販されています。高麗人参を買うと高いので自分で栽培したいという人も増えていますが、実はとても難しいことなのです。

まず、土を厳しく選ぶ野菜です。日当たりが良すぎず、悪すぎず、水はけが良すぎず、悪すぎず。こういった土地を確保すること自体難しいことですが、このような土地でないと高麗人参は育ちません。また、高麗人参は収穫までに5年から10年の月日がかかり、土の栄養をすべて吸収してしまうので、収穫した後は10年間何も植えられません。このように厳しい条件のある高麗人参ですが、実際に家庭で育てている人もあり、絶対に育てられないということではありません。

高麗人参とはどんな野菜?

高麗人参の基本データ

高麗人参の正式な和名は、「オタネニンジン」といいます。セリ目ウコギ科で、原産国は中国から朝鮮半島にかけての地域といわれています。野菜の人参はウコギ科ではなくセリ科なので、高麗人参と野菜の人参は近類主ではなく、まったく別の種の植物ということになります。

現在でも、中国北東部やロシア沿海州にかけては、自生している高麗人参がみられます。戦前までは野菜の人参と区別するために「朝鮮人参」と呼ばれていましたが、戦後になって輸入元の韓国への配慮から「薬用人参」と呼ばれるようになり、その後高麗人参と呼ばれるようになりました。

主な産地

世界で流通している高麗人参のおよそ7割は、韓国と中国で栽培されています。日本でも福島県や長野県、島根県が産地として知られています。中国の古い文献にも薬効の高い植物としてたびたび登場する高麗人参ですが、栽培が難しく、18世紀のはじめの李氏朝鮮時代に初めて栽培に成功したといわれています。

韓国では忠清南道や任川が、北朝鮮では開城市が産地として有名です。中国では長白山の麓が産地として有名で、現地では「長白人参」として販売されていることもあります。

主な利用方法

高麗人参は生薬として使われることが多く、漢方薬に含まれることもあります。生薬として使われるのはほとんどが「根」の部分で、糖尿病や動脈硬化、滋養強壮に効果が高いとされている「サポニン群」を多く含んでいます。

薬効については研究が続けられていて、以前は「高血圧の人には禁忌」とされていましたが、現在では血圧を下げる働きがあることも分かってきました。日本でも江戸時代には生薬として使われていましたが、庶民には手が届かない高価な生薬という位置づけでした。

生薬以外では、韓国では煎じて「人参茶」として飲んだり、サムゲタンの具材として使われたりしています。日本でも栄養ドリンクや健康食品に使われることもあります。北朝鮮では産地で作られる人参酒が有名で、開城市の主要な輸出品となっています。

高麗人参の4大効能とは?

第一の効能

第一の効能は「疲労回復」です。疲労回復に役立つといわれている「サポニン群」を豊富に含んでいます。サポニンはビタミンやミネラルと相性が良い成分で、体内で疲労回復の力を発揮してくれます。日々の疲れが蓄積した状態で、睡眠をとっても体から疲れが抜けていないと感じる時に効果を発揮します。また、血行促進効果も高いので、体を温めることができるため、疲労物質が溜まりにくくなるともいわれています。

第二の効能

第二の効能は「糖尿病」に対する効果です。糖尿病に対しては、体内の水分保持をして糖が出て行くのを防ぎます。糖尿病患者さんは、体に必要な糖まで尿で出してしまいます。高麗人参は利尿作用の調整(抑制)をしてくれますので、血糖値が下がることを防ぎます。また、脾臓に直接作用して、インスリンの分泌を高めることも分かっています。さらに、体全体の筋肉や内臓の働きを高める効果があるため、糖が効率良く代謝できるような手助けを行います。

第三の効能

第三の効能は「血行促進」です。栄養成分が心臓や血管に直接作用するので、末梢の血管が広がり、血行が良くなります。心臓が血液を押し出す量も増えるので、冷え性には高い効果があると言われています。赤血球や血小板、白血球など血液の成分そのものを増やす効果もあります。この働きが免疫力を高めることにつながっていきます。肩こりや腰痛にも効果が高いといわれるのは、この血行促進効果のおかげなのです。

第四の効能

第四の効能が「風邪予防(免疫力向上)」です。血液中の構成成分を増やす働きがあるので、菌と戦う白血球の数が増えることによって免疫力を上げて風邪を引きにくい体質にしてくれます。第三の効能である「血行促進効果」との相乗効果で体内に侵入した菌やウイルスから体を守り、強い体へと導いてくれます。子供の風邪予防にも効果がありますが、大人と同じ量を飲ませるのは体に負担が大きいので、大人の3分の1の量に抑えるようにしてください。免疫力が定まらない乳幼児には与えるのは避けてください。

高麗人参に副作用はある?

高麗人参を摂取して起こる好転反応とは

高麗人参は、WHOでも安全性が認められています。結論から言うと、高麗人参そのものに「副作用」はありません。ただ、高麗人参の皮に含まれる成分には血圧を調整する効果がありますが、皮を含まない生薬には血圧を上げる作用があります。用量を守っていれば急激に血圧が上がってしまうということはありませんが、心臓がドキドキしたり、息切れを感じたりすることはあります。また末梢の血管を膨張させる効果が高いので、服用後に頭痛を感じる人もいるようです。

漢方の世界ではこのような状態を「好転反応」といっていて、これまで悪かった部分が改善していく過程としています。体が慣れてくると次第に症状も治まりますので、様子を見ても良いということです。

持病のある人は医師に相談を

持病のある人のすべてが高麗人参を飲めないわけではありません。持病があって、薬を毎日服用している人の場合は医師に相談してください。高麗人参自体は薬ではないので、処方された薬との禁忌の飲み合わせはありませんが、薬の効果を弱めてしまったり、反対に効果を高めてしまったりする恐れはあります。

また、ごく稀に高麗人参でアレルギーを起こす人もいます。「飲んだ直後に胃の調子が悪くなって、検査の結果高麗人参のアレルギーがあった」というケースもあります。好転反応と明らかに違うのは、飲んだ直後に症状が出始めたという点です。飲んですぐに調子が悪くなる場合には、すぐに服用を中止して医師に相談してください。

用法容量を守ることが大切

高い効果を期待して大量に摂取しても良いことは何もありません。高麗人参が使われたドリンクやサプリメントでも同じで、一日の摂取量は安全に使用できる量ということですから、早く治したいとか、より高い効果を期待したいといって量を増やしても効果は変わりません。変わらないならまだ良いのですが、高麗人参のように栄養成分がぎっしり詰まった生薬では、飲みすぎることによって体調が悪くなることもあります。飲みすぎて体調が悪くなるのは「副作用」とは言いません。この場合も中止をやめれば症状は治まっていくはずです。

高麗人参を自分で育てるには

大切な土づくり

高麗人参は収穫までに、およそ5年から10年の月日がかかります。土の中にできる「根」の部分に栄養を蓄える野菜で、最も栄養価が高いのが「6年根」と言われるもので、土の栄養を6年間も根に蓄え続けるのです。そのため、長い間高麗人参を育てていくために、土の中にしっかりと栄養が保たれるような土づくりが大切です。高麗人参の栽培に成功するためには、最初の土作りが最も大切ということです。

数年間高麗人参を育てた土地は、とても痩せた土地になりますので、収穫後の数年間はどんな作物を育てることもできないといわれています。同じ土地で高麗人参を育てようと思えば、再び数年間をかけて土づくりから始める必要があります。

栽培するのに適した場所とは

高麗人参の栽培には、「非燥・非陰・非陽」と言われています。乾燥しない・寒くない・暑くないところが向いているということです。土の水分については、1年を通して平均的に50%から60%が最適で、これ以上でもこれ以下でもきちんと育つことができない作物です。

このような厳しい条件を満たす土地は限られていて、日本では水はけのよい山間部の傾斜地や平地で水はけのよい熟畑で栽培されています。アルカリ性の土地は不向きですから、土地がアルカリ性の場合は酸性の強い山土を混ぜて酸性に調整する必要もあります。

栽培から収穫まで

種が市販されていますが、種から2年程度栽培された「苗」も買い求めることができます。土壌の改良を終えたら、種をまくか苗を植えて栽培を始めます。収穫できる根が育つまでには4年ほどかかります。4年ほど経ったころ、小さな花が咲いて、その後赤い実がなります。

また、高麗人参には葉が出て柄が出ますが、この柄によって栽培年数が分かると言われています。柄は1年に1本ずつ増えていきます。収穫を終えた土地は10年ほど寝かせて自然の中で栄養を蓄えさせることで、再び高麗人参を育てることができるようになります。

高麗人参の美味しいレシピ

高麗人参の食べ方「サムゲタン」

生の高麗人参が手に入ったら、韓国の伝統料理である「サムゲタン」にチャレンジしてみましょう。本来は鶏1羽を丸ごと使います。鶏のお腹の中にもち米とナツメを入れて、高麗人参やネギ、唐辛子の入ったスープで何時間も煮込みます。家庭で鶏を1羽丸ごと手に入れるのはなかなか難しいので、骨付きのもも肉(クリスマスに使う鶏の足)でも代用できます。

本場のサムゲタンでは、皮をむいた高麗人参を切らずに使いますが、家庭用のレシピでは食べやすい大きさに切っても良いでしょう。ただ、長時間煮込むため、丸ごと投入しても煮崩れてちょうど良い形になりますので、各家庭で使い方はアレンジしてみましょう。頭の部分は必ず落として下さい。冬は体が温まり、免疫力を高める効果が高いので、風邪予防にオススメのレシピです。

高麗人参のはちみつ漬け

高麗人参をたくさん手に入れたら、はちみつ漬けを作っておきましょう。エキスをお湯で薄めてドリンクにすることで、疲労回復の常備ドリンクの出来上がりです。

作り方はとても簡単で、高麗人参の頭の部分と皮の汚れた部分を落としておき、薄めの輪切りにして一晩乾燥させます。乾燥させることで高麗人参独特の香りと水分を飛ばすことができます。消毒した瓶に乾燥させた高麗人参を入れて、はちみつを注いだら完成です。漬けてから一週間後から飲めるようになります。乾燥させても高麗人参からはたくさん水分が出ますので、少し大きめの瓶を用意する事がコツです。

高麗人参の天ぷら

人参を天ぷらにして食べたことがありますか?高麗人参には独特の香りがあり、それが苦手という人が多いのですが、天ぷらという食べ方が実は意外においしいと評判です。本場韓国では、露天でも「高麗人参の天ぷら」がファーストフードのような位置づけで売られています。日本のように天つゆや塩で味をつけるのではなく、蜂蜜につけて食べるのが本場韓国流です。自宅では独特の香りが天つゆの出汁に合わないこともあるので、塩でシンプルに頂くのがオススメです。

高麗人参ドリンクの選び方

たくさんある中でどれを選べば良いのか?

高麗人参は簡単に手に入る野菜ではありませんし、いざ食べようとしても独特の香りが苦手で食べられないという人も多いでしょう。最も手軽に高麗人参を摂るなら栄養ドリンクタイプのものがオススメです。

薬局の栄養ドリンクコーナーには、高麗人参のドリンクがたくさん並んでいます。金額には差があって、1本数百円のものから、数千円のものまで置いてあります。高麗人参の効果をしっかりと取り入れたいなら、6年根の人参を使っているドリンクを選びましょう。また、メーカーも大手のものであれば安全性に信頼がおけます。金額が高いものには高麗人参のほかに、様々な生薬が含まれているものが多いのですが、無理をして高いものを買うのではなく、最初は手軽に続けられるものを選びましょう。

ドリンクの効果的な飲み方

液体タイプには「抽出液」「エキス」「ドリンク」があり、手軽に飲めるのはドリンクタイプのものです。商品の中には高麗人参の味わいをそのまま生かしたものがあり、「飲みにくい」と感じるものもあります。せっかく買ったドリンクがとても飲めない!と感じた場合、薬ではありませんから何かに混ぜたりしても大丈夫です。

最もオススメなのは「蜂蜜」を加えてみるという方法です。砂糖を入れても甘みが増すだけで、独特の香りと味はマイルドにはなりませんが、蜂蜜なら飲みやすくマイルドなドリンクに変える事ができるはずです。味に飽きてしまったら、料理やお菓子に混ぜることもできます。

ドリンクとサプリメントどちらが良い?

ドリンクは商品によって味が様々で、飲みにくいものもありますが、サプリメントならすべてコーティングされているので飲みやすいというメリットがあります。どちらが良いかはお好みですが、毎日健康のために飲み続けるならばサプリメントの方がコストパフォーマンスに優れています。サプリメントには、女性のために美容成分がたくさん配合されているものや、男性の健康のための成分がたくさん配合されているものなどがありますので、目的に合わせて続けられる金額のものを選ぶようにしましょう。

高麗人参の美容効果は?化粧品に使われている?

アンチエイジング効果に注目

肌は年齢を重ねると衰えていくものですが、その原因の一つとして「活性酸素」の影響があります。活性酸素の働きを抑制するのが「抗酸化作用」のある酵素ですが、この酵素自体が年齢とともに減少していきます。

そこで抗酸化作用をもった成分や栄養素を、外から足してあげる必要があるのです。高麗人参には、「サポニン」という高い抗酸化作用をもつ成分が豊富ですので、活性酸素を排除して肌のハリを高めたり、しみの発生を抑制したりするアンチエイジング効果に注目が集まっています。サポニンには肌のターンオーバーを活性化させる働きもあるので、加齢による肌の衰えのスピードを遅くする効果が期待できます。

内臓からきれいになり美肌

肌は内臓の鏡と言われます。内臓の疲れは肌に表れるといわれ、本当に内臓疾患になった時には肌の色などで分かってしまうほどです。高麗人参に含まれるサポニンという成分は、肝機能や腎機能など内臓の機能を底上げする力がありますので、内臓から来る肌荒れに効果が期待できます。サポニンだけでなく、美肌への効果が期待できるビタミン類も豊富なので、様々な角度から美容にアプローチすることができます。

化粧品での美容効果

昨今の韓流ブームもあり、韓国製のコスメ人気が日本でも高まっています。高麗人参を配合した化粧品も多いのですが、これにはどのような効果があるのでしょうか。

まず、高麗人参に多く含まれる豊富なサポニンが肌表面から取り入れられることはありませんが、サポニンの持つ抗炎症効果は期待できます。内側から摂取した方が美容効果が期待できると言われている高麗人参ですが、高麗人参の抗炎症効果と、化粧品に配合されているその他の美容成分が肌に合えば、美肌に効果があると言えるでしょう。高麗人参の美容効果を高めたいと考えるのであれば、化粧品と同時に内側からドリンクやサプリメントなどで摂り入れることが大切です。

頭痛・血圧と高麗人参の関係

高麗人参で頭痛が起こる

高麗人参を摂取すると頭痛が起こるという噂がありますが、これは本当なのでしょうか。実は、高麗人参の成分を摂ることで頭痛が起こる人は多いと言います。高麗人参自身に頭痛のタネになる成分が入っているというわけではなく、高麗人参を体内に入れることで血流が良くなったり、免疫力が高まったりするので、体が驚いて頭痛が起こることがあるそうです。

片頭痛のような症状が起こる場合は、血管が普段から縮小している証拠で、高麗人参の影響で血管が正常に戻ろうとするため頭痛が起こるということです。寝込むほどの頭痛でなければ、しばらく続けてみてはいかがでしょうか。酷くなる場合には高麗人参の服用をすぐに中止してください。

高麗人参で血圧が上がる

高麗人参で血圧が上がるというのは事実です。少し前までは、高血圧の人に高麗人参は禁忌といわれていました。しかし、研究が進み、高麗人参の部位によって血圧への作用が変わることが分かってきたのです。

実や葉には血圧を上げてしまう成分が含まれていますが、根には血圧を上げる成分と下げる成分の両方が入っているのです。その人の血圧の状態によって、上げる作用と下げる作用が上手に働くことが分かってきました。ですから、元々血圧が低かった人の場合、高麗人参の作用で血圧が上がりますので、その過程で頭痛が起こる人もいるようです。

高麗人参を避けた方がいい人

高麗人参を自己判断で摂取するのを避けた方が良いのは、持病があって継続的に服薬している薬がある人です。高麗人参は薬品ではありませんから、どの薬と飲み合わせてはいけない、という明確な定義はありません。薬の効果を強くしてしまうこともありません。ただし、肝臓病の薬や血圧を調整する薬などは高麗人参に含まれる成分によって効き目が弱くなってしまうことがあります。どの薬は大丈夫でどの薬の場合は避けた方が良いのか、自己判断はとても難しいので医師や薬剤師に相談してみましょう。

高麗人参とその効能について

高麗人参とその効能について

高麗人参とは?

高麗人参の学名は、Panax ginseng C.A Meyerと言います。もともとは1843年にロシアのCarl Anton Meyerが命名したと言われています。高麗人参は、オタネニンジンというウコギ科の植物の根の部分を乾燥させたもので、別名「朝鮮人参」、「人蔘(にんじん)」と呼ばれることもあります。一般的な人参と似ていることから同じ種類の植物かと思われがちですが、野菜の人参はセリ科ニンジン属という別の種類の植物です。

高麗人参の歴史

高麗人参については2000年ほど前に記された書物の中ですでに記述があります。秦の始皇帝が高麗人参を万能薬として愛用していたのは有名な話です。日本に高麗人参が渡ってきたのは八世紀です。江戸時代の頃にはすでに高麗人参が日本でも栽培されていたようで、徳川家康も愛用していたと言われています。当時は一般の庶民にはとても買うことのできない高級食材だったのです。

高麗人参の効能

高麗人参は万能薬として知られています。美容だけでなく健康にも役立つ健康食品として、すでに2000年も前から認知されていました。歴史の中でそれほど長く使われ続けていることから、多くの人が高麗人参の効果や効能を認めていることがわかります。

高麗人参は生活習慣病の予防、ガン予防、疲労の回復などに用いられます。また、美容面においてもアンチエイジング、ダイエット、デトックスなどに効果があるとして注目されています。美容大国である韓国では、高麗人参を配合した化粧品が多く販売されていることからも、高麗人参が美容に役立つ植物として広く受け入れられていることがわかります。

さらに、高麗人参は認知症や記憶力が低下している人にも改善効果があることがわかってきました。日本も高齢社会が進んでいますので、これからはこうした症状の予防としても高麗人参がさらに用いられるかもしれません。

高麗人参がオススメの人とは

高麗人参は、アンチエイジングに興味がある人にオススメです。高麗人参にはサポニンというポリフェノールの一種が含まれています。サポニンには高い抗酸化作用があるため、人間の体の細胞が酸化して衰えるのを抑えてくれる作用が期待できるのです。

具体的には、肌のシミやシワを抑えてくれ、肌を白くなめらかに保つ作用があります。また、サポニンが新陳代謝を活発化することで、古い角質がどんどん新しい角質と入れ替わり、きれいなお肌を保つことができます。

さらに、加齢による疲れや働きすぎによる疲労などに困っている人にもオススメです。高麗人参の滋養強壮効果は、右に出るものはいないと言われるほど優れています。そのため、栄養ドリンクやサプリメントなどにも高麗人参が配合されているものが多いです。虚弱体質や病後の体力回復など、体質改善、体力増進を求める人には、高麗人参がオススメです。

効果の高い高麗人参の選び方

高麗人参と一口にいっても、実は高麗人参には種類が色々あります。現在では韓国だけでなく、中国、日本、アメリカやカナダなど産地も複数ありますし、それぞれの産地によって高麗人参の有効成分の含有量も違います。例えば、韓国産の高麗人参はサポニンが38種と言われていますが、中国産ではサポニン14種とかなり減り、さらに日本産だとサポニン8種にとどまります。

また、同じ産地の高麗人参であったとしても、土壌作り、栽培年数などの条件によって含まれるサポニン含有量が違います。そのため、高麗人参を選ぶ際には産地をまず確認して、できれば韓国産を選ぶのがオススメです。さらに、韓国産の中でも土壌や栽培年数など、良い条件のもとで栽培された高麗人参かどうかを確かめる必要があります。

また、選び方の基準の一つとして、有効成分の「ジンセノサイド」の含有率を確認する方法もあります。信頼できるメーカーが販売している高麗人参の商品には、ジンセノサイド含有量が記載されていますので、商品を選ぶ際の目安の一つとしてチェックしてみてください。

高麗人参の滋養強壮効果

高麗人参に健康効果があることは昔から広く知られていますが、高麗人参の効能の一つとして「滋養強壮効果」が挙げられます。では、高麗人参の滋養強壮効果とは具体的にどのようなものでしょうか?高麗人参はどのような人に効果的でしょうか?また、どのように摂取すればいいのでしょうか?

高麗人参の滋養強壮効果

滋養強壮とは、そもそも体の栄養になる、体が丈夫で元気になる、という意味合いがあります。その点で高麗人参にはサポニンという栄養素が含まれていて、サポニンを摂取することで新陳代謝がよくなったり、血圧を高めて安定させるなどの働きをしてくれます。さらに、高麗人参に含まれるアルカロイドという成分は体の免疫力を高める効果があるため、より健康的な体を作るのに最適なのです。

こうした高麗人参の栄養素を考えてみると、高麗人参を摂取することで滋養強壮効果が得られ、体が全体的に元気になることがわかります。高麗人参の滋養強壮効果を調べるための実験では、タクシードライバーに対して勤務の直前に高麗人参の粉末を摂る方法で実験が行われました。すると、ドライバーさんたちの実感として、眠気が改善される結果となりました。そして、血圧測定などの数値面からも、高麗人参を摂取したあとの長時間労働において、疲労回復効果があることが確証されたのです。

高麗人参はどのような人に効果的?

高麗人参は、免疫細胞を活性化する働きがあることから、免疫力低下によって引き起こされる様々な体の不調や症状を訴える人におすすめです。また、日本で最近増加傾向にあるED(勃起不全)に対しても効果を発揮すると言われています。高麗人参の効能として、血管系や内分泌系、神経系にもよい影響を及ぼすため、体の内側からEDの原因に働きかけて改善してくれるというわけです。

高麗人参の効果が裏付けられる

神戸大学が行った臨床検査では、乏精子症という疾患のある患者グループに対して三年間にわたり高麗人参の抽出物を投与するという実験が行われました。結果は、精子数の増加や有効率が70パーセント以上、また精子運動率の増加も66パーセントと、高麗人参が男性機能を高めるのに寄与するという結果となりました。

高麗人参の効果でアンチエイジング

高麗人参は万能薬といわれるほど様々な症状や病気、また健康増進に効くとされている食材です。では、高麗人参の効能の一つと言われるアンチエイジングについて詳しくご紹介していきます。

主要成分サポニン

高麗人参がアンチエイジングに効くとされているのは、高麗人参の主要成分であるサポニンの影響が大きいです。サポニンはまたの名をジンセノイドといいます。このサポニンはサポゲニンと糖から構成される配糖体の総称です。植物の根っこ部分、葉っぱ、茎などさまざまな植物でみられ、苦味やえぐみ、渋みといった不快な味を感じさせる成分です。

サポニンのアンチエイジング効果とは

このサポニンは、基礎代謝や免疫力アップ、血行促進といった健康維持に役立つ成分であるだけでなく、いわゆる生活習慣病や加齢による体の不調に体の内側から働きかけてくれる効果があります。具体的には、コレステロール値を下げたり、エイジングによる動脈硬化の原因となる脂質の生成を抑制する働き、また呼吸器系や消化器系の機能を高めてくれます。サポニンを含む食材は大豆、ヘチマ、黒豆などいろいろありますが、中でも高麗人参にはサポニンの含有率が非常に高いとされています。

アンチエイジングのための高麗人参の取り方

このように、若々しい生活を続けていくために大切な働きをしてくれる高麗人参ですが、では、どのようにして定期的に高麗人参を摂取するといいのでしょうか。高麗人参のメジャーな摂取方法は、高麗人参茶を飲むことです。冬のソナタで有名になった女優さんが頻繁に飲んでいることでも知られています。

高麗人参茶はノンカフェインなので、カフェインが苦手、あるいは事情で摂取できない人でも安心して飲むことができます。また、ホットでくつろいだ状態で飲むことで、ストレスを解消し自律神経の乱れを整えるのにも役立ちます。高麗人参茶と一口にいっても原材料や原産地などいろいろですので、品質のいいものを選んで飲むことをお勧めします。

高麗人参の美肌効果とは

高麗人参は韓国で多くの人に愛用されている健康食品です。日本でも冬のソナタで有名になった女優の方が高麗人参のお茶を飲んでいることでますます高麗人参人気が高まっています。特にこの女優さんの美しいお肌に憧れている人も多いですが、では、高麗人参に含まれる美肌効果とは一体どのようなものでしょうか。ここでは高麗人参で美肌を目指したい方に役立つ情報をご紹介いたします。

肌トラブルの原因とは

お肌が荒れる原因はいろいろありますが、基本的にはターンオーバーの不良や活性酸素の働きがシワやたるみの原因になっていると考えられます。お肌は何重もの層で出来ています。一番上の部分が表皮ですが、その下には真皮、さらに下には皮下組織があります。この一番上の表皮の部分だけでも実は4層にも分かれていて、お肌のターンオーバー(代謝活動)をするのはこの表皮の4層です。

皮膚の新しい細胞はまず4層の一番下部分である基底層(きていそう)から始まり、代謝活動をしながら細胞を押し上げて、最後には不必要になった古い細胞は垢となって剥がれ落ちていく仕組みになっています。つまり、このお肌のターンオーバーが28日周期でうまくいくといつでもイキイキした美肌を保つことができますし、逆にうまくいかなくなると肌トラブルが引き起こされるわけです。

高麗人参の美肌効果

では、高麗人参はこのターンオーバーとどのように関係しているのでしょうか。実は高麗人参に含まれるサポニンという成分は、お肌のターンオーバーを活性化させて新しい肌を作り出す助けになります。若いときはターンオーバーも正常にいきやすいですが、年齢とともに効果が弱まってきます。そこで高麗人参を摂取することで肌の代謝、血液の循環をよくし、体の内側から美肌へと導いてくれるわけです。

美肌には紅参がおすすめ

美肌を目指して高麗人参を摂取する際には、紅参(こうじん)と呼ばれる高麗人参がおすすめです。高麗人参は加工法によって呼び名がいろいろあるのですが、紅参は有効成分が最も凝縮された高麗人参の最高級品とされています。美肌にしっかりした効果を実感したい方はぜひ効能のより高い高麗人参を選んでくださいね。

知って得する高麗人参の三大効能

高麗人参の効果や効能については、2000年も前から文献が残っているほど歴史の長い健康食品です。では、高麗人参の効能について、おおまかに分けて三つの効果を解説します。

(1)脱水を防ぐ

高麗人参には体が必要とする十分な量の水分を保ち、脱水症状を防ぐ働きがあります。そしてこの働きが引いては老化や、老化に伴う脱水の危険から保護してくれることにもなるのです。高麗人参に含まれている成分には、せっかく摂取した水分がすべて排出されないように、必要な水分を身体にキープして脱水を防ぐ効果があります。

小さな頃は水分保持率が75%と言われていますが、年齢がいくと水分保持率はだんだんと下がっていき、お年寄りといわれる年齢になると50%程度にまで低下してしまいます。さらに、年をとると喉の渇きや身体が水分を必要としていることを感じにくくなるとも言われ、夏場などに脱水症状の危険が高まります。そのため、夏場には特に高麗人参は重宝されています。

(2)体を温める

高麗人参の別の効能としては、身体を温めて血行を良くする働きがあります。人の体には外敵や侵入物から体を守るための免疫機能が備わっています。ですが、この免疫作用を十分働かせようと思うと、ある程度の体温を維持している方が免疫力が高まるといわれています。そのため、体温が日頃から低い人や冷え性の人などは高麗人参を摂取して体を温め、血流を良くすることが大切です。

(3)内臓を活性化する

また、高麗人参には内臓の働きを活性化して体を元気にする作用もあります。どうして内臓の働きが活性化される必要があるのかというと、内臓の働きがよくなることで食べた物の消化吸収が改善されたり、心臓の働きを高めたり、あるいは各種ホルモンの分泌(性ホルモンやステロイドホルモンなど)にも関係してきます。このように内臓の各器官の働きがよくなると、体全体の機能もよくなり、元気になったと実感する人が多いのです。

意外と知られていない高麗人参の効果とは

高麗人参が健康にいいらしい、という知識は大抵の人が持っていますが、一体何にどういいのかと言われたらよくわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、高麗人参の意外と知られていない効果・効能について解説します。

高麗人参で視力改善?

高麗人参に含まれているジンセノイドという成分が、実は視力回復に優れた効果を発揮します。視力が悪くなる原因にはいろいろありますが、基本的にはいい視力を保つためには血流をよくする必要があります。そこで、ジンセノイドは抗酸化物質を豊富に含んでいるため、目の細胞の働きをよくしたり、血流をよくする効果があるのです。

さらに、血液の循環を悪くする原因には内臓の機能低下が挙げられます。その点で高麗人参を摂取することには内臓を元気にする働きがあるので、体の内側から血流をよくし、ひいては視力の改善にもつながるというわけです。

女性へのうれしい効果

高麗人参は女性が抱える様々な不調にも効果を発揮してくれます。女性が抱える問題としては、たとえば毎月の生理で血液が失われることがありますが、血液が失われると気力やエネルギーにも影響が出てしまいます。さらに、ホルモンの変化によって気分も変わりやすく、イライラしやすくなるという問題もあります。また、筋肉の少ない女性に多い悩みの一つが冷え性です。

こうした問題に対処するのに、高麗人参から作られたお茶や漢方薬などが役立ちます。高麗人参には気やエネルギーを高める効能、またホルモン系の働きを活性化させる効能があるので、結果として貧血や冷え性、月経不順、疲れやすいなどの症状に効果があることが認められています。

多汗症の改善

あまり知られていない効能の一つとして、多汗症に対する効果も挙げられます。どんな多汗症でも効くわけではなく、体や皮膚の機能低下から引き起こされる多汗症に対して効果を発揮します。特に多汗症の人は夏場が辛いことが多いので、全身の機能を正常に保って多汗症を抑えるためには、夏場の高麗人参摂取がおすすめです。

病気の予防に高麗人参

高麗人参は昔から万能薬として広く用いられてきましたが、実は高麗人参にはさまざまな病気や症状を未然に防いだり症状を緩和する素晴らしい働きがあります。

風邪予防に高麗人参

風邪は引いたことのない人を聞いたことがないくらい、一般的にかかりやすい病気ですが、高麗人参を普段から摂取することで風邪の予防に効果を発揮すると言われています。風邪は、ウイルスや細菌に感染して体が弱ってしまうことで起こります。風邪をひかないようにするためには、こうしたウイルスや細菌といった外敵と戦う免疫機能を高める必要があります。その点で、高麗人参は体を温める作用があり、免疫力のアップにつながります。

ストレス対策にも高麗人参

また、日常からストレスにさらされることが多い社会ですが、ストレスに対する耐性をあげるためにも高麗人参が役立ちます。通常ストレスを受けたときには大脳や視床下部などが刺激され、副腎から副腎皮質ホルモンというストレスを緩和させるための物質が分泌されます。高麗人参は、この副腎皮質ホルモンの分泌を高める効能があるので、結果としてストレス耐性を高めるのに貢献してくれるのです。

高麗人参でめまいの改善

高麗人参にはめまいを改善する効能もあるといわれています。めまいの原因はさまざまですが、高麗人参は中でも心身の疲れ、弱りからくるめまいの症状に効果があるということです。心身が弱ると、眠りが浅かったり、元気が出ない、動悸や息切れがする、さらにむくみや貧血症状などの特徴が出てきます。こうした症状に対して、高麗人参は体全体や内臓の働きを高め、めまいを引き起こしている心身の弱りを改善する働きをしてくれます。

ニキビ対策にも高麗人参

意外と知られていない点ですが、高麗人参はニキビに悩んでいる人にも助けになります。ニキビは皮膚免疫が弱っていたり、ニキビの餌となる皮脂が多く分泌されている状態のときに出てきます。高麗人参はこのうち前者の皮膚免疫が弱ってできるニキビに対して効果があります。高麗人参のもつ免疫機能向上という効能で皮膚の免疫が高まり、皮膚にいるアクネ菌の増殖を抑えることでニキビが改善されるというわけです。

高麗人参の種類別効能の違い

日本人の間では、高麗人参は一種類と思っている人が多いですが、実は高麗人参は使用目的によって加工方法が異なります。大きく分けて、高麗人参には紅参(こうじん)、白参(はくじん)、水参(すいじん)の三種類があり、それぞれ薬効成分の含有量や用途も異なるため、高麗人参を選ぶ際には種類の違いをよく知っておく必要があります。せっかく高麗人参を購入するのなら、最大の効果を得るために、自分が高麗人参を摂取したい目的に沿った種類を選んでください。

紅参

紅参は、生の人参を水蒸気で蒸したあとに、日陰や火に当てて乾燥させた高麗人参です。色は名前のとおり淡い赤褐色で、十年以上も長期保存が利くタイプです。高麗人参の中で最も健康増進効果があるといわれています。病気や種々の症状緩和、またよりよい効果を求める人には、この紅参を選ばれることをおすすめします。

白参

白参は、生の人参の皮をむいて太陽光で乾燥させて作られます。一年程度保存がきくと言われています。土作りに10年以上もかけ、土地にあるすべての栄養分を吸収するともいわれる高麗人参ですから、白参には非常に多くの栄養分が含まれています。

たとえば、強壮剤として、また興奮作用があるとも言われているので、EDに悩んでいる人におすすめです。また、ホルモン分泌の作用を高めるという効能から、更年期の不快な症状や不妊などホルモンの関係する不調にも最適です。ただし、血圧が高い人などはさらに血圧を上げることになるので、使用に注意が必要です。

水参

水参は土から掘ったままの高麗人参を指して使われます。生の状態で料理などに使うため、高麗人参の栄養分を丸ごと摂取できるのが魅力です。ただし、生のままでは保存が効かないため、大抵はこの水参を原料として高麗人参の加工品が作られていきます。

日本では少し手に入れるのが難しいかもしれませんが、生で使えるため活用できる幅が広く、料理やお茶、高麗人参酒などを作りたい人におすすめです。

高麗人参に期待できる効果とは

高麗人参は古くからその多種多様な効能から、万能薬として多くの人に愛用されてきました。では、高麗人参の効果・効能にはどのようなものがあるのでしょうか。

糖尿病

高麗人参に含まれている成分には、人参サポニンがあります。この成分は血糖値を下げたり、またインスリンの分泌を活発化させてくれる働きがあり、糖尿病にきくといわれています。糖尿病の患者さんはインスリン分泌が落ちることで症状が悪化しますが、高麗人参を摂取することで人参サポニンがインスリンに似た働きをしてくれるので、糖尿病の諸症状が緩和するのです。この分野の研究においても、患者さんの自覚症状である倦怠感や頭が重い感じ、めまいや肩こり等が改善されたという結果が出ています。

更年期障害

更年期障害の症状には、冷え性やイライラ、また顔のほてりや動悸など様々な症状があります。高麗人参はその点、毛細血管を拡張して血流をよくするという効能があるので、冷え性や肩こりなど血流の悪さからくる諸症状の緩和に役立ちます。

さらに、高麗人参の別の効能として自律神経を整えるという働きがあります。自律神経が乱れると先に挙げたようなめまいやイライラ、動悸やのぼせなどの更年期障害といわれる症状が出るため、自律神経を整えてあげることがこうした症状の改善につながるというわけです。

自律神経が弱っているタイプには心身が虚弱なタイプと、体力が十分あるものの脳や全身の神経が興奮状態にあるタイプの二つに分かれますが、高麗人参が効果を発揮するのは先に挙げた心身虚弱タイプになります。

二日酔い

高麗人参に含まれるサポニンは、タンパク質合成や肝臓細胞再生を促します。つまり、有害化学物質等により肝臓細胞が死滅してしまわないように歯止めをかけ、さらに体にとっての異物を分解・解毒する作用があるのです。そのため、二日酔いで痛めつけられた肝臓を保護し、アルコールの影響を緩和して、体を正常に保つ効能が期待できるというわけです。

栽培にとても手間がかかる高麗人参

栽培にとても手間がかかる高麗人参

健康増進に役立つさまざまな効能があることで知られている高麗人参。他の健康食品と比べても、高麗人参は抜きん出て値段が高いというイメージがあるでしょう。なぜそこまで値段が張るのでしょうか。それには高麗人参の栽培にとても手間がかかることが関係しています。

まずは土づくりから

高麗人参は、食卓によく上る野菜の「人参」とは全く別のものです。分類上は野菜の人参はセリ科ですが、高麗人参はウコギ科で、全く別の種類になります。高麗人参の栽培には長い時間と注意深い世話が必要とされます。まず土づくりから始める必要があり、土づくりだけで数年間はかかると言われています。高麗人参が育つためには、土は養分をたっぷり含んでいるだけでなく、通気性が良く、水持ちと水はけがちょうどいいバランスである必要があります。その条件に合う土づくりをするために、土の栄養バランスを崩してしまう化学肥料の使用は一切避けます。腐葉土を混ぜ込んで微生物が活動できる土を作ったうえで、そこに土壌改良に良いとうもろこしを植えます。とうもろこしは根から土の中の腐敗した有機物の成分を吸収してきれいにしてくれます。そしてとうもろこしが熟す前に、葉や茎ごと土の中にすき込んでしまうことによって、それがさらに有機肥料となって土に栄養を与えてくれます。このように、高麗人参の栽培に適した土づくりだけで2、3年ほどかかってしまうのが普通です。

収穫まで4~6年

栄養豊かな土ができたら、やっと高麗人参の植え付けに取り掛かることができます。しかし植えても1年で収穫できるわけではありません。高麗人参は、食用・薬用として摂取することができるようになるまでには少なくとも丸3年はかかります。4年目から食用として収穫できますが、高麗人参の特徴的な栄養成分であるサポニンの含有量は4年根、5年根と年が経つにつれ増え続け、6年根がサポニンの含有量が最も高くなります。しかし7年根以上になると病気にかかりやすくなってしまい、それ以上栽培することができなくなります。それで高麗人参は6年根が最も貴重で価値も高くなるのです。

栽培サイクルは約20年

この6年間の栽培期間中ずっと、病気にかからないように細心の注意を払って世話をする必要があります。6年もの間には大雨や日照りなど悪天候が重なることもありましょう。高麗人参農家は、そうした全てのものから作物がダメージを受けないよう注意深く育てていきます。その間、高麗人参は土壌の栄養素をありったけ吸収して自分の栄養成分へと変え、貯えていきます。そのため一度高麗人参を収穫すると、続く10年は畑を休ませ寝かせないと、同じ畑で高麗人参を栽培することができないほどです。土づくりで2、3年。植えてから収穫できるまで6年。そして畑を休ませるのに10年。つまり同じ土地では約20年に1度のサイクルでしか高麗人参を栽培できないのです。これで、高麗人参が高価なわけが理解できますね。

ジンセノサイドの驚くべき作用

そのようにして大地の栄養素をことごとく吸い上げ貯えた高麗人参の栄養成分の中でも、際立っているのがサポニンです。サポニンは植物一般に広く含まれている成分で、渋みや苦みの元となる成分です。サポニンと一言で言っても植物によって多くの種類があり、高麗人参に含まれるサポニン群(高麗人参サポニン)はジンセノサイドとも呼ばれています。高麗人参に含まれているジンセノサイドは約40種類が確認されていますが、それぞれのジンセノサイドには特有の薬理作用があります。主なものを挙げてみましょう。

・抗アレルギー作用

・精神安静作用

・心臓機能障害改善作用

・疲労回復作用

・数種の癌細胞に対する細胞毒性効果

・糖尿病抑制作用

・認知機能改善作用

・副腎皮質刺激ホルモン分泌促進作用

これは高麗人参サポニンが持つ薬理作用のほんの一部にすぎません。しかも特筆すべきなのは、他の植物に含まれるサポニンには大量摂取すると体に害になる種類もありますが、高麗人参サポニンにはそのようなことがなく、安心して摂取できる点です。まさに高麗人参が漢方の王様とも呼ばれるゆえんです。

高麗人参の水参、白参、紅参とは

高麗人参は朝鮮半島で採れたニンジンだと思っている方もいるかもしれませんが、実は高麗人参と、いわゆる一般的な野菜のニンジンは全くの別物です。高麗人参はウコギ科なのに対し、野菜のニンジンはセリ科です。

「高麗人参」の名前の由来

もともと「人参」と呼ばれていたのは高麗人参の方で、朝鮮半島とそのすぐ近くの中国の遼東半島にかけてが原産地といわれています。根が2本に分かれた様子が人の足のように見えることから「人参」と呼ばれ、江戸時代以前から日本にも輸入され薬用として用いられていました。ところが江戸時代以降、今でいうニンジンが野菜として一般的に輸入されるようになり、それまでに知られていた人参と形が似ていることから「セリニンジン」などと呼ばれていました。その後さらにニンジンが日本人の食生活に一般的になってくるにつれ、呼び方も単に「ニンジン」となりました。それに対し、もともとの人参は「高麗人参」と呼ばれ、区別されるようになったのです。

水参、白参、紅参

高麗人参はその加工法によって3つに分けることができます。「水参(すいさん)」「白参(はくさん)」「紅参(べにさん)」の3つです。水参は加工されていない、収穫してそのままの高麗人参の根の部分です。白参は水参の皮をむき、もしくはそのままで乾燥させ、水分の含有量を少なくしたものです。水分が少ないので水参よりも日持ちがします。水参や白参には、主に地中で4年間育った4年根が使われます。

紅参が最も貴重なわけ

それに対し紅参には5年根や6年根が使われます。収穫された高麗人参の皮をむかずに蒸し、その後自然乾燥させたもので、加工のプロセスで人参が紅色を帯びてくるためこの名で呼ばれています。ジンセノサイドを始めとする高麗人参の有効成分は皮付近に多いため、皮をむかないで加工する紅参は白参よりも栄養分が豊富に含まれています。特に6年根の紅参は栽培にも手間がかかり、栄養分も特に豊富なため、高麗人参の中でも最も貴重なものとされているのです。

高麗人参の栽培に必要な環境・条件とは

高麗人参は他の薬用植物と比べても栄養成分の点で抜きん出ていて、まさに「漢方の王様」と呼ぶにふさわしい健康食品です。原産地は朝鮮半島および中国の朝鮮半島に近い地域。昔から栽培が難しく、本場の朝鮮半島でも、もっぱら自生しているものが採取されていたようです。初めて栽培に成功したのは、本場の朝鮮でも1700年代に入ってからのことです。日本にも古来より輸入されており、高い薬効が知られていましたが、なにしろ希少であったため非常な高値で取引きされていました。

日本では江戸時代に栽培に成功

そんな折、8代将軍徳川吉宗は、当時もっぱら朝鮮半島からの輸入に頼っていた高価な高麗人参をなんとか日本で栽培できないものかと知恵を絞り、ついに松江や会津、信濃などで栽培に成功したのです。現在でも、世界中で消費されている高麗人参のほぼ7割は朝鮮半島および中国の朝鮮半島に近い地域で生産されていますが、日本でも引き続き島根県の松江市周辺や福島県の会津若松市周辺、長野県の東信州一帯などごく一部の地域で栽培されています。

栽培に必要な条件

このように高麗人参を栽培している地域が限られているのは、この作物が土と気候・環境を選ぶ植物で、条件を満たす土や環境が整っている場所がそう多くないのです。条件としては、土が肥沃で栄養豊かであることは第一条件になりますが、それだけでは高麗人参が育つ場所としては不十分です。高温もしくは多湿になると病気にかかりやすくなるため湿度が低い場所である必要があります。晴れの日を好みますが直射日光は嫌うので、小屋を建ててわらで屋根をしき、日陰を作ってやります。この小屋は高麗人参の苗が嫌う風を防ぐ役目も果たします。

滋養豊かな高麗人参

このようにして注意深く栽培・収穫された高麗人参は、有効成分の高麗人参サポニンを始め、さまざまな滋養成分に富んでいます。焼酎やブランデーなどのアルコールに数ヶ月漬けて高麗人参酒にして飲むも良し、アルコールが苦手なら高麗人参茶にしてもいいでしょう。体を内側から温め、元気にしてくれます。

高麗人参サポニンをバランスよく摂取するには

野菜のニンジンと高麗人参は、似て非なるもの。英語ではニンジンは「carrot(キャロット)」ですが、高麗人参は「ginseng(ジンセン)」で、全く別の植物です。そのため、野菜のニンジンと高麗人参では含まれる栄養成分が異なっています。野菜のニンジンにはβ-カロテンが含まれていることが知られていますが、高麗人参の栄養素には各種ビタミンを始めアミノ酸やアルカロイドが含まれています。とはいえ、高麗人参の最も特筆すべき栄養素はサポニンでしょう。

さまざまな作用を持つ高麗人参サポニン

サポニンは実はさまざまな植物に広く含まれている栄養素ですが、含まれる植物によって同じサポニンでも異なった働き・作用を持っています。たとえば大豆サポニン・アマチャヅルサポニン・ゴボウサポニンなどといった具合ですが、その中でも高麗人参サポニンは特に健康に寄与する働きが評価されています。高麗人参サポニンは、その組成によってさらに細かい成分に分類でき、それぞれが違った有用な作用を持っています。高麗人参サポニンの薬理作用は数え上げたらそれこそキリがありませんが、血圧調整作用・疲労回復作用・血流改善作用などはそのほんの一例です。

含まれる部位によって作用が異なるサポニン

この高麗人参サポニンは、根の表面、皮の部分に比較的多く含まれています。さらに言えば、太い根の周りに生い茂るように生えているひげ根の部分には、より多くのサポニンが含まれています。しかも興味深いことに、太い根部分に含まれるサポニンとひげ根の部分に含まれるサポニンとでは種類が異なり、それゆえ異なった薬理作用を持っているのです。

サポニンをバランスよく摂取

このことから、本来望ましいのは本根の部分とひげ根の部分、両方を丸ごと摂取することだと言えます。それによって体に有用な成分をバランスよく摂り入れることができると考えられるからです。しかし実際にはひげ根の部分を切り落として流通されている場合や、エキスの形で販売されていて、高麗人参の全体部分から栄養素が抽出されていない場合もあります。高麗人参製品を選ぶ際、この点に注目してみるのも良いかもしれません。

日本でも栽培されている高麗人参

高麗人参と聞くと、すぐに朝鮮産ということが思い浮かぶ方は多いようです。またの名を朝鮮人参としても知られていますし、実際原産地は朝鮮半島一帯、または中国と北朝鮮との国境周辺と考えられています。ところが、実は日本でも高麗人参を栽培しているところがあるというのは意外と知られていないようです。

「御種人參(オタネニンジン)」の名称の由来

高麗人参は日本では「御種人參(オタネニンジン)」としても知られています。この呼称の由来は、8代将軍徳川吉宗が、それまでは輸入するしかなかった高麗人参を日本国内で栽培するべく朝鮮から持ち帰らせた種を栽培して殖やし、その種(御種)をいくつかの藩に与えて栽培させたことから来ています。その中でも福島県会津地方や長野県の上田・佐久地方、島根県の大根島などごく一部の地域で栽培が成功し、現在もオタネニンジンの栽培が行なわれています。それぞれの場所によって、会津人參、信州人參、雲州人參などとも呼ばれています。

オタネニンジンの栽培条件

もともとオタネニンジンの栽培はとても難しいのですが、これらの地域は、いずれも昼夜の寒暖差が大きい、比較的涼しい気候、あるいは水はけのよい火山灰土壌、清らかな水など、オタネニンジンの栽培に欠かせない何らかの条件をいくつか兼ね備えています。そうした環境面の条件に加えて、それぞれの土地に応じてこれまで培ってきたノウハウ・技術が相まって、難しいオタネニンジンの栽培が可能になっています。

安心な日本産の高麗人参

日本産の高麗人参は品質の高さで知られており、海外にもかなりの割合で輸出されています。しかし最大のメリットは、やはり安心感ではないでしょうか。とりわけしっかりと情報を公開し、残留農薬の検査などを行なってから収穫・出荷している業者さんもあるので、そういったところから入手すると安心です。利用の仕方もいろいろです。そのまま参鶏湯(サムゲタン)に入れたり、はちみつやお酒に漬けてエキスをいただいたり。滋養強壮にいい高麗人参で元気を回復しましょう。

高麗人参の栽培大国、中国

高麗人参を健康食品として選ぶ際、やはり本場ということで、朝鮮半島産(韓国産)のものを選ぶ方は多いでしょう。ところが意外にも、世界で流通している高麗人参のなんと約70%は中国産だということをご存知だったでしょうか。中国では多くの高麗人参が栽培されていて、そのうちの約半分は韓国と日本に輸出されています。そして中国から輸入された高麗人参を使っていても、韓国で加工されれば韓国産、日本で加工されれば日本産と表示されて販売されるのです。

中国産と韓国産

中国産から韓国産に表示が変わった途端、高麗人参の価格は一気に跳ね上がります。中国で販売されている高麗人参の価格は、平均すると100gあたり約1,000円。ところが韓国産の高麗人参の中には、100gあたり約6万円で売られているものもあります。韓国産として売られている高麗人参の全てではないにしても、その多くは中国で売られている商品と同じものであり、包装を変えているだけという現状もあるのです。

中国産=粗悪品ではない

それで高麗人参を購入する際は、価格だけでなく、原産地がどこの高麗人参を使っているのか、どのように栽培・収穫・加工されているのかなどにも注目して選ぶとよいかもしれません。もちろん原産地が中国というだけで品質が良くないということにはなりません。中国で栽培されている高麗人参の中には、栽培方法や品質管理にこだわって作られた高品質の高麗人参もあります。

中国も高麗人参の原産地

また、高麗人参の原産地という点から見ても、北朝鮮と中国の国境地帯にある白頭山(長白山)周辺はもともと高麗人参が野生していた地域であり、高麗人参の生育に適した気候・土壌の条件が揃っています。白頭山の中国側のふもとでは、冷涼な気候、水はけの良い火山灰質の土壌を利用して多くの高麗人参が栽培されており、中には栽培方法などかなりこだわって作られているものもあります。

GAP取得の農家で栽培される高麗人参は品質が高い?

健康食品の中でも、その豊かな栄養成分から人気の高い高麗人参。一口に高麗人参と言っても数多くの種類があり、どの商品を選んだらよいのか迷ってしまうことも多いかと思います。

GAP取得の農家かどうか

選ぶ際の基準の一つとして、農業生産工程管理(GAP:Good Agricuitural Practice)の認証を取得している農家で生産されたものかどうかに注目してみるのも一つの方法かもしれません。GAPには、JGAP(ジェイギャップ)と呼ばれる日本独自のものと、グローバルGAPと呼ばれる世界基準のものがあります。この2つは別のもので、どちらが優れている、いないということはありません。

GAPとは?

誤解しやすい点として、GAPは農産物の品質を直接認証するものではありません。というよりも、農作物を作る際の肥料や農薬の使い方、環境に配慮することや労働の際の福祉といった面にまで踏み込んでいて、安全な作物を持続的に供給できる農家を認証するものです。それで、GAPの認証を取得している高麗人参農家では、最低限安全が確保されるような方法で高麗人参が作られていますよ、ということになります。そのような基準にしたがって高麗人参を生産している生産場であれば、ある程度の品質も期待できると考えてもよいのではないでしょうか。

高麗人参の3つの種類

高麗人参は加工法によって3つに分類されます。水参(すいさん)は収穫された根の土を落として洗ったもので、そのまま天ぷらにして食べても美味しいですし、サムゲタンなどの料理に入れて使うこともできます。水参を乾燥させたものが白参(はくさん)、水参を蒸した後乾燥させたものが紅参(べにさん)です。紅参に加工する過程で蒸すことと乾燥によって、高麗人参サポニン(ジンセノサイド)の種類が増え、抗がん作用や抗酸化作用、滋養強壮といった高麗人参の持つパワーが増幅されるので、紅参は高麗人参の中でも最も重宝されています。

高麗人参サポニン(ジンセノサイド)の驚くべき作用

高麗人参の特徴的な栄養素である、高麗人参サポニン。このサポニン自体は珍しいものではなく、多くの植物に含まれています。ただ植物によってサポニンの体内での働きは異なります。高麗人参に含まれるサポニン群はとりわけ種類も多く、体に及ぼす薬理作用もさまざまなため、特別に「ジンセノサイド」(高麗人参の英語名、ginseng:ジンセンに由来)と命名されています。

身体のバランスを回復させてくれるジンセノサイドの働き

ジンセノサイドには約40種類ものサポニン群が含まれており、これらのサポニン群はジオール系・トリオール系・オレアノール系に分類できますが、ほとんどはジオール系かトリオール系に分類されます。この2つのサポニン群には対照的な作用があり、ジオール系は副交感神経を、トリオール系は交感神経を活発にする作用があります。副交感神経は、身体を休め、リラックスさせ、元気を回復するための神経。対照的に交感神経は、身体を活動的に動かすための神経です。つまりどちらか片方だけの神経が働くのでは良くなく、両方の神経がバランス良く働くことによって健康な毎日を送れるのです。

意外なジンセノサイドの作用

高麗人参に含まれるサポニン群は種類が多く、それぞれの神経に働きかける成分が含まれているので、夜はぐっすり眠って疲れを取るのを助けてくれ、昼は血の巡りを良くして生き生きと活動するのを助けてくれるのです。お年寄りの方でも、「高麗人参を毎日摂っていると調子がいい」とおっしゃる方が多いのもうなずけます。さらにジンセノサイドの意外な作用としては、アルツハイマーなどの認知機能改善作用、神経回路網再構築作用なども持っていることが分かっています。

楽しみ方いろいろ

高麗人参はさまざまな形で楽しめます。6年根の紅参を乾燥粉末にしたもの。濃縮エキス、あるいはドリンクで。そのままの形のものはサムゲタンなどの料理に入れたり、お酒や蜂蜜に漬けて、などなど。自然の恵みを楽しみつつ毎日を健康に過ごせたらいいですね。

高麗人参の栽培が難しいと言われる理由

栽培がひときわ難しいとされる高麗人参。一体なぜそんなに栽培が難しいのでしょうか。

気候を選ぶ高麗人参

一つには、気候条件を選ぶ植物であることが挙げられます。高麗人参が育つのは、生育に適した湿度と降雨量を保つことができる地域に限られます。そして朝日は好みますが直射日光は嫌うため、栽培に望ましいのは北向きの傾斜地です。そして朝日だけを十分に浴び、その後は直射日光を避けられるように、工夫して小屋を作る必要もあります。

種まきも手間がかかる

高麗人参の栽培は、種を収穫するところから始まります。毎年7月ごろに真っ赤な蕾(種子)が熟し、それを収穫します。3年目の種は未熟で、5年目以降の種は固すぎるため、種まきに使う種は4年目のものが用いられます。種をまく苗床の土も注意深く準備されます。肥料は全て天然のものが用いられ、土のバランスを崩してしまいがちな化学肥料は一切使わないのが普通です。

収穫まで4年から6年

種をまいてから数ヶ月すると芽が出てきますが、5、6か月経った苗は一旦全て掘り出されます。それを前もって準備されてあった畑に植え替えるわけですが、メーカーによってはここで1割ほどの特に優れた苗だけを選んで畑に植え替えるところもあるようです。畑に植え替えられると、収穫されるまで4年もしくは6年植えられたままで、大地の栄養をしっかりと吸収します。山の傾斜地は寒暖の差が激しいところもありますが、その差がかなり大きいところで育つことによって逆にたくましい生命力を蓄えていきます。

日本でも栽培されている

高麗人参というと韓国産のイメージが強いですが、日本でも福島県の会津地方、長野県の佐久地方、島根県の大根島の3か所で栽培されています。このうち会津地方では2012年に高麗人参の農協が解散になって、会津の高麗人参の歴史は終わりを迎えるかというところまで行ったようです。ところが有志によって高麗人参の栽培が継続され、2017年にはそれ以来最初の収穫が見込まれています。

ラクトフェリンはノロウイルスを体内に入れない成分

ラクトフェリンはノロウイルスを体内に入れない成分

ラクトフェリンとは

ウイルスや細菌の感染予防することができる成分で、乳や涙、唾液、血液などに存在します。ラクトフェリンは哺乳類の中でもヒトの母乳に多く含まれ、最も多いのは出産後の初乳です。赤ちゃんがこの世に生まれて初めて口にする乳に多く含まれているのですから感染に強いはずです。牛乳の約10倍の濃度で、赤ちゃんをウイルスや細菌から守るために存在し、その後徐々に薄まります。

ラクトフェリンの特徴

ラクトフェリンの効能は免疫調整作用といって、外から侵入する細菌やウイルスを見つけると免疫力を高め、未然に感染を防ごうとする作用です。また、抗菌、抗ウイルス作用や抗炎症作用といった、生きていくうえで必要な効能も備わっています。

ラクトフェリンを摂取する方法

ラクトフェリンは熱に弱いという短所がありますので、摂る時には注意が必要です。例えば乳製品のチーズを例にすると、プロセスチーズは製造過程で加熱されますのでラクトフェリンは壊れた状態です。ナチュラルチーズと呼ばれるカマンベール、モッツァレラチーズ、ゴーダチーズなどは加熱されていないので、ラクトフェリンが含まれています。これらのナチュラルチーズ100g当たりのラクトフェリンの含有量は300mgです。乳製品のヨーグルトでは、ラクトフェリン入りと記載されたものがあります。

牛乳にラクトフェリンは含まれるのか

牛乳は私たちの口に入る前に高温殺菌されているのが一般的です。低温殺菌という方法がありますが、手間がかかるのだそうです。低温殺菌を施した牛乳にはラクトフェリンは残っていて100ml中10mgが摂れますので、習慣づけて飲みましょう。低温殺菌は66度ほどで30分間殺菌しますが、賞味期限は短くなります。

ラクトフェリンと酸

ヨーグルトでも物議をかもしましたが、胃酸に耐えられるのかどうかで効果は変わります。酸には弱いラクトフェリンですが「胃酸」に関しては強く、胃酸によって「ラクトフェリシンR」という物質に変化し更に効果が強化されます。(全部ではなく一部です)

ラクトフェリンとノロウイルス

ノロウイルスにはワクチンも抗ウイルス剤もありません。大人の場合は死に至るケースはそれほど多くはありませんが、乳幼児や高齢の方が感染した場合は重症化することもあります。そのノロウイルスにラクトフェリンが有効であるという発見がありました。

ノロウイルスが引き起こす胃腸炎とは

冬場にはノロウイルスによる胃腸炎が年齢を問わず発症しています。主に11月から3月にかけて見られ、100個以下のウイルスで感染が広がる強いウイルスです。感染の経路は感染者の吐物や便の中にウイルスが存在し、それに手を触れることで広がるとされています。例えば、吐物の飛沫やウイルスに触れたことで経口で感染する可能性があります。予防方法は手洗いを奨励されていますが、石鹸と流水が必須で、30秒以上かけて洗います。手拭きも、共用のタオルやハンカチは止めましょう。また、吐物の処理にもひと手間が必要で、吐物を処理した後、窓を開けて塩素系の消毒剤でしっかりと消毒する必要があります。下着や衣服は塩素系の洗剤で洗濯しましょう。ノロウイルスに感染した人の後かたずけをする時は、必ず使い捨て手袋に使い捨てマスクをしてください。

ノロウイルスに感染すると

1~3日の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛と軽度の発熱を起こします。この症状は1~2日で回復する例が多く、水分補給につとめ医師の診察を受けましょう。

ラクトフェリンのノロウイルス予防

ノロウイルスが増殖してしまうのは、小腸や十二指腸の細胞にノロウイルスが簡単に入り込んでしまうためです。ラクトフェリンの効果についての研究報告によると、腸の細胞に張り付きノロウイルスから身体を守る作用と、胃酸で変化しさらに強化されたラクトフェリシンRがノロウイルス自体に張り付き腸に入ることを止める二つです。また、ラクトフェリンは予防もさることながら、胃腸(胃と小腸)炎を発症している人の症状も和らげることができます。これは免疫力を活性させる力があるためです。

ビフィズス菌も増やし更にラクトフェリンはノロウイルス予防する

ラクトフェリンの主な効能

母乳に多く含まれるラクトフェリンですが、ノロウイルスを防御する効能があることがわかっています。他にも効能があり、ビフィズス菌をふやすというとても重要な効果が判っています。

ビフィズス菌が働く腸

ビフィズス菌は、腸内に存在する善玉菌、悪玉菌、日和見菌のうちの善玉菌に当たり、腸内の環境を整えます。腸は人間の身体に必要な栄養素を取り込む大切な臓器です。また、腸は第二の脳と言われるほど「良いものと悪いものを選別する臓器」でとても大切です。腸には多くの血管と神経が集中しており、ストレスや緊張などの影響を受けやすい臓器でもあります。腸の健康が全身の健康に影響しますので、健康な腸を意識することが健康への近道です。腸を守っている善玉菌は腸内の善玉菌を増やすという機能も持ち合わせています。

ビフィズス菌と乳酸菌は別の菌

「乳酸菌とビフィズス菌」は良く効く名前ですが、これらは全く別の菌です。ビフィズス菌が「乳酸菌」や「酢酸」を生み出し、大腸に存在しています。腸と大腸全体で善玉菌中にはビフィズス菌が占める割合が一番多く、「酢酸」「葉酸」「ビタミンB」など身体に大切な栄養素を作ります。

ビフィズス菌の株とは

人間の体内にいるビフィズス菌は10種類ほどで、同じ菌種でも株が違うと人間に個性があるように働きも違います。それで「菌株名」がヨーグルトのパッケージに記載されています。ビフィズス菌は日々のストレスや加齢で減少するので、コツコツと増やす必要があります。

ラクトフェリンとビフィズス菌

ワクチンや抗ウイルス剤のない「ノロウイルス」のようなものを腸で防ごうとするラクトフェリンですが、腸内の環境を整えるビフィズス菌も増加させます。ビフィズス菌は身体に良い栄養素を生み出し、腸を整えます。ラクトフェリンは熱に弱く、ビフィズス菌は酸に弱い。そんな短所も良く知って賢く身体に取り入れ、ノロウイルスに感染しないような身体にしましょう。

ラクトフェリン摂取でノロウイルスから身体を守る

ラクトフェリンの効果を実証

大手乳製品製造業のある会社が中部地区で461名を対象に調査をしました。1日に100mgのラクトフェリンサプリを継続購入している人々に協力してもらいました。その結果、ラクトフェリンサプリを飲む頻度とノロウイルスの感染性胃腸炎にかかる人の関連性について調べました。ラクトフェリンサプリを飲む頻度を「ほぼ毎日」と「週4~5回」、そして「週2~3回」、さらに「週1回」で平均年齢に分けると、ノロウイルスに感染した人は「ほぼ毎日」の人は罹患率が0.6%「週4~5回」の人が1.0%「週2~3回」の人が1.8%「週1回」5.3%でした。この結果より、ラクトフェリンの効果はノロウイルスを発症しにくいという事実がわかりました。

ラクトフェリンがノロウイルスに強い理由

また、体内のナチュラルキラーを活性化させることもラットの実験結果よりわかっています。ヒトの体内では異質なものが外から入ってきた場合に、それを封じ込めようとします。そういった細胞がなんと6種類も存在します。その一つがナチュラルキラー細胞で、常に全身を巡ってパトロールする役割をしています。小腸の中にあるナチュラルキラー細胞を活性化しているのがラクトフェリンなのです。

ラクトフェリンには腸内環境改善にも

腸内善玉菌のビフィズス菌を増やす効果があるラクトフェリンですが、さらに腸内の悪玉菌の餌である「鉄」を結合しやすい性質を持っています。悪玉菌の餌を次々と結合して違うものにしてしまうのですから、悪玉菌の餌が不足し悪玉菌も減ると言う仕組みです。

ノロウイルスと腸内環境

ラクトフェリンの効能で腸内の免疫機能を高めることと、悪玉菌の餌を減らすこと、善玉菌のビフィズス菌を増やすこと、また、ビフィズス菌は「乳酸菌」を生成して乳酸菌はさらに腸の免疫機能を高める。まとめてみると、このような内容になります。母乳に多いラクトフェリンですが、母が赤ちゃんを守る本能をこの物質を通して垣間見るようです。細菌が耐性化して、抗ウイルス剤がないとなると身体を少しでも強くすることも必要でしょう。

ラクトフェリンをサプリで摂ってノロウイルスを寄せ付けない

ラクトフェリンの免疫力

ラクトフェリンは、ノロウイルス感染予防に効果がありますが体内の免疫機能を高める効果が実証されています。また、腸内のビフィズス菌を増やすことができますので、ビフィズス菌が生成する「乳酸菌」「葉酸」「ビタミンB」も増やすことができます。

ラクトフェリンの摂取量

もともとラクトフェリンは母乳に含まれるものなので、飲み合わせや1日の上限量もきまっていません。しかし、一般的には150~300mgとされています。食品から摂取する場合は、100gのナチュラルチーズに300mgのラクトフェリンが含まれているので最適ですが、毎日チーズを100g食べるというのは現実的ではありません。生乳(低温殺菌のもの)に置き換えると毎日1リットル飲む必要があり、現実的ではありません。サプリメントの場合は数粒の錠剤で摂取出来ますし、種類も豊富で配合成分で効果が強化されます。

サプリを選ぶ時の注意点

ラクトフェリンの短所は「熱に弱いこと」です。これをクリアしているサプリメントでないと身体で働きません。また、市販のラクトフェリンは胃酸に弱いものもあるようです。しかし、ラクトフェリンには胃酸で更に強くなり「ラクトフェリシンR」という物質に変化するという意見もあります。サプリには腸まで届くようにサプリのカプセル(耐酸性)自体を腸にたどり着くまで溶けない素材で製造しています。意見のわかれるところですが、腸まで守られるサプリにするかどうかもチェックポイントです。

配合の仕方で高い効果のサプリメント

ラクトフェリンと配合されて、更に高い効果を上げるものがあります。それがオリゴ糖と乳酸菌で、一緒に摂ることで腸内の善玉菌を活性化させることができます。オリゴ糖は元来母乳に含まれて赤ちゃんが下痢を起こさないようにする作用がありますが、更にビフィズス菌の餌になります。ラクトフェリンには、ビフィズス菌を増やす作用がありますので、ビフィズス菌が食べる餌となるオリゴ糖を一緒に配合することで腸内環境を整えられる期待が大きいです。

ラクトフェリンの効果はノロウイルスだけでなく、多機能なことが判明

ノロウイルスの強さ

毎年、11月から3月にかけてノロウイルスに感染した人数が発表されます。ノロウイルスはとても強いウイルスでワクチンや抗生剤がありません。また、水や高温にも強く、アルコールや酸にも強い手ごわいウイルスです。ノロウイルスは感染者の吐物や排泄物から経口で感染しますが、最近は空気感染するという情報も有ります。吐物の場合、後片付けの際にしっかり床を塩素系の消毒液で消毒を施さないと、床に残ったウイルスが乾燥して空気中に舞い上がって感染するというものです。

ラクトフェリンは脂肪燃焼効果が注目されていた

大手化学薬品企業で、ラクトフェリンの摂取で体脂肪や内臓脂肪が減ることが実証されました。しかし、この企業の場合はラクトフェリンが胃酸で溶けてしまうという結論を出していて、錠剤に特殊なコーティングをしてこの結果を得ました。その後、ラクトフェリンにまつわる効能は次々と発見され、ノロウイルスを防御する効能も発見されています。※ラクトフェリンは胃酸でその機能が失われるという意見と、胃酸で更に強くなって他の物質である「ラクトフェリシンR」に変化するという意見があります。

ラクトフェリンは肌にも効果

小腸にラクトフェリンのレセプターがあることは周知の事実でしたが、肌の表皮細胞や真皮細胞にもレセプターの存在がわかり、床ずれの傷がラクトフェリンの作用で治るという事実も判明したのです。レセプターとは細胞の表面や内部に存在して、細胞外の特定の物質と特異的に結合して細胞の機能に影響を与えるものです。ラクトフェリンを肌のレセプターが吸収してくれるので傷を治すことが判ったのです。

ラクトフェリンは可能性が多い成分

ラクトフェリンには、ノロウイルス以外のインフルエンザウイルスや風邪にも効果があるかもしれないと可能性を考える専門家もいるようです。ラクトフェリンの効能から考えると、一時的に摂るのではなく安定的に継続し、食品からも摂取するようにしましょう。例えば腸内環境は、一時的なストレスで簡単に乱れてしまいます。足りなければサプリメントで摂取するなど、一時的にではなく長期的に続けられる方法で行いましょう。

ラクトフェリンの力がノロウイルスからガンへ

ラクトフェリンがラクトフェリシンに変化

母乳から多くとれるラクトフェリンがノロウイルス感染予防に効果があることが発見されました。また、酸に弱いラクトフェリンが胃酸には耐久性があり、さらにラクトフェリシンという物質に分解されるという事実もあります。ラクトフェリシンは1992年に発見され、ヒトの胃の中でラクトフェリンが変化するという事実を突き止められました。ラクトフェリシンは牛の場合は、ラクトフェリンに比べて抗菌力が数十倍から数百倍も高いということです。ラクトフェリシンの特徴は、抗菌性がとても強いことと多機能性が挙げられます。その効能は、抗菌活性、抗酸化活性、抗炎症活性、免疫調整活性、がん細胞傷害活性などがありますが、ラクトフェリンとオーバーラップする効能が多いです。ラクトフェリンとラクトフェリシンの細菌や真菌に対してのアプローチが違うので、ラクトフェリンが最初に細菌などの増殖を止め、ラクトフェリシンがその細胞の細胞膜自体を破壊するというように仮定されています。

ラクトフェリンがノロウイルスの予防から抗ガン作用に発展

ラクトフェリンは内臓脂肪の減少効果で注目されていましたが、その多機能性にも着目され機能研究が進んでいます。抗がん作用にも影響があることが少しずつ分かっていて、臨床の現場では薬剤として使用されています。

ラクトフェリンとラクトフェリシン

胃酸で分解されるとラクトフェリシンになるのですが、菌へのアプローチもそれぞれ違います。両方の働きが必要なのですが、今のところラクトフェリシンは商品化されていません。

ラクトフェリンの研究

粉ミルクの研究で発見されたラクトフェリンの多機能性ですが、現在ではそのラクトフェリンを工業的に生産することができるようになりました。そして、粉ミルクからヨーグルト、その他の食品に添加されるようになっています。いまのところ、ノロウイルスのワクチンや抗菌剤は発明されていませんが、ラクトフェリンで症状緩和や、かかりにくくなるというデータが明らかになっています。

ラクトフェリンをより効果的に

ラクトフェリンを完璧に服用

ラクトフェリンの効果を最大限に活用するにはやはりサプリメントが便利です。例えばチーズからラクトフェリンを摂取する場合、ナチュラルチーズ100gからラクトフェリンを300mg摂取することが出来ますが、チーズばかりを100gとなると量は食べるのが難しいでしょうし、毎日コンスタントに摂るとカロリーが多すぎて太ってしまうでしょう。ラクトフェリンを安全に摂取量をちゃんと摂るにはサプリメントが欠かせません。

ラクトフェリンをいつ服用するのか

サプリメントを製品化している大手化学薬品会社では「ラクトフェリンをいつ摂取しても、また一日の摂取量をまとめて摂ってもかまわない」という説明をしています。よりよく摂取する事を最優先に考えてみると、食後の胃酸の分泌が多い時間帯よりも、就寝前の胃の状態が落ち着いた時間帯が良いと思われます。とくに睡眠に入ってしまうと胃の活動は治まりますので就寝前がおすすめです。

ラクトフェリンの効果を得るために

一日のいつ服用するのかというよりも、いかに長期間コンスタントに続けられるかがラクトフェリンのサプリを摂る重要なキーポイントとなります。大手化学薬品会社が行っている検証実験では2ヶ月以上をかけたものがほとんどです。その期間を続けることで効果を実証できているので、一日どの時間に摂るのか、何回に分けるのかということよりも、いかに無理なく長く続けられるかが基準になります。

ラクトフェリンの摂取でノロウイルスに対応できる免疫力を自分のものにする

第二の脳と言われる腸の環境を守ってくれるラクトフェリンですが、日々の暮らし方によってはストレスや生活の乱れで免疫力が低下をする事もあるでしょう。ラクトフェリンのサプリを摂取しながら長期に継続すれば、途中で腸の環境に変化があったとしても対応できる免疫力が備わっているはずです。コンスタントに継続することで免疫力を自分の物にして、アンチエイジングにも役立つことになるでしょう。

ラクトフェリンでノロウイルスに備える

毎年増えるノロウイルス感染者

11月頃から良く耳にするノロウイルスによる感染ですが、以前は真新しい存在でしたが現在はすっかり定着してしまいました。科学は日進月歩しているのですが、まだまだ、分かっていないことが多いようです。

ノロウイルスへ普段から対策

ノロウイルスにはワクチンも抗生剤も有りません。薬剤による治療は対症療法だけです。例えば下痢には整腸剤を、腹痛には痛み止めなどを服用します。感染後は病状がおさまることをただ待つだけです。

ラクトフェリンはノロウイルスの予防する

ラクトフェリンは母乳に多く含まれる成分で、ヒトの免疫機能を高める成分です。普段からラクトフェリンを摂取して、腸から強い免疫力を備えることが可能だという事が判ってきました。ただ食品からの摂取は、乳製品などを毎日多量に摂取する必要があるので現実的ではなく、サプリメントで摂ることも可能です。

ラクトフェリンの効果

ラクトフェリンは、細菌やウイルスを身体に入れない作用があります。腸内にラクトフェリンが存在すると腸の表面からノロウイルスを入れません。また腸にあるノロウイルスにラクトフェリンがくっついて、腸の細胞から中に入れない様に阻止します。ノロウイルスへの防御をするためには普段からラクトフェリンをとって腸の免疫機能を意識して高める必要があります。

サプリメントを選ぶ際の注意点

ラクトフェリンの短所は、熱に弱いことと、胃酸に含まれるペプシンに弱いことです。乳幼児の胃からはペプシンは分泌されないのでラクトフェリンは順調に腸で吸収されます。ところが赤ちゃんも生まれてから少し経つと胃でペプシンを分泌するようになります。このペプシンの影響をうけるので、サプリには工夫のあるものを選びましょう。カプセルが胃液の影響を受けない様に作られているサプリメントが殆どです。この項目は必ずチェックしましょう。また、一緒に配合されている成分はラクトフェリンが持つ多くの機能をさらに強化してくれるものです。配合されているものをしっかり調べましょう。

ラクトフェリンで普段からノロウイルスを予防できる身体作り

ノロウイルスは増えている

11月頃からニュースなどで発表されるノロウイルスによる感染ですが、年々感染者が増えています。ワクチンも抗生剤も存在しないウイルスで、乳幼児や高齢者にとっては重篤化する危険があるため、ウイルスに負けない身体を作っておきたいものです。ラクトフェリンには予防したり症状を緩和したりする効能があります。食品からの摂取は、チーズや牛乳などの乳製品100gに摂取基準量の150~300mgが含まれていますが、毎日コンスタントに摂ろうと思うとチーズなどではカロリーを摂り過ぎてしまい現実的ではありません。摂取しやすいサプリメントも充実しているので、ラクトフェリンの特性を良く調べた上で購入したいものです。

ノロウイルスの強さ

ノロウイルスは、水、高温、アルコールなどあらゆるもの対して強いと言われています。その強さはウイルスがいくつで感染した状態になるかという事で表されます。インフルエンザに感染する時はウイルスが100万個ですが、ノロウイルスは100個で感染してしまいます。

ノロウイルスに触れない

対策としてわかっているのは、吐しゃ物を片付ける時に絶対に触れない事と、空中を浮遊するウイルスを吸い込まないようにする事です。使い捨ての手袋とマスクは必須になります。その他、吐物の床の後処理は必ず塩素系の消毒液で消毒しましょう。

日頃からラクトフェリンで強くなる

ラクトフェリンのサプリメントは、胃酸で溶けてしまうことを考慮してカプセルが腸まで溶けないタイプのものが多くあります。ラクトフェリンは抗菌、抗ウイルス作用があるのでノロウイルスを寄せ付けません。また、腸内の善玉菌のビフィズス菌を増やす効果がありますので、一緒に配合される成分もオリゴ糖や乳酸菌など、腸内環境を強化するものを選ぶことが重要です。途中で止めることなくコンスタントに服用を心がけましょう。

世界的に認められたえがおの黒酢にんにく

世界的に認められたえがおの黒酢にんにく

黒酢にんにくのサプリ

えがおの黒酢にんにくは、健康に興味のある方に人気のあるサプリメントです。黒酢とにんにくの相乗効果で、良い効果が多く得られるサプリメントとして人気があります。黒酢と発酵させた黒にんにくの粉末を混ぜたものが黒酢にんにくですが、にんにくにも黒酢にもそれぞれ素晴らしい長所があります。特にえがおの黒酢にんにくは「高血圧」「血液の血栓を予防」や「ダイエット時の栄養補給」に優れていると評判です。

黒酢の効果

ラットを使った黒酢濃縮液の効果に関する検証の結果、体内の脂肪に影響があるということが判りました。体内の脂肪細胞(皮下脂肪、腎周囲の脂肪組織)のサイズが小さくなったというのです。結果的には、黒酢には「脂肪を排出する」「抗肥満作用=肥満を抑制する作用」「脂肪を吸収しない」という働きがあることが証明されました。

黒にんにくの効果

黒にんにくとは「にんにく」を「熟成」させたもので、にんにくの効果がさらに良くなったものです。にんにくにはアリシンとビタミンB1が含まれています。「アリシン」は胃液の分泌を促し胃での消化を助け、疲労回復をします。「ビタミンB1」は糖分の分解をし、こちらも疲労回復に効果がありますが、短所があります。必要分だけ使われて残りは体外に排出されたり、熱に弱いという点があるのです。この短所を補うのがアリシンとビタミンB1が結合し、一般のビタミンB1よりパワーアップした「アリチアミン」となることです。アリチアミンは身体に取り込まれやすくなり、さらに分解酵素(アノイリナーゼ)の力を受けにくくなるので、分解されずに働けるように変化します。補給しにくい強いビタミンB1を補給するために必須といえそうです。さらにこのにんにくを熟成していくと、ガン予防に効く抗酸化力が加わります。

熟成って何?

発酵とか熟成とか、巷で良く聞きますがこれは全然別の物なのです。えがおの黒酢で熟成された黒にんにくは、にんにく自体が持つ酵素が、部屋の状況(湿度、温度など)との総合的な作用によってにんにくの栄養素を分解、生成されます。このときあらたに旨みや酵素やアミノ酸が生まれることによって抗がん作用が加わりました。

えがお黒酢にんにくの熟成のコツ

なんといっても「にんにく」選別から選りすぐりの物を選んでいます。にんにくの生産地として有名な青森県で、土壌に豊富に含まれる「ミネラル」や「鉄分」を多く含む福地ホワイト六片でおおぶりの物を使っています。また、熟成に重要な黒酢は、アミノ酸を豊富に含んでいます。それは、沖縄の地酒の泡盛に使用する「米」と「黒こうじ」で発酵させたもろみ粕を使用しているのが理由です。この効果は例えば運動後の栄養補給に使う場合に一般の米酢と比べると、アミノ酸の量が174倍にのぼるそうです。もちろん室温を一定の50度~60度に保ち、にんにくの栄養を蒸発させない状態で熟成させています。

えがお黒酢にんにくは賞を受賞

モンドセレクション2015銀賞受賞をしています。モンドセレクションとは世界規模の賞で、毎年70人の著名な専門家(世界的に有名な醸造学者、醸造技術者、栄養学者や栄養士、大学教授、シェフ)が独立した組織で他組織、人から影響されることが無い状態で試験やテイスティングを行い、優秀品質銅賞、銀賞、金賞または最高金賞といった商品に贈られます。この賞は商品の付加価値となり、受賞後は売り上げが何倍にもなります。

えがお黒酢にんにく

にんにくの発酵ともろみ粕使用の黒酢で栄養価が高く、抗がん作用のあるえがお黒酢にんにくは、更に「大豆ペプチド」が加わっています。大豆ペプチドとは疲労の低減と体脂肪を燃やす効果があります。一般的に、健康食品などに配合されますが、えがお黒酢にんにくはダイエット効果をさらに補強してくれるはずです。えがお黒酢にんにくは、1日の摂取量は2粒で、形状はカプセルです。

えがおの黒酢にんにくで生活向上

黒酢の成分

黒酢は話題の食品ですが、一番の魅力はその成分です。一般の酢と比較してみると、含まれるアミノ酸の種類が違います。原料は一般酢の場合は白米で、もちろん精製したものです。一方黒酢は玄米や大麦を使いますが、玄米は精米に比べて栄養価が高く、また熟成期間も長くなります。一般的な検査で酢のアミノ酸含有量を調べたところ、純米酢は100ml中アミノ酸は100~150mg、これに対して黒酢の場合は100ml中500~600mgで、なんと4~5倍なのです。

黒酢ともろみ黒酢はどう違う?

えがおの黒酢にんにくの黒酢は、一般の黒酢よりもポリフェノールやアミノ酸の含有量がパワーアップされています。もろみ粕を使用した黒酢は、独特の製法を守り200年の歴史を誇る鹿児島県霧島市福山町の壺酢作りです。この製法が黒酢の力を最大限に引き出しています。黒酢の醸造方法は特殊で沖縄の泡盛を作る過程で生まれるもろみ粕を用いて醸造しているので、アミノ酸とクエン酸を含んでいるのが魅力のひとつです。

黒にんにくのパワー

にんにくの効果は多くありますが、黒にんにくとして発酵させたものはさらに効果が増えます。原料に使われているにんにくは福地ホワイト六辺という高級品種で、味が濃厚で甘みが強いのが特徴です。このにんにくを室内温度を55度から60度で一定に保つことで発酵を行い、にんにくの効能を失うことなく高品質に仕上げます。一か月後までに色は徐々に黒くなり、この黒さが熟成の証とされ完成します。この過程でにんにくの刺激臭がなくなり、アミノ酸や「S-アリルシステイン」が増えます。また、ポリフェノールや、抗酸化作用と免疫力強化作用が増加します。

黒にんにくともろみ黒酢のコラボで完成!

黒にんにくの粉末ともろみ黒酢をブレンドしたサプリメントの効果は、もともとの原料もさることながら工夫によってプラスされた効果が大きいのです。活力アップにダイエット時の栄養補給、健康全般のサポートは、長く続けるほど効果が得られます。疲れを感じたら簡単に取り入れられるサプリで新たに生活を変えてみましょう。

えがお 黒酢にんにくの特徴

黒酢にんにくはアミノ酸がいっぱい

黒酢にはアミノ酸が多く含まれていて、疲労回復、壊れた細胞の修復をします。また、血圧を抑え血流を良くする効果があります。にんにくは、活力のもとという印象ですが、その他の効果は含まれている「アリシン」とビタミンB1が結合して一般のビタミンB1より長く体内にとどまります。そのため糖質の分解に役立つため血液内の血糖値を抑える効果、そして血圧も下げるのです。更に黒にんにくは、発酵の賜物でにおいが無く、元々含まれているポリフェノールや「S-アリルシステイン」が更に増加して、抗がん作用やアルツハイマー型認知症の予防を強化します。

えがおの黒酢は特別な酢

200年の歴史を誇る鹿児島県霧島市福山町の壺酢作りで、もろみ粕は泡盛の製造過程で出来るものなので、他の黒酢と比較すると「アミノ酸」と「クエン酸」が多く含まれています。

黒酢のアミノ酸の影響

アミノ酸はタンパク質を作っている要素ですが、体内で作ることができないものが必須アミノ酸です。えがおの黒酢にんにくで使われる黒酢には、この必須アミノ酸のリジン、プロリン、アラニン、アルギニンが通常のお酢の数倍も多く含まれているので、効果が期待できます。

黒酢のクエン酸の影響

クエン酸は身体になくてはならないものです。疲労回復をする身体のサイクルでは常にクエン酸を使って、アデノシン三リン酸(ATP)というストレスで壊れた細胞を修復するエネルギーを作っているからです。疲労とは、筋肉の場合は筋肉細胞が活性酸素による酸化ストレスと考えられています。また、精神面の疲れの場合は神経細胞が活性酸素による酸化ストレスによってダメージを受けると考えられています。このダメージを修復するのがATPです。クエン酸はビタミンB群とともに摂ると効率的に生産されます。にんにくに含まれるビタミンB1がこの働きをサポートします。

えがおの黒酢にんにくで健康をサポート

黒にんにくの粉末ともろみが作り出す黒酢にんにくで、健康的な生活を送りましょう。

えがおの黒酢にんにくはお手軽なのに効果有り

アメリカと日本の医療の交流拠点でお墨付き

えがおの黒酢黒にんにくは米国財団法人野口医学研究所で推奨されています。野口医学研究所とは、世界的に活躍した野口英世博士の業績を記念しアメリカと日本の医療分野での交流をはかるために設立され、アラムナイ活動(日本からアメリカに渡った研修医のサポートを主とした活動)等医師の交流に貢献している組織です。えがおの黒酢黒にんにくのパッケージには各種のアミノ酸が記載されています。長く人気を保っている理由は、黒酢のパワーと黒にんにくのパワーの相乗効果です。黒酢は通常のものではなくもろみ黒酢を使用しています。

黒酢の効果は?

通常の黒酢は酢酸醸造させたものですが、えがおの黒酢はもろみ粕で醸造したものです。もろみ粕を使用して製造したお酢は食酢には分類されませんが、アミノ酸を強化し、クエン酸が多いという長所があります。アミノ酸とクエン酸を効果にプラスするにはこのもろみ粕を使用することが必要です。しかも長崎県霧島市福山町に古くから残る製法で作った黒酢は血圧を下げ、内臓脂肪を減らし、血流を促進し、疲労回復します。

黒にんにくは発酵で効能アップ

黒にんにくの効能で特徴的なのが、抗がん作用です。一般のにんにくにも含まれている「S-アリルシステイン」という成分が、発酵という過程を経ることでさらに増加します。アミノ酸においても、もともと含まれている18種類のうち13種類で増加が証明されています。

モンドセレクション銀賞を受賞

2015年にえがお黒酢黒にんにくはモンドセレクション銀賞を受賞して世界的な栄誉を得ています。70名に上る専門家たちに審査されてレベルの高い食品として受賞しました。

とても財布に優しいコストパフォーマンス

社会的にも認知度の高いえがおの黒酢黒にんにくですが、価格はとてもリーズナブルです。黒酢黒にんにくに含まれる栄養素を食品から摂取するのは現実的ではありません。一日2粒で無理なく健康改善が期待できます。

生活習慣病に効くえがおの黒酢にんにく

黒酢の効果はどれくらい?

最近は「酢」といっても沢山の種類があります。特に良く耳にするのが「黒酢」です。話題に上る理由ですが、血流改善と血液がさらさらになる理由が多いようです。鹿児島県の鹿屋体育大学での実証実験で、被験者は健康で身体を鍛えていない女性10名で実施されました。女性達に1か月間黒酢を毎日摂取してもらった身体の変化を分析しました。その結果黒酢には抗酸化作用と血液をサラサラにする効果があったのです。血流を改善しなくてはならない理由は、食生活の乱れから悪玉コレステロールが増えたり、血糖値が上がったり、血圧が上がったりという状態が増えます。すると血液が固まりやすくなり、その結果血管自体も傷つきやすくなります。血管が傷つくことにより血管にコブができやすくなり、コブは破れやすくそこに血小板などが固まり血液を通さなくなるのです。生活習慣病になりやすい生活に簡単に取り入れられるのが黒酢というわけです。

血液に効く黒酢の成分

酢酸は血管を広げますので、血流が改善されます。「アリシン」と「アホエン」という成分が血小板が固まるのを防いで、白血球がくっつくのを抑制します。

黒にんにくの効果

えがおの黒酢にんにくに使われているにんにくは発酵したものです。発酵後のにんにくは、発酵前に比べて多くの栄養素が増加します。例えば、ポリフェノールと「S-アリルシステイン」が増えます。S-アリルシステインはにんにくにのみ含まれる物質で、効能が多いのですぐに摂りたい物質です。動脈硬化や心疾患の予防、アルツハイマー型認知症やガンの予防に役立つ物質です。これらは本来のにんにく含まれていますが、更に黒にんにくに発酵すると増えるのです。

えがおの黒酢にんにくは健康的な生活を実現

気を抜くと陥りそうな生活習慣病ですが、黒酢にんにくで普段からサポートしていれば血液の状態は改善でき、現代病であるガンやアルツハイマー型認知症などを予防できます。一か月分のコストも高くないので、生活に新習慣として取り入れやすいといえそうです。

えがおの黒酢にんにくでダイエットをサポート

必須アミノ酸の脂肪燃焼効果

バリン、ロイシン、イソロイシンは、ヒトの身体で作ることができない必須アミノ酸で、黒酢にんにくに多く含まれています。これらを摂取して有酸素運動を20分間行うと、脂肪が燃焼されて筋肉を増強します。継続すれば筋肉がある程度付いて基礎代謝が上がり、エネルギーを代謝できるようになって、太りにくい体質ができるのです。身体の体質を根本的に変えることで、リバウンドなどで多少食べても戻りにくくなります。

黒酢が身体をアルカリ体質に変える

身体は食品(肉、脂肪、砂糖)の摂取によって、酸性に変わります。酸性に傾くと身体は疲れやすくなり、抵抗力は下がりその結果疲れが取れにくくなります。その問題は黒酢にんにくで解決します。アルカリ性の食品を摂って身体を中性に近づけることができれば健康的な身体に戻すことができるのですが、アルカリ性の食品は野菜、キノコ、果物、海藻などで大量に摂ることが出来ないものなのです。その補助にうってつけなのが黒酢にんにくです。黒酢は身体に入る前は酸性なのですが、含まれるクエン酸のお蔭で体内でミネラルに分解されます。ミネラルとは、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウムなどで、これらは全部アルカリ性です。毎日コンスタントに摂取していればアルカリ性に近づきます。

肝臓を守る黒酢にんにく

ダイエットで栄養を摂らないことが身体に負担を与えるという問題があります。ダイエットで食物を減らすことが、肝臓に影響し肝臓で脂肪を蓄積し始めるのです。それはつまり脂肪肝で、肝臓の機能が損なわれます。肝臓は大切な働きをしている臓器です。ダイエットをしながら肝機能をちゃんと守る必要があり、そのために必須アミノ酸をはじめ各種のアミノ酸を摂ることが重要となります。黒酢はアミノ酸が豊富ですので、ダイエットのサポートになくてはならないものなのです。

えがおの黒酢にんにくで健康に

含まれる健康材料大豆ペプチド

大豆ペプチドは大豆の成分で、身体に最も吸収されやすい形となっている物質です。例えば大豆ペプチドを加えた食品を摂取したところ、基礎代謝が上がっていることが判りました。基礎代謝とは運動をしないで日常生活を過ごしているうちにどれだけ熱量(カロリー)を使ったかということですが、大豆ペプチドを一緒に摂った食事は消化吸収されやすかったと言い換えられます。また、筋肉により消費される代謝量は40%なので、運動不足などで筋肉が減っていると基礎代謝も落ちることになります。その状態でも大豆ペプチドを食事に足すだけで代謝をあげることができるのです。その他えがおの黒酢にんにくはえんどう豆ペプチド、黒大豆ペプチドを配合しています。

含まれる納豆菌抽出物の効果

納豆菌には「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれています。この酵素は血栓を溶解する働きを強めます。血栓は、運が悪ければ死に至ることもあるほどです。えがおの黒酢にんにくには納豆菌抽出物が含まれているので、コンスタントに摂ることで血栓を防ぐことができます。

黒酢のもろみ粕

黒酢の原料は米、水、麹のみで添加物は一切使用していません。米と麹から作ったもろみ粕で丁寧に作り上げられた黒酢です。多くの必須アミノ酸を含み、クエン酸、ビタミン、ミネラルが含まれています。

にんにくは黒にんにく

にんにくの栄養については、各種のアミノ酸と、アリシンとビタミンB1(これらが結びつくことで体内に長く残るビタミンB1に変化=アリチアミン)が特徴ですが、更に発酵させることでポリフェノールや必須アミノ酸の量、ガン予防やアルツハイマー型認知症予防に効くS-アリルシステイン、これらが増加します。

1日の服用量は2粒

簡単に生活に取り入れられるのがえがおの黒酢黒にんにくのメリットです。必須アミノ酸を食品から摂ろうと思うと大変な量になってしまいます。生活習慣病や運動不足、疲労回復などすべての健康面をサポートできます。

疲労回復にえがおの黒酢にんにく

黒酢のパワーで疲労回復

えがおの黒酢にんにくの、黒酢と黒にんにくの組み合わせはとても理にかなっています。黒酢は200年の歴史を持つ鹿児島県霧島市福山町の伝統の製造方法で作られていて、アミノ酸が強化されているのに加え、もろみ粕によってクエン酸がふくまれています。このクエン酸は、疲労回復にとても重要な物質です。また、黒にんにくは、発酵によってポリフェノールやアミノ酸、S-アリルシステインを増えています。

クエン酸が役立つ疲労回復

精神的な疲労は、活性酸素が神経細胞を傷つけることにより、神経細胞を修復しなければいけない状態にあります。また肉体疲労は筋肉の細胞が活性酸素によって傷つけられているので修復する必要があります。この際に必要なのがアデノシン三リン酸(ATP)で、これは体内のATPサイクルで作られます。このサイクルをサポートするのがクエン酸なのです。常にサイクルでATPを作り続けているので、ヒトの身体にはクエン酸がコンスタントに必要です。えがおの黒酢にんにくにはクエン酸を摂取できます。

にんにくより10倍のパワーの黒にんにく

にんにくはスタミナの源という印象がとても強いのですが、黒にんにくは更に疲労回復に昔から食べられてきました。疲労はためてしまうと免疫力が下り、病気になり易くなります。またストレスをためると血行に影響し冷えの原因になります。肉体的にも精神的にも疲労をためると身体に影響が出てきてしまいます。ストレスをためると活性酸素が多く出て体内の細胞を傷つけることになり、老化が進みます。ストレスで体温がさがれば免疫力が下がって病気になりやすくなる、という悪循環に陥ってしまいます。黒にんにくはこの連鎖から抜け出すきっかけを作ってくれるパワーをもっているのです。黒にんにくの持つポリフェノールは体内の余分な活性酸素を取り除いてくれます。また含まれるアミノ酸は壊れた細胞を修復してくれます。

黒酢と黒にんにくの組合せは疲労回復にとても役立ち、アンチエイジングの効果もあります。

えがおの黒酢でアンチエイジング

アンチエイジングに欠かせない質の高い眠り

夜に眠れないことが続くとストレスが解消されなかったり、太りやすい体質になったり、肌が荒れたりと美容面にも影響します。質の高い睡眠とは、寝つきも良く深く眠ることができ、翌日の寝起きもよくすっきりとした気持ちで朝を迎えられるような睡眠です。えがおの黒酢にんにくには睡眠を整えるアミノ酸のグリシンが含まれています。このグリシンという成分を摂ると睡眠のリズムを整えるということが判ってきました。まず、寝つきが良くなり眠りが深くなる、そして朝の目覚めが良くなり日中眠くならないので活動的になる、といったリズムを整える作用があります。

疲れた顔は美容の敵

えがおの黒酢にんにくは、疲労回復にも効果があります。もろみ粕で作った黒酢のクエン酸が疲労回復のカギです。疲労は、精神の疲労と肉体の疲労がありますが、精神的な疲労の場合は神経細胞を、肉体的な疲労の場合は筋肉細胞を活性酸素が傷つけています。傷ついた細胞を修復し、疲労物質を取り除いてくれるのがアデノシン三リン酸で、それを作り出すサポートを行うのがクエン酸です。クエン酸が不足すると疲労物質が無くなりません。

黒酢にんにくのアルギニン

黒酢に含まれるアミノ酸のうち、アルギニンの効果は血管を拡張して血液をたくさん通すので、そのため男女ともに若返ると言われます。血管でも血球がはりつくのを防いだり、血管が肥厚するのを防いだりと血管年齢を若返らせます。

成長ホルモン不足が老化を進める

アルギニンの効果は成長ホルモンの分泌を促すことです。傷んだ組織や肌の再生は成長ホルモンが担っています。アルギニンの効果は、美肌にもつながっています。成長ホルモンをつくるのは睡眠中なので良く眠り、質の高い睡眠をめざすことはアンチエイジングに直接関係があります。良い睡眠を取ることで生活自体にも張りが生まれ、アンチエイジングへの期待もアップするでしょう。