ラクトフェリンはノロウイルスを体内に入れない成分
ラクトフェリンとは
ウイルスや細菌の感染予防することができる成分で、乳や涙、唾液、血液などに存在します。ラクトフェリンは哺乳類の中でもヒトの母乳に多く含まれ、最も多いのは出産後の初乳です。赤ちゃんがこの世に生まれて初めて口にする乳に多く含まれているのですから感染に強いはずです。牛乳の約10倍の濃度で、赤ちゃんをウイルスや細菌から守るために存在し、その後徐々に薄まります。
ラクトフェリンの特徴
ラクトフェリンの効能は免疫調整作用といって、外から侵入する細菌やウイルスを見つけると免疫力を高め、未然に感染を防ごうとする作用です。また、抗菌、抗ウイルス作用や抗炎症作用といった、生きていくうえで必要な効能も備わっています。
ラクトフェリンを摂取する方法
ラクトフェリンは熱に弱いという短所がありますので、摂る時には注意が必要です。例えば乳製品のチーズを例にすると、プロセスチーズは製造過程で加熱されますのでラクトフェリンは壊れた状態です。ナチュラルチーズと呼ばれるカマンベール、モッツァレラチーズ、ゴーダチーズなどは加熱されていないので、ラクトフェリンが含まれています。これらのナチュラルチーズ100g当たりのラクトフェリンの含有量は300mgです。乳製品のヨーグルトでは、ラクトフェリン入りと記載されたものがあります。
牛乳にラクトフェリンは含まれるのか
牛乳は私たちの口に入る前に高温殺菌されているのが一般的です。低温殺菌という方法がありますが、手間がかかるのだそうです。低温殺菌を施した牛乳にはラクトフェリンは残っていて100ml中10mgが摂れますので、習慣づけて飲みましょう。低温殺菌は66度ほどで30分間殺菌しますが、賞味期限は短くなります。
ラクトフェリンと酸
ヨーグルトでも物議をかもしましたが、胃酸に耐えられるのかどうかで効果は変わります。酸には弱いラクトフェリンですが「胃酸」に関しては強く、胃酸によって「ラクトフェリシンR」という物質に変化し更に効果が強化されます。(全部ではなく一部です)
ラクトフェリンとノロウイルス
ノロウイルスにはワクチンも抗ウイルス剤もありません。大人の場合は死に至るケースはそれほど多くはありませんが、乳幼児や高齢の方が感染した場合は重症化することもあります。そのノロウイルスにラクトフェリンが有効であるという発見がありました。
ノロウイルスが引き起こす胃腸炎とは
冬場にはノロウイルスによる胃腸炎が年齢を問わず発症しています。主に11月から3月にかけて見られ、100個以下のウイルスで感染が広がる強いウイルスです。感染の経路は感染者の吐物や便の中にウイルスが存在し、それに手を触れることで広がるとされています。例えば、吐物の飛沫やウイルスに触れたことで経口で感染する可能性があります。予防方法は手洗いを奨励されていますが、石鹸と流水が必須で、30秒以上かけて洗います。手拭きも、共用のタオルやハンカチは止めましょう。また、吐物の処理にもひと手間が必要で、吐物を処理した後、窓を開けて塩素系の消毒剤でしっかりと消毒する必要があります。下着や衣服は塩素系の洗剤で洗濯しましょう。ノロウイルスに感染した人の後かたずけをする時は、必ず使い捨て手袋に使い捨てマスクをしてください。
ノロウイルスに感染すると
1~3日の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛と軽度の発熱を起こします。この症状は1~2日で回復する例が多く、水分補給につとめ医師の診察を受けましょう。
ラクトフェリンのノロウイルス予防
ノロウイルスが増殖してしまうのは、小腸や十二指腸の細胞にノロウイルスが簡単に入り込んでしまうためです。ラクトフェリンの効果についての研究報告によると、腸の細胞に張り付きノロウイルスから身体を守る作用と、胃酸で変化しさらに強化されたラクトフェリシンRがノロウイルス自体に張り付き腸に入ることを止める二つです。また、ラクトフェリンは予防もさることながら、胃腸(胃と小腸)炎を発症している人の症状も和らげることができます。これは免疫力を活性させる力があるためです。
ビフィズス菌も増やし更にラクトフェリンはノロウイルス予防する
ラクトフェリンの主な効能
母乳に多く含まれるラクトフェリンですが、ノロウイルスを防御する効能があることがわかっています。他にも効能があり、ビフィズス菌をふやすというとても重要な効果が判っています。
ビフィズス菌が働く腸
ビフィズス菌は、腸内に存在する善玉菌、悪玉菌、日和見菌のうちの善玉菌に当たり、腸内の環境を整えます。腸は人間の身体に必要な栄養素を取り込む大切な臓器です。また、腸は第二の脳と言われるほど「良いものと悪いものを選別する臓器」でとても大切です。腸には多くの血管と神経が集中しており、ストレスや緊張などの影響を受けやすい臓器でもあります。腸の健康が全身の健康に影響しますので、健康な腸を意識することが健康への近道です。腸を守っている善玉菌は腸内の善玉菌を増やすという機能も持ち合わせています。
ビフィズス菌と乳酸菌は別の菌
「乳酸菌とビフィズス菌」は良く効く名前ですが、これらは全く別の菌です。ビフィズス菌が「乳酸菌」や「酢酸」を生み出し、大腸に存在しています。腸と大腸全体で善玉菌中にはビフィズス菌が占める割合が一番多く、「酢酸」「葉酸」「ビタミンB」など身体に大切な栄養素を作ります。
ビフィズス菌の株とは
人間の体内にいるビフィズス菌は10種類ほどで、同じ菌種でも株が違うと人間に個性があるように働きも違います。それで「菌株名」がヨーグルトのパッケージに記載されています。ビフィズス菌は日々のストレスや加齢で減少するので、コツコツと増やす必要があります。
ラクトフェリンとビフィズス菌
ワクチンや抗ウイルス剤のない「ノロウイルス」のようなものを腸で防ごうとするラクトフェリンですが、腸内の環境を整えるビフィズス菌も増加させます。ビフィズス菌は身体に良い栄養素を生み出し、腸を整えます。ラクトフェリンは熱に弱く、ビフィズス菌は酸に弱い。そんな短所も良く知って賢く身体に取り入れ、ノロウイルスに感染しないような身体にしましょう。
ラクトフェリン摂取でノロウイルスから身体を守る
ラクトフェリンの効果を実証
大手乳製品製造業のある会社が中部地区で461名を対象に調査をしました。1日に100mgのラクトフェリンサプリを継続購入している人々に協力してもらいました。その結果、ラクトフェリンサプリを飲む頻度とノロウイルスの感染性胃腸炎にかかる人の関連性について調べました。ラクトフェリンサプリを飲む頻度を「ほぼ毎日」と「週4~5回」、そして「週2~3回」、さらに「週1回」で平均年齢に分けると、ノロウイルスに感染した人は「ほぼ毎日」の人は罹患率が0.6%「週4~5回」の人が1.0%「週2~3回」の人が1.8%「週1回」5.3%でした。この結果より、ラクトフェリンの効果はノロウイルスを発症しにくいという事実がわかりました。
ラクトフェリンがノロウイルスに強い理由
また、体内のナチュラルキラーを活性化させることもラットの実験結果よりわかっています。ヒトの体内では異質なものが外から入ってきた場合に、それを封じ込めようとします。そういった細胞がなんと6種類も存在します。その一つがナチュラルキラー細胞で、常に全身を巡ってパトロールする役割をしています。小腸の中にあるナチュラルキラー細胞を活性化しているのがラクトフェリンなのです。
ラクトフェリンには腸内環境改善にも
腸内善玉菌のビフィズス菌を増やす効果があるラクトフェリンですが、さらに腸内の悪玉菌の餌である「鉄」を結合しやすい性質を持っています。悪玉菌の餌を次々と結合して違うものにしてしまうのですから、悪玉菌の餌が不足し悪玉菌も減ると言う仕組みです。
ノロウイルスと腸内環境
ラクトフェリンの効能で腸内の免疫機能を高めることと、悪玉菌の餌を減らすこと、善玉菌のビフィズス菌を増やすこと、また、ビフィズス菌は「乳酸菌」を生成して乳酸菌はさらに腸の免疫機能を高める。まとめてみると、このような内容になります。母乳に多いラクトフェリンですが、母が赤ちゃんを守る本能をこの物質を通して垣間見るようです。細菌が耐性化して、抗ウイルス剤がないとなると身体を少しでも強くすることも必要でしょう。
ラクトフェリンをサプリで摂ってノロウイルスを寄せ付けない
ラクトフェリンの免疫力
ラクトフェリンは、ノロウイルス感染予防に効果がありますが体内の免疫機能を高める効果が実証されています。また、腸内のビフィズス菌を増やすことができますので、ビフィズス菌が生成する「乳酸菌」「葉酸」「ビタミンB」も増やすことができます。
ラクトフェリンの摂取量
もともとラクトフェリンは母乳に含まれるものなので、飲み合わせや1日の上限量もきまっていません。しかし、一般的には150~300mgとされています。食品から摂取する場合は、100gのナチュラルチーズに300mgのラクトフェリンが含まれているので最適ですが、毎日チーズを100g食べるというのは現実的ではありません。生乳(低温殺菌のもの)に置き換えると毎日1リットル飲む必要があり、現実的ではありません。サプリメントの場合は数粒の錠剤で摂取出来ますし、種類も豊富で配合成分で効果が強化されます。
サプリを選ぶ時の注意点
ラクトフェリンの短所は「熱に弱いこと」です。これをクリアしているサプリメントでないと身体で働きません。また、市販のラクトフェリンは胃酸に弱いものもあるようです。しかし、ラクトフェリンには胃酸で更に強くなり「ラクトフェリシンR」という物質に変化するという意見もあります。サプリには腸まで届くようにサプリのカプセル(耐酸性)自体を腸にたどり着くまで溶けない素材で製造しています。意見のわかれるところですが、腸まで守られるサプリにするかどうかもチェックポイントです。
配合の仕方で高い効果のサプリメント
ラクトフェリンと配合されて、更に高い効果を上げるものがあります。それがオリゴ糖と乳酸菌で、一緒に摂ることで腸内の善玉菌を活性化させることができます。オリゴ糖は元来母乳に含まれて赤ちゃんが下痢を起こさないようにする作用がありますが、更にビフィズス菌の餌になります。ラクトフェリンには、ビフィズス菌を増やす作用がありますので、ビフィズス菌が食べる餌となるオリゴ糖を一緒に配合することで腸内環境を整えられる期待が大きいです。
ラクトフェリンの効果はノロウイルスだけでなく、多機能なことが判明
ノロウイルスの強さ
毎年、11月から3月にかけてノロウイルスに感染した人数が発表されます。ノロウイルスはとても強いウイルスでワクチンや抗生剤がありません。また、水や高温にも強く、アルコールや酸にも強い手ごわいウイルスです。ノロウイルスは感染者の吐物や排泄物から経口で感染しますが、最近は空気感染するという情報も有ります。吐物の場合、後片付けの際にしっかり床を塩素系の消毒液で消毒を施さないと、床に残ったウイルスが乾燥して空気中に舞い上がって感染するというものです。
ラクトフェリンは脂肪燃焼効果が注目されていた
大手化学薬品企業で、ラクトフェリンの摂取で体脂肪や内臓脂肪が減ることが実証されました。しかし、この企業の場合はラクトフェリンが胃酸で溶けてしまうという結論を出していて、錠剤に特殊なコーティングをしてこの結果を得ました。その後、ラクトフェリンにまつわる効能は次々と発見され、ノロウイルスを防御する効能も発見されています。※ラクトフェリンは胃酸でその機能が失われるという意見と、胃酸で更に強くなって他の物質である「ラクトフェリシンR」に変化するという意見があります。
ラクトフェリンは肌にも効果
小腸にラクトフェリンのレセプターがあることは周知の事実でしたが、肌の表皮細胞や真皮細胞にもレセプターの存在がわかり、床ずれの傷がラクトフェリンの作用で治るという事実も判明したのです。レセプターとは細胞の表面や内部に存在して、細胞外の特定の物質と特異的に結合して細胞の機能に影響を与えるものです。ラクトフェリンを肌のレセプターが吸収してくれるので傷を治すことが判ったのです。
ラクトフェリンは可能性が多い成分
ラクトフェリンには、ノロウイルス以外のインフルエンザウイルスや風邪にも効果があるかもしれないと可能性を考える専門家もいるようです。ラクトフェリンの効能から考えると、一時的に摂るのではなく安定的に継続し、食品からも摂取するようにしましょう。例えば腸内環境は、一時的なストレスで簡単に乱れてしまいます。足りなければサプリメントで摂取するなど、一時的にではなく長期的に続けられる方法で行いましょう。
ラクトフェリンの力がノロウイルスからガンへ
ラクトフェリンがラクトフェリシンに変化
母乳から多くとれるラクトフェリンがノロウイルス感染予防に効果があることが発見されました。また、酸に弱いラクトフェリンが胃酸には耐久性があり、さらにラクトフェリシンという物質に分解されるという事実もあります。ラクトフェリシンは1992年に発見され、ヒトの胃の中でラクトフェリンが変化するという事実を突き止められました。ラクトフェリシンは牛の場合は、ラクトフェリンに比べて抗菌力が数十倍から数百倍も高いということです。ラクトフェリシンの特徴は、抗菌性がとても強いことと多機能性が挙げられます。その効能は、抗菌活性、抗酸化活性、抗炎症活性、免疫調整活性、がん細胞傷害活性などがありますが、ラクトフェリンとオーバーラップする効能が多いです。ラクトフェリンとラクトフェリシンの細菌や真菌に対してのアプローチが違うので、ラクトフェリンが最初に細菌などの増殖を止め、ラクトフェリシンがその細胞の細胞膜自体を破壊するというように仮定されています。
ラクトフェリンがノロウイルスの予防から抗ガン作用に発展
ラクトフェリンは内臓脂肪の減少効果で注目されていましたが、その多機能性にも着目され機能研究が進んでいます。抗がん作用にも影響があることが少しずつ分かっていて、臨床の現場では薬剤として使用されています。
ラクトフェリンとラクトフェリシン
胃酸で分解されるとラクトフェリシンになるのですが、菌へのアプローチもそれぞれ違います。両方の働きが必要なのですが、今のところラクトフェリシンは商品化されていません。
ラクトフェリンの研究
粉ミルクの研究で発見されたラクトフェリンの多機能性ですが、現在ではそのラクトフェリンを工業的に生産することができるようになりました。そして、粉ミルクからヨーグルト、その他の食品に添加されるようになっています。いまのところ、ノロウイルスのワクチンや抗菌剤は発明されていませんが、ラクトフェリンで症状緩和や、かかりにくくなるというデータが明らかになっています。
ラクトフェリンをより効果的に
ラクトフェリンを完璧に服用
ラクトフェリンの効果を最大限に活用するにはやはりサプリメントが便利です。例えばチーズからラクトフェリンを摂取する場合、ナチュラルチーズ100gからラクトフェリンを300mg摂取することが出来ますが、チーズばかりを100gとなると量は食べるのが難しいでしょうし、毎日コンスタントに摂るとカロリーが多すぎて太ってしまうでしょう。ラクトフェリンを安全に摂取量をちゃんと摂るにはサプリメントが欠かせません。
ラクトフェリンをいつ服用するのか
サプリメントを製品化している大手化学薬品会社では「ラクトフェリンをいつ摂取しても、また一日の摂取量をまとめて摂ってもかまわない」という説明をしています。よりよく摂取する事を最優先に考えてみると、食後の胃酸の分泌が多い時間帯よりも、就寝前の胃の状態が落ち着いた時間帯が良いと思われます。とくに睡眠に入ってしまうと胃の活動は治まりますので就寝前がおすすめです。
ラクトフェリンの効果を得るために
一日のいつ服用するのかというよりも、いかに長期間コンスタントに続けられるかがラクトフェリンのサプリを摂る重要なキーポイントとなります。大手化学薬品会社が行っている検証実験では2ヶ月以上をかけたものがほとんどです。その期間を続けることで効果を実証できているので、一日どの時間に摂るのか、何回に分けるのかということよりも、いかに無理なく長く続けられるかが基準になります。
ラクトフェリンの摂取でノロウイルスに対応できる免疫力を自分のものにする
第二の脳と言われる腸の環境を守ってくれるラクトフェリンですが、日々の暮らし方によってはストレスや生活の乱れで免疫力が低下をする事もあるでしょう。ラクトフェリンのサプリを摂取しながら長期に継続すれば、途中で腸の環境に変化があったとしても対応できる免疫力が備わっているはずです。コンスタントに継続することで免疫力を自分の物にして、アンチエイジングにも役立つことになるでしょう。
ラクトフェリンでノロウイルスに備える
毎年増えるノロウイルス感染者
11月頃から良く耳にするノロウイルスによる感染ですが、以前は真新しい存在でしたが現在はすっかり定着してしまいました。科学は日進月歩しているのですが、まだまだ、分かっていないことが多いようです。
ノロウイルスへ普段から対策
ノロウイルスにはワクチンも抗生剤も有りません。薬剤による治療は対症療法だけです。例えば下痢には整腸剤を、腹痛には痛み止めなどを服用します。感染後は病状がおさまることをただ待つだけです。
ラクトフェリンはノロウイルスの予防する
ラクトフェリンは母乳に多く含まれる成分で、ヒトの免疫機能を高める成分です。普段からラクトフェリンを摂取して、腸から強い免疫力を備えることが可能だという事が判ってきました。ただ食品からの摂取は、乳製品などを毎日多量に摂取する必要があるので現実的ではなく、サプリメントで摂ることも可能です。
ラクトフェリンの効果
ラクトフェリンは、細菌やウイルスを身体に入れない作用があります。腸内にラクトフェリンが存在すると腸の表面からノロウイルスを入れません。また腸にあるノロウイルスにラクトフェリンがくっついて、腸の細胞から中に入れない様に阻止します。ノロウイルスへの防御をするためには普段からラクトフェリンをとって腸の免疫機能を意識して高める必要があります。
サプリメントを選ぶ際の注意点
ラクトフェリンの短所は、熱に弱いことと、胃酸に含まれるペプシンに弱いことです。乳幼児の胃からはペプシンは分泌されないのでラクトフェリンは順調に腸で吸収されます。ところが赤ちゃんも生まれてから少し経つと胃でペプシンを分泌するようになります。このペプシンの影響をうけるので、サプリには工夫のあるものを選びましょう。カプセルが胃液の影響を受けない様に作られているサプリメントが殆どです。この項目は必ずチェックしましょう。また、一緒に配合されている成分はラクトフェリンが持つ多くの機能をさらに強化してくれるものです。配合されているものをしっかり調べましょう。
ラクトフェリンで普段からノロウイルスを予防できる身体作り
ノロウイルスは増えている
11月頃からニュースなどで発表されるノロウイルスによる感染ですが、年々感染者が増えています。ワクチンも抗生剤も存在しないウイルスで、乳幼児や高齢者にとっては重篤化する危険があるため、ウイルスに負けない身体を作っておきたいものです。ラクトフェリンには予防したり症状を緩和したりする効能があります。食品からの摂取は、チーズや牛乳などの乳製品100gに摂取基準量の150~300mgが含まれていますが、毎日コンスタントに摂ろうと思うとチーズなどではカロリーを摂り過ぎてしまい現実的ではありません。摂取しやすいサプリメントも充実しているので、ラクトフェリンの特性を良く調べた上で購入したいものです。
ノロウイルスの強さ
ノロウイルスは、水、高温、アルコールなどあらゆるもの対して強いと言われています。その強さはウイルスがいくつで感染した状態になるかという事で表されます。インフルエンザに感染する時はウイルスが100万個ですが、ノロウイルスは100個で感染してしまいます。
ノロウイルスに触れない
対策としてわかっているのは、吐しゃ物を片付ける時に絶対に触れない事と、空中を浮遊するウイルスを吸い込まないようにする事です。使い捨ての手袋とマスクは必須になります。その他、吐物の床の後処理は必ず塩素系の消毒液で消毒しましょう。
日頃からラクトフェリンで強くなる
ラクトフェリンのサプリメントは、胃酸で溶けてしまうことを考慮してカプセルが腸まで溶けないタイプのものが多くあります。ラクトフェリンは抗菌、抗ウイルス作用があるのでノロウイルスを寄せ付けません。また、腸内の善玉菌のビフィズス菌を増やす効果がありますので、一緒に配合される成分もオリゴ糖や乳酸菌など、腸内環境を強化するものを選ぶことが重要です。途中で止めることなくコンスタントに服用を心がけましょう。